毎年恒例のお盆の墓参りからのオホーツク釣行。
今年も8月12日から1泊二日で行ってきた。
墓参りを済ませクッチャロ湖へ移動しキャンプ、その後オホーツク海沿いを南下し状況調査を兼ねて漁港やサーフを回ってくるいつものパターン。
だがここ数年お盆時期のオホーツク北部はなにも釣れない。
そのせいか釣り人の姿もほとんど見かけなかった。
過去に一度目梨泊でメス鮭を釣ったことがあるが、ほとんどまぐれのヒット。
もう何年前になるだろうか。
この時はまだ釣り人も多く、カラフトマスが釣れたりもしていた。
だが、特にここ数年は海水温の上昇もあって鮭はおろかカラフトマスも姿を見せない。
今回も釣行にはあまり期待は持っていなかったが、まだ訪れたことのないサーフへ行って周辺の状況など確認してくるのが本来の目的だ。
途中、鮭釣りでは有名な枝幸周辺も見てきたがいたるところで進入禁止の看板、ロープ、また場所によってはコンクリートブロックなどが設置されていた。
徹底した釣り人排除の光景が昨年以上に見て取れたので、正直ここ枝幸町周辺での鮭釣りは難しいように思われた。
枝幸町を通り過ぎ、目的のサーフには13時到着
数人がぶっこみスタイルで鮭を狙っている。
様子を除きに来たおそらく地元の釣り人の話によると時期的にまだ少し鮭には早いようだとのこと。
はじめてきた場所だったが、地元では人気のポイントらしくピーク時には入る場所もないくらい込み合うところらしい
また今年は例年以上に海水温が上がっていてなかなか鮭も岸よりできないのでは?とも話していた。
釣り人の数からしても釣れる見込みは薄いが、とりあえず準備開始。
4本の投げ竿を用意し13時半釣りを開始する。
すると一投目から小刻みに竿先を揺らす小さなアタリがくる。
鮭とは全く違う、いわゆるエサ取りと呼ばれるウグイかフグのアタリに違いない。
一応リールを巻きあげ引き上げてみるとやはり針先についていたのは「ウグイ」
リリースしエサを付け替え再びキャスト。
仕掛けの着底とほぼ同時にアタリがくる。
これもウグイだ。
エサとりとの格闘が続き手持ちのエサも切れかけてきたころ、すこしウグイとは違うアタリがあり、引き揚げてみるとデカサバが食いついてきた。
予想外の獲物だったが、坊主逃れにキープ。
このサバを最後に、状況改善が見込まれないため納竿とすることにした。
今回のサーフは初めて訪れたが、釣り場までのアクセスのしやすさなどを考えるとできればもう一度来てみたいと思わせてくれる場所だった。
これまでの経験を踏まえ去年からはある程度ポイントを絞り込み、やみくもに北海道各地を走り回るのは止めてより可能性のある場所を集中して攻めるやり方に変えてきている。
全体の7割を占めるオホーツクがその場所となるので、またいつか来る機会はあるような気がする。
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