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2025年9月6日土曜日

鮭釣行4、5戦 再び太平洋へ

 鮭釣り4戦目 8月24日再び太平洋へ

息子の誘いで前回1匹目を釣ることのできた太平洋サーフへ向かった

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初日、目的のサーフには17時過ぎに到着

とりあえず竿を出すが、海藻ゴミがひどく釣りにならない

一応日が暮れるまで投げ続けるが、鮭の反応はおろか餌取のいたずらも皆無


翌朝も5時から同じポイントで狙ってみるが、相変わらず鮭の反応は無い

午前中で見切りをつけ場所を移動しようと海岸線を南下するが、適当な場所が見つからない


サーフでの鮭釣りはいったん諦め、漁港を探してみる


途中小さな漁港で数人の釣り人の姿を見つけ、一応様子見で状況確認

しばらくすると鮭のヒットシーンが目に飛び込んでくる

鮭がいることを確認し釣りの準備を開始

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だが同じようなポイントを狙ってもなかなか鮭はかからない

その間何人かが鮭を釣り上げるが、息子と自分の竿にはアタリは無い

結局鮭が釣れることはなく、4戦目は坊主に終わる


鮭釣り5戦目 再び太平洋

9月2日4戦目のリベンジで再び太平洋へ向かう

息子は仕事の都合で来られず、妻と二人だけの釣行だ

8月末に大きな群れが入りかなりの数が釣れたとの情報が飛び込んできたことで、当初のオホーツク狙いから場所を変更し来てみた

爆釣からすでに3日が過ぎていたが、はたして釣れるのか?


目的地到着15時半

小雨が降るあいにくのコンディションだったが、とりあえず竿を出し釣り開始

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すると右隣の釣り人にヒット!

さらにその横の釣り人にもヒット!

これは期待が持てそうだ、とキャスティングを繰り返していると

コツっと小さな前アタリがあり少し待ってから軽く合わせを入れてみると、グッと引き込まれる生体反応

大きく合わせを入れフッキング

1匹目の鮭が釣れた

だが、この日はこの一匹のみであとが続かず終了


翌朝期待で19時終了し車中で仮眠をとる

だが、この日北海道南部には大型の雨雲がかかり、深夜釣り場にも大雨

そのせいで翌朝の漁港内の海水は茶色に濁り、鮭の姿は無い

大勢の釣り人が2時過ぎから釣りを開始するが、誰一人として鮭を釣るものはいなかった


6時過ぎまで竿を振るが何の反応も無く、釣りをあきらめ車へ戻る

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車中で朝食を取りしばらく休憩ののち場所移動

海岸線を北上し、前回全く釣れなかった漁港へふたたび向かってみる


この日は前回に比べ釣り人は少なく、どうやらピークは過ぎ去ったのか?と期待薄の気持ちで港内へ入り車内からしばらく様子を伺っていると、左側の女性にヒット!

このヒットシーンでスイッチが入り早速釣り準備


空いていた場所に入れてもらい釣りを開始すると、今度は右隣で連続ヒット!

そしてほどなく自分にもアタリがあり、大きく合わせを入れヒット!


だが、今回も続かない

釣り方を変えてみようと投げ竿にチェンジすると、まもなく竿尻が跳ね上がるようなアタリがあり慌てて竿を手にしリールを巻くと、抵抗する鮭の生体反応が手に伝わってくる


何とか手元まで引き寄せ無事ネットイン

その後さらに2本の鮭が掛かり、合計4本を釣ることができた


時間は16時半、夕マズメタイムでまだ釣れたが、前日の1本を加え合計5本の鮭でクーラーがいっぱいになり納竿とした


スタートの漁港からの移動判断が功を奏し、リベンジ釣行5匹の鮭を手に帰宅の途についた

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2024年10月4日金曜日

オホーツク鮭釣行 シーズン最盛期

今年は8月から秋鮭釣りに没頭し、太平洋を皮切りにオホーツク海まで何度も足を運んできました。

スタートは鮭釣りの早場といわれている太平洋。
昨年8月9日に2匹の鮭を釣った「目黒漁港」を皮切りに、歌別漁港や十勝港、旭浜漁港、果ては大津まで車を走らせ鮭を釣ろうと走り回ってきましたが惨敗。

8月後半から9月中旬まではオホーツク海に狙いを定め、紋別、網走、猿払まで走り回り鮭を捜し歩きましたが、ここでも出会うことができず、今年はもうこのまま終わるのでは?と、半ばあきらめにも近い感情に襲われ、鮭釣りを始めて7年はじめてボウズを覚悟していました。

それでも6戦目にして奥さんが歌別で雌鮭を釣り上げ、その後7戦目、8戦目で自分もそれぞれ雌鮭、雄鮭を1匹づつ釣り上げ、シーズンを通してのボウズは回避できましたが、長距離を走って鮭1匹という結果にあまり喜べない思いもありました。もちろん1匹でも釣れると嬉しいですが、できれば数釣りを楽しみたい、そんな気持ちもありました。

今回ふたたびオホーツク海方面へ。
向かった先は、恐らく9月末から10月初旬にかけピークを迎えるであろうと予測していた場所です。



初日の夕マズメ、夕方5時から投げ竿2本とウキルアー1本で魚の反応を探ります、が反応ありません。釣り人も少なく、予測を誤った?と少し不安な気持ちのまま初日を終了。

翌朝4時30分
既にポイントには大勢の釣り人が朝マズメ狙いで釣りを始めていました。それでも左側にはまだスペースがあり、3本の投げ竿を立て釣り開始。

するといきなりキャストし終えたばかりの竿の穂先が大きく揺れ動きヒット!

リールを巻くと確かな手ごたえ。

まだ日の出前の暗闇の中、必死にリールを巻き上げ鮭を引き寄せます。
遠浅のサーフでかなり遠投したので、なかなか鮭の姿が確認できませんが、それでも手元には鮭の生命反応がしっかりと伝わってきます。

ようやく波打ち際まで引き寄せた1匹目は雄鮭でした。

その後再び2本目の竿にヒット!
1匹目を引き上げて僅か9分後でした。これも暗闇の中ライトで確認するとやはり雄鮭。


もちろん、卵を抱えた雌鮭が釣れるのが望ましいのですが、70センチほどの大型の魚とのやり取りを楽しむ釣り人にとって、雄であろうと雌であろうとどちらでも構わない。自分の仕掛けに食いついてきてくれた鮭に感謝です。


開始早々2匹を釣り上げた後1時間ほど静かな時間が過ぎ
6時半再びヒット!

今度は、顔つきと尾の形から雌鮭のような気もしましたが、自信が持てず判断保留。
自宅へ戻ってからの開腹を待ちます。

釣り開始から2時間、ようやく念願の複数釣果3匹を上げることができました。
この日は全体的に好調で、周囲でもみんな複数の鮭を釣り上げているようでした。





朝マズメが終了し、8時を過ぎた頃には鮭のあたりも途絶え、沖の方ではハネもありましたが、キャストで届く範囲には反応がなくなったところで釣りを終了。

予定ではもう一泊するつもりでしたが、途中で合流した息子夫婦が親戚からいただいたぶりやヒラメ、タコを持ってきたので、クーラーボックスに余裕がなくなり釣り継続を諦めることに。

少し後ろ髪をひかれる思いはありましたが、今回のオホーツク釣行を切り上げ帰宅の途に就きました。




2023年10月22日日曜日

鮭釣行最終でリベンジ

 前回の道北ボウズ釣行から4日後、リベンジを果たしたいと再びオホーツクへ。


今回はオホーツク海南部のとあるサーフで初めての場所だ。

先行していた息子はすでにかなりの実績を上げていたようだったが、ブナが多くほとんどリリースしたらしい。比較的状態のいい3匹をキープし帰宅途上にあった。


教えられたポイントに到着したのは午後3時。

釣り場の状況を確認していると、鮭を釣り上げる姿が目に入ってきた。

早速自分も準備を始めポイントへ向かう。

空いている場所へ入りキャスティング開始。だが、なかなかあたりは来ない。

周囲のアングラーたちは次々と鮭をヒットさせている。

開始2時間が過ぎ、少し左のほうへポイント移動しキャスティング。すると着水とほぼ同時に鮭の前アタリが来た。

少し間をおいてウキの変化を確かめながら合わせを入れる。

ヒット!

ようやく最初の一匹が掛かった。

その後2匹目を狙ってキャストを繰り返すがなかなかあたりは来ない。

日没後も電ケミを灯して続けるが、結局この日は一匹のみで終了。

2匹目は翌朝に持越しとして初日を終えた。

翌朝海の様子を確認すると、風の影響か波が高く釣りにならない状態だった。

何人かはそれでも果敢に釣りを始めていたが、1時間もたたずに引き上げてくる。

前の日浅瀬にあれだけいた鮭は姿がなく、どうやら沖へ移動してしまったようだった。

しばらく様子を見ていたが、このままここにいても状況が改善することはないだろうと移動を決意。

漁港内なら釣りは可能だろうと近くの漁港へ向かってみたが、最初の漁港は釣り人の姿がない。おそらく釣れていないのだろうと判断し竿を出さずに移動する。

その次の漁港は釣り人は多く、釣り上げられた鮭の姿も確認できたが場所がなくここでの釣りもあきらめざるを得なかった。

3か所目、ここは河口ポイントだが風の影響が少なくそれほど大きな波もなかったので、すでに大勢の釣り人がサケ釣りを始めていた。

しばらく様子を見ていると、何人か鮭を釣り上げている姿が見えた。

釣れるかもしれない。
そう思い準備を開始、空いていたポイントへ入り釣りをはじめる。


すでに釣れない時間帯ということもあり、引き上げていく釣り人も多いなかそれでも目の前では跳ねやモジリ確認できる。

期待を抱いてキャストを繰り返すことおよそ一時間、ついに待望のアタリが来た。

タイミングを見計らって合わせを入れる。

ヒット!

この日2匹目の鮭が掛かった。

だが、引きが強くリールを巻いてもなかなか上がってこない。

ドラグが引き出され足元へ寄せることができない。

近くのベテランさんにアドバイスをいただき、なんとか波打ち際まで引き寄せるとかなり大きめの雌鮭が上がってきた。

この一匹を引き上げるのにかなり格闘したせいか、一気に疲れがでて次を狙う気力がなくなってしまった。

時間はまだ十分にあったが、前日の1匹とあわせて2匹の雌鮭に満足し、リベンジ釣行を終えた。


2023年10月14日土曜日

2023年 道北方面鮭釣行記

 2023年10月11日から2泊3日の行程で、鮭狙いの長距離釣行に行ってきた。

結果は、残念ながらボウズ。

(初日)

オホーツク北部のH漁港へ。

午後3時に到着した時点では釣り人の姿はまばらで、釣れている気配も無し。

朝マズメで釣れたであろう鮭を無造作にバケツに放り込んでいる姿も見かけたが、ほとんどの釣り人は釣れていないようだった。

港内の様子を見ていると、ハネは見られるし足元を鮭の群れが泳いでいる姿も見られる。

だが、ルアーやフカセ針に食いつかないようだ。

2時間ほど竿を出してみたが、全く反応無し。

誰か一人でも鮭を釣り上げる姿を見せてくれればやる気も湧き上がるが、そんな気配も感じられず初日夕マズメは諦め、近くの道の駅で車中泊。


(2日目)

朝3時起床。

再びH漁港駐車場へ向かう。

漁港側が用意してくれている釣り人の為の駐車スペースだが、シーズンピークには止められないほど込み合うこの駐車場も今回はすんなりと場所を確保できた。

裏を返せばそれだけ釣れていないということなのか。

それでも長距離を走ってきた以上、竿も出さずに引き上げるわけにもいかないので防波堤側に場所を定め4時釣り開始。

目の前で頻繁に鮭のハネは見られるが、やはり喰いつかない。

釣り開始から2時間、周囲も含め1匹も鮭が上がらない。

場所を変えようと防波堤奥のほうへ移動。

すると隣でウキフカセ釣りをしていた釣り人の竿先が大きくしなり、銀ピカの鮭が上がった。

すかさずルアーからフカセに変えアタリを待ったが、残念ながら反応は無し。

午前8時H漁港での鮭釣りを諦め稚内方面へ車を走らせる。


途中、Hi漁港、O漁港を覗いてみたが鮭の姿は全く見られない。

ここでは竿を出さずに稚内駅近くのK漁港へ向かった。

ここは数年前奥さんと二人で爆釣した経験のあるポイントだが、この日は到着が11時を過ぎていたためか釣り人は少ない。

少し風は強かったが空いている場所へ入り釣り開始。

だが、ここもH漁港同様ハネは見られるもののなかなか食いつかない。

足元を覗くと、鮭の群れが優雅に泳いでいる姿が見られる。

だが何度も経験があるが、この鮭は全くと言っていいほど餌には食いつかない。

群れの中へ仕掛けを落としても見向きもせず通り過ぎていく。

斜路付近では大量の鮭が頻繁に跳ねたりもじっている様子が見られる。

結局ここでもすれた鮭に翻弄され釣果無。


(3日目)

稚内道の駅で仮眠をとり、再びK漁港へ。

のんびりと5時過ぎに向かったせいもあるが前日とは打って変わって釣り人が多く、入る隙間なし。

しばらく様子を見ていたが鮭を釣り上げる姿は見られなかった。

短時間なので何とも言えないが、おそらくH漁港同様だろうと考え次のポイントへ向かう。

向かった先はB漁港。

ここも釣り人の姿は多かったが、釣れている気配なし。

10月初めの大雨の影響で海水の濁りを考え、釣行予定日をずらしてきたが10月13日ではもう遅いのか。

何処へ行っても仕掛けに食いつかないすれた鮭ばかりだ。

ここでも竿は出さずに、次の目的地W漁港へ移動。


漁港へ着いたのは朝7時。

やはり釣れている気配はない。

諦めて引き上げてきた釣り人に話を聞くと、朝方全体で3匹ほど釣れたのみで本人は釣果無しとのこと。

出鼻をくじかれる一言だったが、このまま帰るわけにもいかず釣り準備開始。

少し風は強かったが、防波堤を風よけに釣り座を構えルアーをキャスト。

だが、即座にアタリは来るがすべてエサ取りの反応で鮭のアタリは無い。

エサを付け替えキャストを繰り返すが、状況変わらず。

周囲の釣り人も徐々に減っていく。

場所を変え斜路のほうへ移動。

すると、左隣の釣り人にヒット!

少しブナがかってはいたが立派な鮭が上がった。

全く釣れていない状況の中で自分ではないにしろようやく釣れた鮭にテンションアップ。

更にその左隣にもヒット!

釣れていない漁港の中で唯一釣れ始めた場所に人が群がってくる。

気づけば、4~5メートル間隔で3〜4人が並んでいただけの場所がいつの間にか人でいっぱいになっていた。

広い漁港の中で1か所だけが河口付近で見られる鮭釣りの様相を呈していた。

自分の隣に入り込んできた男女も、なんの挨拶もなく釣りを始めていた。

割り込んでくるのであれば一声かけてほしいものだ。

そうすればお互いもう少し違った思いで釣りを続けられたのだが。

広い漁港の中で不自然に込み合っていた場所で何人かは鮭を手にしていたが、徐々にアタリも遠のき釣れない時間が続くと、一人また一人と割り込みメンバーが消えていった。


5時を過ぎあたりも暗くなってきたため、そろそろ自分たちも終わりにしようと思っていたその時、最後の一投でキャストしたルアーにいきなりのヒット!

2泊3日の長距離釣行の最後の一投に念願の初ヒット。

その瞬間に、タモを用意していなかったことに気づき奥さんを呼ぼうと振り返ったその瞬間、鮭は針先から逃れて消えていった。


オホーツクから宗谷湾そして日本海と長距離を走ってようやくきた鮭のアタリ。

その貴重なアタリを、一瞬の油断でばらしてしまった。

悔しさがふつふつと湧き上がる。

たとえ数メートルでも場所を変えるときは必ずタモもセットで移動する。

今回のバラシで得られた教訓を胸に、なんとも言えない気持ちを抱えたまま、帰宅の途に就いた。


2023年9月28日木曜日

4度目のオホーツクで鮭の群れに遭遇


 息子に誘われ懲りずに出かけた4度目のオホーツク海で、ようやく鮭に出会えた。

指定されたポイントへの到着は午後2時。

息子は別の場所で早朝(というか夜中)2時から始め、すでに10匹を釣り上げていて睡眠不足もありかなりのお疲れモード。

それでも後から到着するオヤジの為にと、待ち合わせの場所で眠そうな目をあけ待ってくれていた。

場所は某河口。すでに多くの釣り人が鮭を手にしている。

幸いにも空いていたスペースへ入り、午後2時釣り開始。

すると、幸運にも一投目からコツンコツンと鮭特有の前アタリ。

ウキが海中へ沈む瞬間に合わせを入れHIT!!

息子のタモ入れで、無事1匹目をGETできた。

目の前には鮭の群れが泳いでいて、多数の背びれや黒い魚体が確認できる。

群れめがけてキャストを繰り返し、2匹目、3匹目と釣り上げる。

息子もほぼ同じタイミングで鮭を釣り上げている。


結局夕マズメの3時間程度で二人合わせて6匹の鮭を釣ることができたが、息子の疲労と翌日のことも考えこの日は早めに切り上げた。


翌朝向かった先は、前日息子が爆釣したポイント。

ここもオホーツクの某河口で初めて訪れた場所だが、ウェーダーが無いと難しい場所だ。

これまで高密度の河口での鮭釣りは避けていたので、ウェーダーを持たない自分には不利なロケーションだったが、それでも周りのヒットシーンに触発され長靴で挑戦。

だが、長靴ではあまり海へ入れず好ポイントへのルアーキャストも難しい。


しばらくして、息子が1本だけ立てておいたブッコミ竿にアタリが来た。

ルアーロッドにブッコミ用の仕掛けを付けて海へ投げ入れていたものだが、そのロッドにヒット。

すぐに自分も3本の投げ竿とリールを用意し、ルアーからブッコミ釣りにチェンジ。

しばらくして真ん中の竿の穂先が大きく揺れ、待望のアタリが来た。

リールを少し巻き、鮭の重みを確認してから大きく合わせを入れヒット!

銀ピカの雌鮭が釣れた。

その後息子にもブッコミ2匹目の鮭が掛かり、結局前日の爆釣も含め二人合わせて20匹近い鮭を釣ることができた。(息子15匹、オヤジ4匹)

海水温の影響で岸寄りが遅れているといわれ、いままでなかなか釣ることができなかったがようやくオホーツクの鮭釣りが活気づいてきたようだ。

続けていればまだ釣れたのかもしれないが、家までの距離と帰宅してからの後処理を考え12時納竿。帰宅の途に就いた。



2023年8月10日木曜日

2023年秋サケシーズン開幕

いよいよ23年秋サケ釣りのシーズン開幕

まだ少し早いか?と思いつつ、7月31日太平洋方面へ向け車を走らせる。

去年のオホーツク海以降、サーフでのブッコミ釣りにはまり今回もスタートはブッコミ。

だが、4本の投げ竿には待てど暮らせどアタリなし。

夕方から降り始めた雨が少し強くなってきたところで、この日はギブアップ。

大樹町の中華食堂で夕食を済ませ、近くの道の駅に移動。

翌朝5時まで仮眠をとらせていただき、近くの旭浜へ向かってみるが到着した時間にはすでにサーフも漁港内も満席で入れるスペースなし。

やむを得ず襟裳の歌別漁港へ移動。ここは逆に釣り人がほとんど見られず、いつもの船上げスロープ横で3名のみ。

釣れていないのだろうか?

せっかく来たのに竿も出さずに帰るわけにもいかないので、貸し切り状態の防波堤ゾーンへ渡って釣りを始めるが全く反応はない。

足元を数匹のカラフトマスとデカサバの群れが泳いでいくが釣れそうもなく、早々に秋サケ初戦はギブアップ。

1週間後リベンジ釣行で再び太平洋へ。今回は事前情報で釣れていると聞いた某漁港へまっすぐ向かう。

ポイント到着は午後3時、釣り人は多かったが場所はある。霧雨模様の天候だったが、レインジャケットを用意し早速釣り開始。

周囲も含めしばらくは動きはなかったが、4時を過ぎたころからぽつぽつと鮭が上がり始める。だが、なかなか自分の竿にはアタリはない。

5時36分、ついに竿先にコツコツと初の前アタリ、ウキが海中に沈む。軽く合わせを入れ、重みを確かめて大きく合わせを入れる。

ヒット!

ようやく来た初ヒットに少し興奮しながら引き寄せる。

が、竿を寝かせたまま引き寄せようとしたため、鮭は大きく横走り。すこしジャンプした瞬間、バチッと音を立ててラインブレイク。

鮭はルアーとフロートを抱えたまま泳ぎ去ってしまった。

今年の初鮭がまさかのバラシ。

その後は全くアタリなく、日没後もケミカルライトを照らしながらアタックしてみたが反応なし。初日はバラシ1匹で終了となった。


翌朝4時小雨模様の中再開。開始1時間、ファーストヒット!前日のバラシの瞬間が脳裏をよぎる。

慎重に鮭を引き寄せ、隣の方にサポートいただき無事ランディング。その後もう一匹追加し、朝のラッシュタイム終了。2匹の釣果で前日のバラシの悔しさも少し和らぎ、12時納竿。


帰り道再び歌別をのぞいてみたが、相変わらず釣り人は少なく釣れている様子もなかった。昨年の8月は同じ太平洋へ2度足を運んでも全く釣れなかったが、今年は2戦目で2匹の釣果と、バラシはあったものの幸先のいいスタートが切れた。


この調子で本番の9月~10月を迎えることができれば、2桁釣果も夢ではないのかもしれない。

2022年10月25日火曜日

2022鮭釣行最終戦

 今シーズンを締めくくるつもりで向かった伊達漁港。

そこそこ釣り人はいるが、港内にハネはなく釣れている様子もない。

それでも外海側から戻ってくる釣り人の何人かは鮭を手にしている。

どうやらこの日は港内よりも外海がねらい目だったようだ。

テトラに上がっての鮭釣りには少し不安を覚える年齢、とりあえず港内をフカセでチャレンジしてみるが反応なし。


翌朝も再び港内でチャレンジしてみるがやはりかからない。

さすがに朝マズメはハネやもじりも見られたが、7時を過ぎたころにはそれも見られなくなり釣れそうな気配はほとんどなし。

前日息子から聞いていた瀬棚港が気になり、とりあえずマップでチェックすると約2時間の距離。

少しためらいもあったが、伊達より可能性が高いと判断し移動決定。

長万部経由で約2時間、瀬棚港へついたのは12時を少し過ぎていた。

数日前に爆釣があったと聞いていたが、港内にはそんな気配は全くなく釣り人も少ない。

それでもしばらく様子を見ていると時々鮭のハネも見られる。

活性の低い時間帯だが何人か釣り上げるシーンも見られた。

ヒットシーンに触発されさっそく準備開始。

だが、なかなかアタリは来ない。

結局日没まで粘って一度のアタリも無し。

日没間際、足元にはかなりの数の群れは確認できたが、すれているのか全く仕掛けに反応しない。

翌日の朝マズメに期待を持ち越し車中泊。

翌朝5時、日の出前のまだ薄暗い中ウキルアーで再開。

開始後まもなくいきなり隣の女性アングラーにヒット!

しかも立て続けに2本を釣り上げていたが、広い港内でヒットシーンを目にしたのはこの2匹のほかにターミナル前の釣り人の1匹のみ。

結局期待の朝マズメも一回のアタリもなく終了。

9時を過ぎたころ、道南の爆釣スポットとして情報を得ていた鵜泊漁港へ移動してみたが、瀬棚以上に鮭の気配はなく、再び瀬棚へ戻り釣り再開。

ポイントを少し変えてみたが状況は変わらず12時ギブアップ、納竿とした。


最終のつもりで出かけた釣行だったがもやもやとした気持ちが晴れず、翌週再び日本海へ。

この日は先行していた息子から釣れているとの情報を得、日本海のとある漁港へ向かった。

鮭狙いでは初めての漁港だったが、港内にかなりの鮭が入っているようで息子もすでに2匹釣っていた。

港内のいたるところで鮭のハネもあり魚影の濃さがうかがえる。

今回こそはと意気込んでさっそく釣り開始。

だが、ここでも自分の竿には反応が無い。

ルアーチェンジを繰り返してみてもフカセに変えてみてもなぜか自分の竿にアタリは来ない。

その間にも息子は着実に釣果を重ねていく。

結局日没6時までで一度のアタリも無し。

翌朝、開始間もなく息子にヒット!


しばらくしてようやく自分にもアタリ!

ゴツン、ゴツンという鮭特有のアタリに合わせを入れヒット!

慎重にリールを巻きながら足元まで引き寄せ、息子がタモを用意した瞬間フッと軽くなる。

バレた!


掛かりが甘かったか?

仕掛けを引き上げ針先を見ると、真っ二つに折れていた。

それほど古い針を使っていたわけでもなく、折れる理由に全く心当たりがなく意気消沈。

それでも何とか一匹と続けてみたものの、結局、この日の釣果は息子6匹(すべて雌)、自分はゼロ。

最終釣行は一匹も上げることができなかった。

場所によってはまだ釣れるところもあるだろうし多少悔いは残るが、今年の鮭釣りはここで納竿。

事情があってしばらく釣りには出かけられないので、リベンジは残念ながら来年まで持ち越しとしたい。


2022年10月5日水曜日

オホーツク鮭釣行記Ⅱ

 シーズンピークのこの時期、どこへ向かおうか?

いろいろと情報を調べながら、向かった先は「能取湖」

網走の東に位置するオホーツク海につながる湖で、ウィキでは海跡湖と紹介されていた。


能取湖

札幌圏から近い日本海側でも釣果が聞かれるが、今回は確率優先でおそらく魚影が濃いであろうオホーツクへ向かうことに。

予定は3日間。

10月1日(土)から3日(月)までだが、シーズンピークの土日は少し気になるところ。

だが、ここ能取新港はかなり広い漁港で近くに車を止めて釣りが楽しめる。

また、簡易トイレも設置されていて、女性連れがゆっくりと釣りを楽しむには絶好のロケーション。

初日はゆっくりと自宅を出発し、途中の寄り道もあって能取湖へ着いたのは午後4時。

日没時間も迫っていたので、短時間だが夕マズメのワンチャンスに期待しウキルアーで挑戦。

だが、鮭のアタリなし。

2日目、日曜日の混雑が予想されたので朝4時現地到着。

それでも広い漁港の堤防には、既にズラリと車が止められている。

なんとか空きスペースを見つけ道具をセッティングし車内で待機。

少し明るくなるのを待って、釣りを開始したのは到着してから1時間後の朝5時だった。周囲では赤や緑のデンケミの明かりが飛び交う、が釣れている気配は無し。

それでも6時を過ぎた頃から徐々に鮭を取り込む様子が確認され、釣れ始めてきた。

この日は朝マズメの短時間勝負で来ている釣り人も多く、7時を過ぎた頃からは空きも目立ってきた。

ある程度のスペースもできたので投げ竿をセット。

ルアーやフカセが多い中では投げ釣りは周囲に迷惑をかけるのでやめていたが、遠投せずに足元狙いで竿を出す分には問題無いだろうと判断。



その投げ竿に突然のヒット!

8時を過ぎた頃、突然竿尻が持ち上がるほど強いヒキがあった。慌てて竿をとり少しリールを巻いて合わせをいれる。

少し大きめの雌鮭が食いついてきた。

このとき使っていたのは、前回枝幸方面でベテランさんから頂いた仕掛けを少しアレンジしたものだ。

フロートには蓄光テープに、さらに100均のクリアホログラムシートを巻き付けアピール力をアップ。針は金のムツ針20号を使用。

胴付き仕掛けだが、ワイピンは使わずパワースイベルを伝ったシンプルな仕掛。前回の枝幸や猿払、そして今回とその威力は抜群だ。

だがこの一匹を釣った後、周囲も含めアタリが止まった。

かねてより能取湖周辺の釣り場が気になっていたので、午後からはいったん釣りを切り上げ近くの釣り場を見て回ることにした。

能取新港から北上し、能取湖口東の導流提や二ツ岩横のバイラギ川河口を覗いてみた。

それぞれに釣れそうな気配は感じられたが、見ている範囲では釣り上げるシーンは確認できなかった。

次回釣行時には検討してみたい場所だ。

市内のスーパーで買い物を済ませ夕方4時再び能取新港へ。

だが、短時間勝負もアタリ無く2日目終了。

3日目最終日。

この日は自宅までの距離を考え午前中の短時間勝負。

平日の月曜日ということもあって、それほど混んではいないだろうと朝5時過ぎ釣り場到着。

案の定車は少ないが、ホットスポットの周辺は混雑していた。近くに空きを見つけ釣り座を構え釣り開始。

やはりこの日も釣れるのはホットスポット周辺で我々のところまで鮭が回遊してこない。

それでも9時を過ぎた頃ようやくウキフカセに鮭ヒット!


周りを見て棚の深さを変えてみたのが正解だったのか、ようやくウキフカセで鮭を釣ることができた。

その後、投げ竿の餌交換で奥さんに預けていたウキフカセに再びヒット!

だが、慌てた奥さんの合わせが不十分だったのか、手元でばれてしまった。バラシの後、なんとかもう一度とウキを投入するが、残念ながら鮭はかからず。

12時で予定通り能取新港を切り上げ、帰り道の常呂漁港で少し竿を出してみる、が反応無し。

風も少し強くなってきたので常呂漁港での釣りを短時間で切り上げ、午後2時納竿とした。

最後のバラシが少し悔やまれたが、それでも遠征がボウズに終わることもなく少しホッとした気持ちで帰宅の途に就くことができた。



2022年9月24日土曜日

道北鮭釣行の旅

 今回選んだのは、稚内を中心に多くの鮭釣りポイントを抱える道北方面。


日本海側を北上し、天塩からは景色を遮るものがほとんど何もない「宗谷サンセットロード」をひたすら走り、初めに竿を出したのは「稚咲内漁港」

釣り人は数名いたが、港内に鮭のハネはあまり見られない。

だが、斜路付近で鮭を狙っていた釣り人は効率よく鮭を上げているようだった。

斜路から少し離れたポイントでルアーをキャストするがほとんど反応無し。

次に向かったのは「抜海漁港」

ここは稚咲内に比べると人は多いが、ハネやモジリも見受けられず鮭の姿は確認できない。

だが、近くで鮭を釣り上げる姿が確認できたので全くいないというわけでもなさそうだ。

この日は台風明けでまだ少し風が強く、とりあえず竿を出すが途中であきらめ稚内へ向かった。

稚内へは17時過ぎに到着。

すでに辺りは薄暗く、竿は出さずに車中泊ポイント「稚内道の駅」へ直行。


翌朝5時、近くの北船泊漁港へ向かうが、すでに大勢の釣り人の姿。

かろうじて空いていたポイントへ入るも、なかなか釣れない。

付近で釣りをしていた人が二人鮭を釣っていたが、他に港内でのヒットシーンは確認できず。

2時間で北船泊を諦め、今回の目的地「宗谷岬漁港」へ向かった。

ここは漁港内に公園があり、トイレや駐車場が併設された珍しい場所だ。

鮭釣りでは有名なのか、道外ナンバーのキャンピングカーも目立つ。

広い漁港なので釣り場はすぐに見つかり釣り開始。

だが、なかなかアタリは無い。

それでも港内では何か所かで鮭を釣り上げるシーンが見られる。

人によってはダブルあるいはトリプルで釣れているようだ。

ルアーからフカセに変えたり、あるいは棚を変えたりといろいろと手を変えて攻めるが、釣れない。

夕方、船揚げ場の斜路で鮭の群れを発見。

ダメもとでルアーを投げ込むと、何投目かでヒット!



少しブナがかった雄鮭だったがようやくかかった1匹に大満足。

また、手作りの自作ルアーに掛ってくれたのも嬉しさ倍増だ。

奥さんもウキルアーで挑んでみたが、貴重なアタリをものにできず途中でばらしてしまった。

翌日もここで粘ってみるか迷ったが、もう1か所寄りたい場所があったので次の宿泊予定地「猿払道の駅」へ向かった。

翌朝、釣れているらしいと聞いていた浜猿払漁港へ向かってみたが、駐車スペースに空きがなく断念。

先週のサーフ釣果もあり目的地を変更し猿払海岸へ向かう。


広いサーフに先客は5人ほどで問題なく場所は確保できた。

4本竿で開始するがなかなかそう簡単にはアタリは来ない。

しばらくして両サイドで鮭が釣り上げられる。

左のベテランさんは連続ヒット!

群れの回遊を確信し、しばらく穂先を見ているとようやく自分の竿にもアタリが。

だが、ファーストヒットであがってきたのはエサ取りのフグだった。

餌を取り換え再び穂先を眺める。

ほどなく、鮭のアタリ!

待望の一匹目は銀ピカの雄だった。

丸みを帯びた穏やかな顔つきだったので雌と勘違いしたが、後で自宅でさばいて白子を確認。

でも、雄にしろ雌にしろ鮭は釣れると嬉しい。

大事な命をいただくのだから、残すところなくおいしくいただくのが釣りをする人間のマナー。

その後少し釣れない時間が続き、ようやく揺れ動く穂先に大きく合わせを入れ2匹目ヒット!


だが、信じられないことに針を加えた鮭が大きく海面をジャンプ。

同時にリールを巻きあげる手がフッと軽くなる。

バレた!!

目視だから確かなことは言えないがかなり大きかったような気がする。


結局、このバラシ以降アタリは無くなり午後2時納竿。

最後のバラシを悔やみながら帰宅の途に就いた。

先週に続き今週もオホーツクでの釣果、9月の鮭はやはりオホーツクが本命のようだ。

2022年9月15日木曜日

オホーツク鮭釣行記

 長距離覚悟で2度太平洋へ鮭釣りに出掛けたがいづれもボウズ

このまま今年は鮭を釣ることができないのでは?と不安に思うこともあったが、今回のオホーツク釣行で待望の初鮭を手にすることができた。

9月に入ってからオホーツクの釣果報告を目にすることが多かったので今回のポイントとして選択してみたが、具体的な場所についてはあまり情報が得られなかった。

とりあえず紋別を起点に道北方面へ向かって走ってみることに。

そこで人の多さを判断材料にすればいいと、そんな曖昧な計画のもとに11日早朝の出発。

午前中に紋別港へついたが残念ながら紋別にはまだ鮭の姿は見られない。

とりあえず北上し興部方面へ移動、

さらに北上を続け浜頓別まで。

昨年釣れた漁港ものぞいてみたが、鮭の気配は全くなし。

せっかくオホーツクまで来て、入るべきポイントが見つからないのではという最悪の事態も考えていると別行動の息子から電話。

釣れそうな場所を探し当て、すでにそこで嫁さんがウキルアーで1匹釣ったとのこと。

さっそく向かってみたが、時間も遅くその日は場所だけを確認し宿泊予定地へ移動した。



翌朝4時、初めてのポイントで鮭釣り開始。

いつもはウキルアーで狙うが、今回は4本のブッコミで初挑戦。

だが、そう簡単には鮭は釣れない。

開始4時間、エサ取りに悩まされ続けようやく鮭のファーストヒット!

銀ピカのメス鮭がかかってくれた。


続いて2匹目、3匹目と好調に釣れたがその後アタリが止まり沈黙が続く。

周りも含め釣れる気配が消えたので、この日は17時納竿し車中泊地へ移動。


翌朝5時再開。

前日の連続ヒットもあって爆釣期待も少しあったが、期待とは裏腹に全く反応が無い。

だが、左隣の釣り人に連続ヒット!

しばらくすると今度は右隣でヒット!

自分を飛び越して両隣で鮭を釣り上げる。

こうなると気持ちに余裕がなくなり、エサ交換あるいはフックの交換と忙しくなる。

だが、効果はなく竿先は揺れない。

しばらくしてようやく左端の竿先に反応が。

鮭のアタリを確信し、大きく合わせを入れる。

ヒット!

ようやく4匹目が来たか、と喜んだのも束の間

鮭が加えていたのは、なんと隣人の仕掛けだった。


肝心の隣人は何処へ行ったのか、その場にはいない。

おそらく針がかりした鮭が動き回り、自分のラインに絡んだのだろうと推測。

隣人を探し出し事情を説明、もちろん鮭は隣人にお返しした。

無念!

結局このトラブルの後11時で三日目納竿。

釣果3匹は変わらず、それでもようやく釣れた喜びに満足しながら帰宅の途に就いた。

本格的なシーズンを迎えた北海道の鮭釣りはこれからまだ続く。

今シーズンあと何匹釣れるのか。

次回釣行計画の策定にいそしんでいる。


2022年8月29日月曜日

太平洋鮭釣行2戦目も・・・

 8月中になんとか鮭を釣りたいと、長期戦覚悟で向かった太平洋。

初日の厚内から旭浜経由歌別まで合計600km、3泊4日に渡る釣行にもかかわらずまたしても鮭に出会うことは叶わなかった。


8月24日9時自宅を出発。

高速を使わずに4時間半の道のりを走り、大津を経由して厚内へ到着したのは午後4時を過ぎていた。

釣り人は確認できる範囲で数名、だが釣れている気配はない。


先行者に情報確認をしてみたが朝のうち2本上がったものの、それ以降反応無く釣れていないとのこと。

とりあえずロッドを取り出しキャストをしてみるが、全く反応はない。

広い漁港を見渡してもどこにも跳ねやモジリもなく鮭の気配は感じられない。

繰り返すキャストに反応無く、この日は日没の18時に納竿。


厚内漁港の朝陽

翌25日早朝4時より再開。

前日に比べ釣り人の数は増えているが、みなさん目指すポイントは防波堤の先端部のようでそこから外海を狙っている。

今の時期は港内よりも外海のほうが可能性が高いということなのか。

だが、しばらく様子を見ていたが今日はここもダメなようだ。


自分は港内で2時間トライしてみたが釣れる気配無く、場所移動を決意。

厚内からほど近い大津海岸を経由し旭浜漁港へ向かってみた。

ここは厚内に比べ釣り人は多く、ほとんどが道東特有の「垂らし釣り」で鮭を狙っている。


左側の一角が空いていたので釣り座を構え釣り開始。


投げ竿2本とウキルアーを用意しキャストを繰り返すが反応なし。

すると右隣の夫婦連れの竿にアタリが来た。

穂先の柔らかい長竿が大きくしなり、銀ピカの鮭が上がった。

真横で釣り上げられた鮭を見て期待度は上がるが、なかなか自分の竿には来てくれない。


30分も経たずに再び右隣の垂らし竿にアタリ。

連続ヒットにうらやましさが募るが、やはり自分の竿には鮭は食いついてくれない。

太平洋で鮭を狙うのであればやはり垂らし釣りがベストなのか?


すると、放置しておいた投げ竿にアタリが来た。

タイミングを見計らい合わせを入れる。

待望のヒット!

だが・・・  軽い。

エサ取りのウグイか?


生体反応を感じながら手元まで引き寄せると、針先についてきたのはキュウリウオ。

魚体からキュウリのようなニオイがすることからそう名付けられているようだ。

結局この外道が2匹釣れただけでこの日も鮭に出会うことは叶わなかった。

26日釣行3日目。

前日2匹の鮭を確認していたのでこの日も旭浜漁港で再開。

だが、この日は周りも含め朝から1匹も釣れていない。

おまけに雨にも降られ、3時間で心折れ太平洋を再び南下。

十勝港、音調津漁港、目黒漁港と、前回と同じルートを経由し歌別漁港へ向かった。

さすがにここは釣り人が多く、堤防側にはズラリと人が並んでいる。

だが入れないことは無く、リスクは高いがロープが張られているところには空きがあったのでそこへ入り釣り開始。

釣りを始めてから1時間が過ぎたころ、堤防の入り口付近の垂らし釣りチームにヒット。

その後も何匹か釣れるが、この日はなぜかこの一角だけに集中していたようで、漁船の出入り口付近の好ポイントではヒットシーンが見られない。

11時過ぎから始めた自分にもアタリが来ることは無く、この日も残念ながらボウズ。

それでも何とか鮭を釣りたいと、もう一泊を決意し車中泊。

翌27日早朝3時釣り開始。

さすがに土曜日ともなると平日とは釣り人の数が違い、朝の3時には堤防側はほぼ満席の状態。

前日と同じ場所で釣りを始めるがこの日は周囲を含めなかなかヒットの声が聞かれない。

それでも4時を過ぎたころ、垂らし釣りチームにヒット。

開始2時間、港内全体で5匹ほどの鮭が釣れるのを確認したがそれ以降アタリもなくなり7時を過ぎたころには激しい雨に見舞われ釣りを中断。

雨は数分で小ぶりになったが、釣りを再開する気にもなれずそのまま道具を片付け車へ戻った。

朝食をとり車の中からしばらく港内の様子を見ていたが誰も釣れていない。

同じように釣りを中断し車へ戻ってきた方としばらく話をしたが、今年の歌別は例年になく不振とのこと。

30年以上のベテラン釣り師曰く、温暖化の影響なのか年々釣果が落ちて来ていて鮭の姿が見られなくなってきているらしい。

北海道の鮭釣りシーズンは9月から本格化するが歌別は早場といわれていて、自分も昨年7月末にここで2匹の鮭を釣っている。だが自分はともかく太平洋側のどこを廻って見ても釣れているという情報はあまり聞こえてこない。

海水温の影響で岸寄りが遅れているだけならまだいいのだが、個体数そのものが減っているのではないか?と心配されていた。

鮭釣りを始めてまだ5年目なので自分には体感できるほどの経験はないが、ほかの釣り場でも釣り師の方からは同様の話が聞かれる。

釣り人のゴミ処理問題や河口での制限期間延長などもあって、数年後には北海道での鮭釣りそのものができなくなってしまうのではないか。

そんな少し不安な気持ちを抱えながら結局最終日も8時で釣りを諦め、途中の静内温泉で肉体的精神的疲労を回復させ帰路に就いた。


静内温泉
それでも、とりあえずは9月からの爆釣を期待しながら次回釣行に向け準備をしている。

2022年8月11日木曜日

2022年鮭釣行初戦惨敗

令和4年度初の鮭釣行へ行ってきました。

初戦の地に選んだのは太平洋。歌別や十勝といった激戦区が並ぶ鮭釣りでは有名な場所ですが結果は惨敗。当日の空模様や鮭の釣果情報などから迷いに迷って決めたポイントでしたが、どこにも鮭の姿は確認できませんでした。

唯一最後に訪れた漁港では我々が到着する前に何本か上がっていたようでしたが、実際に釣り上げられるシーンにはどこへ行っても目にすることはできませんでした。

初日、自宅を10時過ぎに出発。夕張紅葉山から高速を東へ向かい帯広経由で広尾町へ向かいます。

十勝港

 8月9〜10日

最初に訪れたのは十勝港。毎年目にしている光景ですが、第四埠頭にはずらりとたらし釣りの竿が並んでいます。


道東の鮭釣りはたらし釣りがメインで、ウキフカセやウキルアーで鮭を狙っている釣り人は殆ど見かけません。この日はあまり動きがないらしく皆さん車の中で待機中。

ここでは竿を出さず次へ向かいます。十勝港から海岸線を南へ下り15分程度の音調津漁港。

ここでも数名の先客はいましたが、鮭の姿はなく皆さんまったりとした様子で釣り糸をたれていました。もう少し活気があればここで竿を出すことも考えたのですが、諦めて移動。

天気予報で終日雨ということはわかっていましたが、目的地を変更して歌別へ向かいました。途中の目黒漁港も除いてみましたが、5〜6名の釣り人の姿は確認できたものの他と同様連れている気配はありません。


目黒漁港

目黒から40分ほどで歌別到着。ここは流石に鮭釣りのメッカと言われるだけあって大勢のアングラーがいましたが、ここも他と同じように鮭の姿は見られないようで、堤防にはキャストをせずに休んでいる釣り人が多くいました。

ここまで来た以上何もせずに帰るわけにも行かないので準備をしキャスティング開始。


しかし、始めた頃は小雨で釣りには影響はなかったものの、次第に降りかたが激しくなり途中で断念。

翌朝再チャレンジということでこの日は18時前に終了。

翌朝3時、雨は少し小降りになっていましたがすでに堤防には大勢の釣り人が並んでいて釣りを始めています。数多くの電ケミライトの明かりを目で追いながらその動きを確認。でもなかなか鮭のヒットは見られません。

この日は漁が雨で中止となったことで漁船の出入りもなく、駐車スペース側からもキャストができたので、混雑する堤防側へは入らずに釣りを開始。しかし何度キャスティングを繰り返してもエサ取りはおろかなんの反応もありません。

数日前の情報ではすでに何本か釣れていると聞いていたので期待してきてみたのですが鮭の反応はありません。ハネやモジリも確認できず鮭の姿は確認できません。

繰り返しのカラキャストに疲れ、竿を休める釣り人の姿も徐々に増えてきました。

6時までなんとか頑張ってはみたものの、このままここでの釣りを続けても釣れないと判断し歌別での鮭釣りを諦め移動を決意。ふたたび太平洋を北上し音調津漁港経由で旭浜漁港まで移動しました。


旭浜漁港

旭浜へ着いたのは11時過ぎ。

ここも釣り方は垂らし釣りで数多くの釣り竿が並んでいます。

肝心の鮭はといえば、朝のうちに何本か釣れていたようでしたが自分たちが着いてからはやはり反応はなくキャスティングを繰り返しても空振りに終わります。

唯一釣れた話に触れることのできた旭浜漁港でしたが、残念ながら周りも含めまったく反応のない鮭釣りに心が折れ12時を少し過ぎた時間に納竿としました。

十分な睡眠を取らず3時から始めた歌別での釣りのせいで、疲れも出始めていたので今回の鮭釣行坊主を受け入れ帰宅の途に就きました。

今回は残念ながら初戦を飾ることはできませんでしたが、今月中にはもう一度リベンジ釣行にでかけたいと考えています。