2025年3月1日、ニシンが釣りたくて留萌港へ行ってみた。
SNS情報もあってか、留萌港には大勢の釣り人の姿。
みなさん、もちろん狙いはニシン。
様々なデザインの自動シャクリ機が足元に置かれていた。
自分も自作のシャクリ機を用意し、2本の磯竿で釣りを開始したのは夕方の4時。
爆釣を期待していたわけではないが、全く竿に反応は無い。
3月初めとはいえ外の空気は冷たく、しばらくは車の中から竿の様子を眺めていた。
1時間、2時間と何事も起こらず時間だけが過ぎていく。
6時を過ぎ周囲が暗闇に包まれると、釣り人によるライトアップが始まる。
ニシンはうまく群れに当たると日中でも釣れるが、どちらかというと夜釣りがメインなのでライトは必需品だ。
用意してきたライトで海面を照らしニシンが寄ってくるのを待つが、この日は港内には入っていなかったのか、ニシンの姿は無い。
それでも、7時を過ぎた頃に隣で1匹だけ釣り上げられるニシンの姿を見ることができた。
だが、9時過ぎまで粘ってみたものの、自分には全くアタリもなく、やむなく納竿とした。
当初は車中泊の予定で翌朝の朝マズメも考えていたが(そのための準備もしてきたが)あまりの反応のなさに心折れ、車中泊はせずにそのまま3時間かけ自宅まで戻ってきた。
ニシンは狙って釣れる魚ではなく、たまたま入ったポイントに偶然群れが入ってきて釣れるといったケースが多い魚だ。
今回のように情報を得てから出向いても、ついたころにはすっかり状況が変わっていてほとんど釣れないといったケースが大半だ。
そうとわかっていても釣れているとの情報を目にすると、片道3時間近い長距離をついつい出かけてしまう。
定年退職を機に始めた釣りだが、どうやら本格的な釣りバカになってしまったようだ。
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