6月24日、まだ釣ったことのないアナゴを釣りたくて噴火湾まで行ってみた。
アナゴは夜釣りと聞いていたので、のんびりと午後2時過ぎに自宅を出発。
途中の寄り道もあって目的地到着は18時を回っていたが、日の入り時刻は19時過ぎなのであたりはまだ明るい。
サバ狙いだろうか、数名のアングラーがルアーを海中に投げ入れている。
見ている限り釣れている様子はなく、一人また一人と帰りはじめ日没前にほとんどだれもいなくなってしまった。
アナゴ狙いで来ているのはどうやら自分達だけのようで、にわかに不安になる。
シーズンにはまだ早かったのか?
それでもせっかく来たのに竿も出さずに帰るわけにもいかず、投げ竿を2本だして釣れるかどうかわからないアナゴを狙ってみる。
予想通りしばらくは竿先に何の反応もなくじっと見つめながらアタリを待っていると、かすかに揺れた後いきなりガクッと引き込まれるようなアタリが来た。
合わせのタイミングがよくわからず、すぐに投げ竿を手に合わせを入れてみるが
軽い!
リールを巻いても生命反応は何も感じられない。
どうやら空振りのようだ。
アタリがアナゴだったのかわからないが、最初のアタリをものにすることはできなかった。
それから2時間後、ようやくの初ヒットで上がってきたのは見たこともない姿の魚。
ドンコという魚のようで話には聞いていたが見るのも釣るのも初めて。
後で調べてみると食べておいしい魚のようだが、よくわからないままリリース。
さらに2本バリの下に貝のようなものがついていた。
最初はツブ貝かと思ったがよく見ると爪のようなものがついている。
ヤドカリか?よくわからないままこいつもリリース。
そして22時を回ったところで再びヒット!
何がついているのかよくわからないままリールを巻きあげていると、針についていたのは本命のアナゴ。
釣れるとは思っていなかったアナゴの姿が目の前に現れ、奥さん同様自分もテンションアップ。
釣り上げたアナゴから慎重に針を外しバケツの中へ。
そして30分後再びアナゴヒット!
今度のは1匹目より少しサイズが大きい。
平均サイズがわからないので大きいのか小さいのか判断できないが、とにかく2本のアナゴが釣れた。
本当に釣れるのか正直半信半疑だったが、こうして目の前にすると改めて喜びが湧き上がってくる。
そのあとも何度か似たようなアタリはあったが、残念ながら載せきれず、この日は2匹でアナゴ釣りは終了。
車中泊で1泊し翌朝6時から釣り再開。
大サバを狙ってサビキを用意してきたが、撒き餌をしても足元には何も寄ってこない。
やむを得ずジグサビキに変更し苦手なキャストを始める。
すると数投目で投げ入れた瞬間震えるようなアタリが来た。
ばらさないよう慎重に手元まで寄せると2匹のサバが針にかかっていた。
ホッケにしろニシンにしろ今までサビキ釣りばかりだったので、ルアーキャストでサバを釣ったのは久しぶり。
通称サバゲーと呼ばれているようでゲーム性のある釣りとして人気があるようだが、たしかにサビキ釣りとは違った楽しさがある。
そのあとイワシを1匹追加した後アタリはなくなり、朝8時で納竿とした。
直射日光が強く体力を消耗したので、僅か2時間だったが釣りを終了。
帰宅の途に就いた。
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