11月に入ってからは天気の悪い日が続き、なかなか釣りに出かけられないでいたが、連休前の金曜日ようやく晴れ間が見え、気温も少し上がってきたので久しぶりの釣りに出掛けた。
この時期の狙いは日本海の冬ホッケ。
北海道のホッケ釣りは11~12月産卵のため岸寄りする冬ホッケと4月から5月にかけて岸寄りする春ホッケが有名で、大勢の釣り人がこの時期磯や漁港でホッケ釣りを楽しむ。
いつも通りのんびりと自宅を9時過ぎに出発。途中釣具店で餌を仕入れ目的の釣り場に到着したのは昼の1時頃だったが、平日にもかかわらず大勢の先客がいた。
途中のコンビニで買ってきた昼食をとりながら釣り場の様子をうかがっていると、何人かがホッケを釣り上げている。帰り支度を始めていた先客に状況を確認すると、午前中だけでクーラーいっぱいのホッケが釣れたとのこと、否が応でも期待が膨らむ。
支度を整えポイントへ移動、用意してきた撒き餌をまきホッケを集める。仕掛けのウキ釣りでさっそく釣りを開始。ほどなく仕掛けのウキが海中へ引き込まれ一匹目のホッケが釣れる。
周りもほとんど入れ食いの状態で釣れている。久々の爆釣の予感に気持ちも昂る。普段はこの時間帯はあまり釣れないのだが、大きな群れが入っているらしくこの日は切れ目なくホッケが仕掛けに食いついてくる。
合わせのタイミングがずれ針を深く飲み込まれて外すのに苦労する場面もあったが、気が付くと手元のクーラーボックスがほぼいっぱいになり、開始から約2時間で合計33匹のホッケを釣ることができた。
冬ホッケは比較的魚体が大きく、この日も平均35センチ前後で大きいものは40センチを超えるものもあった。
また晩期のホッケは群れがあってもなかなか餌に食いついてくれないいわゆるスレの状態になることが多いが、この時期はスレも少なく餌のアミエビにもよく反応してくれた。
久々の爆釣に時間を忘れ釣りに没頭していたが、気が付くとあたりが薄暗く夕方4時になろうとしていたので、釣果に満足しこの日の釣りを終了とした。
自宅へ戻ってからは魚の後処理を妻に頼み、大型の10匹は開きに、残りは三枚におろしみりん付け、粕漬用に加工。しばらくは食卓にホッケ三昧の日が続きそうだ。
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