緊急事態宣言が解除され、ようやく釣りに出かけられる日が来た。
3月末から約2か月もの間、好きな釣りを自粛してきたので気持ちが昂る。
何を釣りにどこへ向かうか迷ったが、日本海のホッケにターゲットを絞り目的地を決める。
シーズン晩期で釣れているという情報は少なかったが、ブログの記事を頼りにダメもとで留萌へ向かってみた。早朝4時に家を出て留萌港へは6時過ぎに到着。
広い漁港の片隅で何人かがホッケ狙いで竿を出している。近寄ってバケツを除くと数こそ少ないがポツポツと釣れているようだ。
近くへ釣り座を構えさっそく竿を出す。が、釣れない。撒き餌によって来る魚影は見えるがなかなか食いつかない。周りをみても釣り上げているのはごく一部の人だけだ。
2時間ほど粘ってみたが状況は変わらず、場所を変えることにした。
留萌から日本海を約1時間北上し羽幌港へ向かってみた、が誰もいない。
人がいないということは何も釣れていないということなのか、もしくは皆さんまだ自粛中ということなのかよくわからないままここでは竿を出す気になれずあきらめて日本海を南下し増毛港へ向かった。
ここも留萌同様広い漁港の一角に釣り人の集団が見える。ただこちらは留萌とは異なり釣れているようだ。様子を見ている短い間にも何人かが釣り上げている。
自分もさっそく竿を出す。が、ここでも釣れない。釣れている場所が限られているのか、仕掛けが悪いのか、よくわからないまま粘ること4時間、釣れたのはわずか1匹のみ。
昨年も同じ経験をしているが晩期のホッケはなかなか釣れない。いや、実際に釣っている人もいるので腕が未熟なだけなのだが、それにしてもなにが違うのか。よくわからない。
釣りのだいご味とは本来、雄大な自然の中でのんびりとした気持ちで時間を過ごすことにあると考えていたのだが、周りが釣れて自分だけ釣れていない状況に置かれると気持ちが焦ってしまいそれどころではなくなってしまう。
釣りは楽しい、がそれは釣れてこそであり、釣れない日は逆にストレスをかかえてしまうのは自分だけなのだろうか。
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