シーズンピークのこの時期、どこへ向かおうか?
いろいろと情報を調べながら、向かった先は「能取湖」
網走の東に位置するオホーツク海につながる湖で、ウィキでは海跡湖と紹介されていた。
能取湖
札幌圏から近い日本海側でも釣果が聞かれるが、今回は確率優先でおそらく魚影が濃いであろうオホーツクへ向かうことに。
予定は3日間。
10月1日(土)から3日(月)までだが、シーズンピークの土日は少し気になるところ。
だが、ここ能取新港はかなり広い漁港で近くに車を止めて釣りが楽しめる。
また、簡易トイレも設置されていて、女性連れがゆっくりと釣りを楽しむには絶好のロケーション。
初日はゆっくりと自宅を出発し、途中の寄り道もあって能取湖へ着いたのは午後4時。
日没時間も迫っていたので、短時間だが夕マズメのワンチャンスに期待しウキルアーで挑戦。
だが、鮭のアタリなし。
2日目、日曜日の混雑が予想されたので朝4時現地到着。
それでも広い漁港の堤防には、既にズラリと車が止められている。
なんとか空きスペースを見つけ道具をセッティングし車内で待機。
少し明るくなるのを待って、釣りを開始したのは到着してから1時間後の朝5時だった。周囲では赤や緑のデンケミの明かりが飛び交う、が釣れている気配は無し。
それでも6時を過ぎた頃から徐々に鮭を取り込む様子が確認され、釣れ始めてきた。
この日は朝マズメの短時間勝負で来ている釣り人も多く、7時を過ぎた頃からは空きも目立ってきた。
ある程度のスペースもできたので投げ竿をセット。
ルアーやフカセが多い中では投げ釣りは周囲に迷惑をかけるのでやめていたが、遠投せずに足元狙いで竿を出す分には問題無いだろうと判断。
その投げ竿に突然のヒット!
8時を過ぎた頃、突然竿尻が持ち上がるほど強いヒキがあった。慌てて竿をとり少しリールを巻いて合わせをいれる。
少し大きめの雌鮭が食いついてきた。
このとき使っていたのは、前回枝幸方面でベテランさんから頂いた仕掛けを少しアレンジしたものだ。
フロートには蓄光テープに、さらに100均のクリアホログラムシートを巻き付けアピール力をアップ。針は金のムツ針20号を使用。
胴付き仕掛けだが、ワイピンは使わずパワースイベルを伝ったシンプルな仕掛。前回の枝幸や猿払、そして今回とその威力は抜群だ。
だがこの一匹を釣った後、周囲も含めアタリが止まった。
かねてより能取湖周辺の釣り場が気になっていたので、午後からはいったん釣りを切り上げ近くの釣り場を見て回ることにした。
能取新港から北上し、能取湖口東の導流提や二ツ岩横のバイラギ川河口を覗いてみた。
それぞれに釣れそうな気配は感じられたが、見ている範囲では釣り上げるシーンは確認できなかった。
次回釣行時には検討してみたい場所だ。
市内のスーパーで買い物を済ませ夕方4時再び能取新港へ。
だが、短時間勝負もアタリ無く2日目終了。
3日目最終日。
この日は自宅までの距離を考え午前中の短時間勝負。
平日の月曜日ということもあって、それほど混んではいないだろうと朝5時過ぎ釣り場到着。
案の定車は少ないが、ホットスポットの周辺は混雑していた。近くに空きを見つけ釣り座を構え釣り開始。
やはりこの日も釣れるのはホットスポット周辺で我々のところまで鮭が回遊してこない。
それでも9時を過ぎた頃ようやくウキフカセに鮭ヒット!
周りを見て棚の深さを変えてみたのが正解だったのか、ようやくウキフカセで鮭を釣ることができた。
その後、投げ竿の餌交換で奥さんに預けていたウキフカセに再びヒット!
だが、慌てた奥さんの合わせが不十分だったのか、手元でばれてしまった。バラシの後、なんとかもう一度とウキを投入するが、残念ながら鮭はかからず。
12時で予定通り能取新港を切り上げ、帰り道の常呂漁港で少し竿を出してみる、が反応無し。
風も少し強くなってきたので常呂漁港での釣りを短時間で切り上げ、午後2時納竿とした。
最後のバラシが少し悔やまれたが、それでも遠征がボウズに終わることもなく少しホッとした気持ちで帰宅の途に就くことができた。
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