道北遠征

2019年10月5日土曜日

稚内

t f B! P L

10月3日道北方面の釣果情報を頼りに、稚内まで長距離遠征を敢行。

国道275号線を北上し、留萌から日本海側を回って抜海漁港へ到着したのが午後3時過ぎ。鮭狙いの釣り人は大勢いたが見ている限り釣れている気配が感じられない。ここでは竿を出さずに当初の目的地である「西稚内漁港」へ移動。

西稚内漁港も大勢の鮭ハンターが竿を振っていたが、抜海同様釣れている気配なし。ただ、時折鮭の跳ねがみられるので、港内に鮭が入っているのは間違いなさそうだ。

とりあえず竿を出し、ウキフカセで狙ってみるが反応なし。10月の北海道は日没が早く、夕方5時を回ると辺りが暗くなり始める。ケミカルライトで釣りを続けることもできたが、この日は釣れそうもないと判断し、早々に撤退を決意。

稚内の道の駅に車を移動し、車中泊の準備にかかる。ここは稚内の駅前でありながら十分な駐車スペースもあり、車中泊で利用している人が多い場所だ。キャンピングカーや道外ナンバーの車が多数見受けられた。

翌朝は4時に起き釣りの準備を開始。折からの台風18号の影響もあり雨と強風が吹き荒れている。とりあえず今日の目的地「北船泊漁港」へ向かった。

雨と風という悪条件にも関わらず多くの釣り人がいたが、雨だけならまだしも、風が強すぎて竿を出す気になれず、その場をいったん撤収し道の駅に戻り天候の回復を待った。2時間ほどで少し雨が弱まったので再び漁港へ戻ると、ほとんどの人は帰ったらしくわずか二人しか残っていない。

せっかく長距離を走ってきてこのまま竿を出さずに帰るのもどうかと思い、強風のなかキャスティング開始。すると3投目でいきなりヒット。以前、登別でアワセが弱くばらしてしまった経験があったので、思い切り竿を立てた瞬間「ブチン!」と糸切れしてしまい、鮭はルアーとウキを抱えたまま泳ぎ去っていった。

すぐさま次の仕掛けを準備しキャスティングを再開すると、隣のウキフカセの釣り人が鮭を釣り上げた。釣り上げたというよりも引き上げたといったほうがいいのかもしれないが、見覚えのあるルアーとウキがついていた。つい先ほど自分が逃がした鮭に間違いないと確信し、事情を説明してウキとルアーのみ返していただいた。

再びキャスティング再開、跳ねのある辺りを目指し何度か繰り返していると、鮭特有のアタリとともに深くウキが沈み込んだ。「キター!」

今度は慎重に引き寄せ用意したタモへネットイン。そのあともう一匹追加し2匹の鮭を釣ることができた。

ラインブレイクのバラシも含めると3匹。内1匹が待望の雌鮭でサイズも74㎝程の大型サイズ。

これまでいろいろな場所へ行き毎回ボウズで帰ってきていたが、わずか1時間ほどの間に3匹も釣れたのは初めての経験だ。

このままさらに釣果を重ねようと竿を振り始めたが、再び雨が強くなり港内の鮭の跳ねも少なくなってきたので納竿とした。

場所移動や夕マズメの再開も考えたが、天気予報が状況の悪化を指示していたため、今回の道北釣行を切り上げ帰宅の途につくことにした。




このブログを検索

ブログ アーカイブ

にほんブログ村

Translate

人気の投稿

自己紹介

自分の写真
定年後の趣味で釣りを始め、北海道各地を走り回っています。鮭釣りからワカサギまで季節ごとの釣りを楽しんでいますが、このブログと合わせて動画をYouTubeで公開していますので良ければご覧ください。

QooQ