2021年10月19日火曜日

道北最終釣行

 10月17日強風吹き荒れる中、鮭を狙って稚内方面最終釣行を敢行。

稚内へ鮭釣りに向かうのはこれで4度目だが、これまで一匹も釣れていない。去年までは毎年必ず鮭を手にして帰っていたが、今年はなぜか出会えずにいる。それだけになんとか稚内で釣りたいとの思いが強く走り続けているのだが結果を出せていない。

家を11時に出発し、はじめに稚咲内漁港へ向かった。

約5時間の長距離走行でついたのは夕方4時過ぎ、終盤戦ということもあり漁港には7~8名の釣り人しかいなかったが全員船揚げ場に集まる鮭を狙っていた。

この時期の鮭はなかなかエサに反応してくれず釣れない。ハネやもじりは頻繁にみられるのだがエサに食いつく鮭は少ない。そんな中突然目の前にいた一人の女性アングラーの竿先が大きくしなった。

ヒットさせた女性は慌てることもなくゆっくりと船揚げ場のスロープへ引き寄せ、それほど時間をかけることもなく無事に鮭を引き上げていた。

ヒットシーンを目の当たりにし竿を出そうかと悩んだが、稚内へ向かうことを優先させ再び車を走らせた。目的の北船泊漁港についたのは5時過ぎ、薄暗い中鮭のハネは確認できたが竿は出さず明日の朝マズメにかけようと車中泊の道の駅へ向かう。

翌朝は5時から釣りを開始。

漁港内では鮭のハネが頻繁にみられるが、ルアーにもフカセにも反応してくれない。覚悟はしていたが、晩期の鮭釣りの難しさを改めて思い知らされた。

2時間粘ってみたが鮭は釣れず、西稚内漁港へ移動。ここはさらに厳しくハネもない。

時折港内の渕を泳ぐ鮭の姿は確認できたが全くエサには食いつかない。一応フカセで狙ってみるがやはり釣れない。時間をかけても釣れる気配が全く感じられずふたたび移動。

10月後半に入り再び新しい群れが入ることは考えにくく、稚内方面の鮭釣りは今シーズンは終了と考えるべきかもしれない。そう考えながら日本海を南下し抜海漁港、稚咲内漁港経由で自宅へ戻った。



2021年10月13日水曜日

秋のマメイカシーズンイン

古平に新しい鮭の群れが入ったと聞き、さっそく行ってみた。

だが、釣れるポイントの河口周辺には大勢のアングラーがすでに一級ポイントを占有していて入る隙間はない。
やむを得ず空いている場所で竿を振るがもちろん釣れるはずもなく、時間だけがむなしく過ぎていく。

この日の古平川は「つりしん」情報によると朝から爆釣モードで、7時過ぎにいったんアタリはなくなったようだが、午後から再び釣れ始め全体ではおそらく3ケタに到達したのでは?と思える賑わいだった。

そんなところで釣れずに一日竿を振り続ける虚しさを感じながら、自分の鮭釣りの未熟さを痛感させられた一日だった。

夕方5時で鮭釣りをあきらめ小樽へ移動。

マメイカが釣れているとの情報を得ていたので向かってみたが、北防波堤から厩町岸壁一帯はすでに釣り人で埋め尽くされ入る隙間がない。

平日でこれだけ人が集まるとは、正直驚いた。

コロナの影響で釣り人口が増えたとは聞いていたが、マメイカ釣りにここまで人が集まることは全く想定していなかった。

やむを得ず北浜岸壁端の空いている場所へ入りマメイカ釣りを開始。

海面をライトで照らし釣りを開始するが全く反応はない。

周りも同様で釣れている気配はない。

一時間ほど過ぎたころ海面に小さな白い魚体が見え始めた。

どうやら少しマメイカが集まってきたようだ。

だが、なかなかエギには反応してくれない。

テーリング仕掛けも使ってみたが、鶏ささみのエサにも食いつかない。

それでも、4時間粘ってようやく3匹のマメイカを釣ることができた。

見えていても釣れないジレンマを味わいながら、どうすれば釣れるのか。

なんとか攻略法を見つけ出し、数釣りを楽しみたい。


 

2021年10月7日木曜日

鮭釣行第五戦

 オホーツク海の鮭を狙い、魚影の濃いであろう網走を起点に能取湖、斜里を廻ってきた。

3日間の釣行で、結果は3匹。

昨年の同時期、稚内で7匹を釣っているので決して満足できる結果とはいえないが、今年は各地でなかなか釣れないといった声も聞かれているなかでの3匹は良しとしたい。

これで今年の鮭釣果は累計5匹、そのうち4匹が雌ということでなぜか雌に好まれている。

10月3日自宅出発。およそ5時間の道のりを走り抜け最初の目的地「能取港口」へは2時過ぎに到着。

釣り人は多かったが場所は何とか確保できたのでさっそく開始。

1時間ほど過ぎたころ左隣の釣り人にヒット。

続いて右側でもヒット。

思わず自分にも、と期待が高まるがそうはうまくいかない。

結局日没間際の5時まで粘ったが鮭を手にすることなく初日を終了。

その後網走の道の駅で車中泊し、翌朝かねてより行ってみたいと思っていた斜里町の日の出漁港へ向かった。

到着したのは朝の4時過ぎ。車の数は多かったが事前の場所取りはほとんどなくすんなりと釣り座を確保し釣り開始。

数週間前に爆釣情報のあった漁港だが、すでに時は過ぎ魚影は薄いようでハネは時々あるもののなかなか釣れない。

途中小雨に濡れながら粘ること4時間。

ようやくファーストヒット!

待望の雌鮭が釣れた。

しかし、そのあとが続かず日の出漁港での釣りをあきらめ網走方面へ移動を開始したとたん、集中豪雨に見舞われこの日は釣りを再開できず終了。


そのころ一緒に網走へ来ていた息子は藻琴で5匹を釣ったとの知らせがあった。微妙・・・

3日目の目的地は能取新港。

ここも初めて訪れたが、広くてゆったりと釣りを楽しむことができる場所のようだ。

ただ、この日は全く鮭の姿は感じられず跳ねもモジりもない。

移動しようかと迷っていた時に、隣の方にいきなりヒット!

タモ入れを手伝いさっそく自分もロッドを用意し釣り開始。

するとラッキーなことに、一投目でヒット!

60cmほどの小さめの雄だったが開始一投目でのヒットに少し興奮した。

その後、周りでは散発的に釣れはするがなかなか自分のところまでは来ないので、12時で終了し常呂漁港へ移動。

常呂漁港はこの時期鮭釣りで賑わうところだが、釣り人の数は少ない。

釣れている気配もなかったのでどうしようかと悩んでいたところ、目の前で釣りを始めた女性の竿が突然大きく曲がった。

初めての鮭の様で引っ張られる力に慌てている様子だったが、同行していた男性に助けられ初鮭を手にしていた。

ここも跳ねは全くなかったが、鮭がいることは目の前で確かめられたのでさっそく釣り開始。

すると、数投目にいきなりヒット!

ここでも釣れたのは雌鮭だった。

その後数時間続けてみたが、アタリ無く4時で終了。

オホーツク釣行合計3匹の釣果に満足し、今回の鮭釣行を終了した。