10月17日強風吹き荒れる中、鮭を狙って稚内方面最終釣行を敢行。
稚内へ鮭釣りに向かうのはこれで4度目だが、これまで一匹も釣れていない。去年までは毎年必ず鮭を手にして帰っていたが、今年はなぜか出会えずにいる。それだけになんとか稚内で釣りたいとの思いが強く走り続けているのだが結果を出せていない。
家を11時に出発し、はじめに稚咲内漁港へ向かった。
約5時間の長距離走行でついたのは夕方4時過ぎ、終盤戦ということもあり漁港には7~8名の釣り人しかいなかったが全員船揚げ場に集まる鮭を狙っていた。
この時期の鮭はなかなかエサに反応してくれず釣れない。ハネやもじりは頻繁にみられるのだがエサに食いつく鮭は少ない。そんな中突然目の前にいた一人の女性アングラーの竿先が大きくしなった。
ヒットさせた女性は慌てることもなくゆっくりと船揚げ場のスロープへ引き寄せ、それほど時間をかけることもなく無事に鮭を引き上げていた。
ヒットシーンを目の当たりにし竿を出そうかと悩んだが、稚内へ向かうことを優先させ再び車を走らせた。目的の北船泊漁港についたのは5時過ぎ、薄暗い中鮭のハネは確認できたが竿は出さず明日の朝マズメにかけようと車中泊の道の駅へ向かう。
翌朝は5時から釣りを開始。
漁港内では鮭のハネが頻繁にみられるが、ルアーにもフカセにも反応してくれない。覚悟はしていたが、晩期の鮭釣りの難しさを改めて思い知らされた。
2時間粘ってみたが鮭は釣れず、西稚内漁港へ移動。ここはさらに厳しくハネもない。
時折港内の渕を泳ぐ鮭の姿は確認できたが全くエサには食いつかない。一応フカセで狙ってみるがやはり釣れない。時間をかけても釣れる気配が全く感じられずふたたび移動。
10月後半に入り再び新しい群れが入ることは考えにくく、稚内方面の鮭釣りは今シーズンは終了と考えるべきかもしれない。そう考えながら日本海を南下し抜海漁港、稚咲内漁港経由で自宅へ戻った。
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