2023年6月28日水曜日

函館&噴火湾釣り旅

函館温泉旅と噴火湾での釣行計画を立て、夏枯れといわれるこの時期釣果はあまり期待できないだろうとの思いを抱きながら、6月25日午前8時自宅を出発。
  • 函館を起点に噴火湾を北上し、まだ行ったことのない場所で釣りをしてみる。
  • 初日はまっすぐ函館まで向かい、温泉と食事をのんびりと楽しむ。
  • 翌日から噴火湾沿いに北上し気になっていたポイントに立ち寄りながら釣りを楽しむ。

国道230号線を走り最初に立ち寄ったのは中山峠。ここでは定番の揚げ芋をいただきながら、久しぶりの羊蹄山を写真に収めた。蝦夷富士羊蹄山とも呼ばれ、北海道を代表する名峰の一つで富士山を思わせる美しい山だ。

中山峠での休憩を終え留寿都、洞爺湖横を走り予定の2時間半で噴火湾へ抜ける。

豊浦漁港では数人がブリッジの上で釣りを楽しんでいたようだったが、ここでは竿は出さず37号線を南下し函館へ向かった。

途中長万部から国道5号線に入り、函館手前の七飯町へ入ったのは午後1時半過ぎ。

少し遅めの昼食は七飯町のラッキーピエロを選択。函館では有名なチェーン店だ。

函館に住んでいたころは何度かお世話になったが、久々にチャイニーズチキンバーガーが食べたくなり、バーガーセットをオーダー。

年寄り夫婦にはあまり似つかわしくない店内装飾の中、少し落ち着かない雰囲気で甘辛の懐かしい味を楽しんだ。

遅めの昼食を済ませ、函館へ着いたのは午後2時過ぎ。昼食時間を除くとやはり5時間はかかっている。

久しぶりの長距離走行だが、それほど疲れは感じていない。70歳を過ぎたがまだそれほど体力は衰えてはいないのか。


宿泊先の湯の浜ホテルには5時頃到着と伝えてあるので、それまでどこかで竿を出せないかと函館港の中央ふ頭へ向かってみたが、日曜日は立ち入り禁止のようでガードマンに制止され入れなかった。

ならばもう1か所、函館山のふもとにある函館漁港へ向かってみた。

ここは問題なく入れたが、釣り人の姿はほとんどなくまた、何かが釣れている様子は全くなかった。

チェックインまではまだ時間があったのでとりあえずエギングロッドを取り出し、港内でヤリイカを狙ってみる。だが、何度キャストを繰り返しても全く反応が無い。

30分ほどで釣りを諦めホテルへ向かった。

夕食前に入浴を済ませ長距離運転の疲れをとり、6時半少し早めの夕食。

ビュッフェ形式の夕食と生ビールで旅行気分を満喫させて頂いた。

夕食を終え部屋へ戻り、ホテル9階の窓からオーシャンビューの海を眺めると右下に小さな漁港があった。

グーグルマップで調べてみると「湯の川漁港」。今時期はイカも釣れるらしいとあった。


歩いても数分の距離なので竿を出してみたかったが、奥さんの制止もあってこの日は諦めた。

翌朝早めの朝食を終え、気になっていた湯の川漁港へ向かってみる。

だが釣り人は誰も見当たらず、港内は底が確認できる浅さで外海はテトラというロケーションにここでの釣りは諦めもう一度函館港の中央ふ頭へ向かってみた。

中央ふ頭では1組の親子と年配の方の先客があったが、場所は空いていたのでイカ狙いでキャスティング開始。

風もそれほどなく、絶好のコンディションの中1時間ほど粘ってみたが何も釣れない。

隣の年配の方はサビキで何かを狙っている。だが、撒き餌を繰り返しても魚の姿は見られない。

ココでの釣りも短時間で切り上げ移動。


函館土産を買って帰りたいとの奥さんの要望もあり、七飯の道の駅へ向かった。

今回のホテル泊では「HOKKAID LOVE!割」という旅行支援のクーポンが発行されていて、そのクーポンでのお土産購入だ。

正直なところ旅行支援クーポンは全く想定していなかったので、大きな金額ではないがお土産の購入資金としては有り難く使わせていただいた。

道の駅での土産購入を終え、当初予定の鹿部漁港へ向かう。過去にはチカを爆釣したことのある漁港だが、函館に住んでいたころの話でもありいまは何が釣れているのか様子見のつもりで寄ってみた。

とりあえず投げ竿を用意し、堤防先端部から外海を狙ってみる。すると、錘の着底から間もなく穂先が大きく揺れる。

合わせのタイミングを図り大きくシャクルと

ヒット!


だが、リールを巻く手に重さが感じられない。引き上げてみると手のひらサイズのカレイが食いついていた。残念ながらリリースサイズだ。

その後、再び穂先の揺れがあり引き上げてみるがやはり同じサイズの手のひらガレイ。

2匹のカレイが上がったところでアタリは止まり何も釣れない時間が過ぎる。

粘ればまだ何か釣れたのかもしれないが、他にも寄りたい場所があったので移動。

次に向かったのは八雲町「黒岩漁港」ここも大きな漁港だが、釣り人はほとんど皆無。

外海のサーフ側で二人のルアーマンを見たが漁港内には誰もいない。

ここは寄ってみたかったポイントなのでためらわずに竿を出し防波堤先端部で釣り開始。

外海側へ投げ竿一本と港内でのルアーキャスティングでチャレンジしてみるが反応は無い。しばらくすると港内で何かが大きくジャンプ。


はっきりとは確認できなかったが恐らくサクラマスだろう。跳ねのあった場所をジグミノーで狙い撃ちしてみるが掛からない。日没間近迄粘ってみるが釣果無。

この日は豊浦での車中泊を予定していたので、黒岩漁港での釣りは19時前に切り上げ予定地へ向かう。

だが、予定していた場所にはほかの車は1台もなく、あまりにも寂しいので予定を変更し伊達の道の駅へ移動。何も釣れない釣り旅に疲れが増しぐっすりと寝込んでしまったためか、翌朝目覚めたのは6時を過ぎていた。

長万部でも釣りをしてみたかったが、コースを戻る気にもなれず北上し室蘭へ向かう。室蘭も良く釣れるという話は耳にしていたが初めての場所で、よくわからないままこの日は崎守埠頭へ向かってみた。

カレイ狙いの先客は何人かいたが、ほとんど竿の動きなし。訪れた時期が悪すぎたのか、噴火湾北上の釣り旅はここで終え通いなれた苫小牧へ移動。

苫小牧西港キラキラ公園へ向かってみた。人数は少なかったがまだエギンガーがマメイカを狙っていた。この時期もう釣れないだろうとぼんやりと眺めていたが、目の前でヒットシーンを目撃。

すかさずロッドを用意しキャスティングをすると、わずか数投でヒット!

幸先のいいスタートを切れたがやはり今回も後が続かずこの1匹のみで終了。

この後東港へも行ってみたが何も釣れていなかった。



2泊3日の函館までの長距離釣り旅は、ある程度予想はしていたがここまで何も釣れないとは思わなかった。だが冷静に考えると、狙いを定めずやみくもに釣り場を廻ったところで何も釣れないのは当たり前なのかもしれない。

今回の長距離釣り旅を締めくくるマメイカ君に感謝し帰宅の途に就いた。


2023年6月20日火曜日

自動シャクリ機を作ってみた

 ニシンやマメイカ釣りに役立つ自動シャクリ機

歳とともに竿を持ち続けるつらさが身に染みるようになり、自作に踏み切ってみた。

モーターとバッテリーは知人から譲り受け、動画やSNSから必要な情報を収集しまくり、2週間をかけて何とか形にすることができた。

いただいたモーターはおそらくトヨタ車のワイパーモーターで、カプラー部分の端子が5個

バッテリーからのプラス、マイナスをどの端子につなげればいいのか全く分からない。



いろいろなキーワードをもとに検索、それらしき情報で配線をしてみる。

ようやくモーターが動き出した。

モーターの回転速度をコントロールする「PWMコントローラー」で速度調整をしてみる。

これも特に問題なく動作する。

ここまでくればあとは筐体と竿置きを組み立てて、モーターをセットするだけだ。

製作開始からおよそ2週間。

待望の「自動シャクリ機」完成

一応それらしき形は出来上がったが

実際に釣り場で使ってみるまでは安心できない。

Pさいわい小樽港ではまだマメイカが釣れているようなので、実釣テストは小樽に決定。

6月19日月曜日、小樽港へ到着すると厩岸壁に大勢のエギンガーの姿。

昼食をとりながらしばらく様子を見ていたが誰も何も釣れていない。


とりあえず今日はシャクリ機の動作確認なので、あまり釣果には期待せずやってみよう。

空いていた場所に自動シャクリ機を設置し、4.5mの磯竿に5連スッテをセットしテスト開始。

ゆったりとした動きで磯竿が上下する。が、あたりはない。

始めてから約2時間、ようやく1匹目が掛かった。

アタリがとりずらいと聞いていたが、割とはっきりとした穂先の動きで1匹目を釣ることができた。

そのあと再び沈黙タイムが続き、2匹目が掛かったのは2時間後の6時過ぎ。

肝心のシャクリ機の様子は特に大きな問題はなかったが、長時間同じ動きを繰り返していると、竿受けのアルミの接続部分のボルトナットにゆるみが起き、アップダウンの際に異音が出るようになっていた。

それほど深刻な問題ではなかったが、念のためテスト釣行を切り上げ21時納竿。

わずか2匹のマメイカを手に帰宅の途に就いた。

※自作釣り道具

2023年6月10日土曜日

苫小牧方面もマメイカ激渋

 西港勇払埠頭が釣り禁止になってからはほとんど足を向けていなかったが、久しぶりに苫小牧方面へ向かってみた。

勇払で釣り人トラブルが起きてから苫小牧港全体が釣りに対する規制が強くなり、今ではほとんど入れる場所はないようだが、今回向かった場所も本来であれば釣りは禁止されているのかもしれない。

だが、西港のように明確に釣り禁止の立て看板が設置されているわけでもなく、グレーゾーンではあるが向かってみた。


この日の苫小牧は温かさのせいもあって深い霧が立ち込めていた。

だが、風は無く釣りには問題はない。

目的のポイントへ到着したのは昼過ぎで、マメイカ狙いのエギンガーが数名。

だが、釣れている様子はない。


左隣の方はエギングロッドもだしていたが、もっぱらニシン釣りに興じているようだった。

見ていると大き目のニシンが釣れている。

マメイカが釣れないのならと、自分もサビキを用意しニシン釣り開始。

開始まもなく一匹目ヒット!

だが、連続しない。

どうやら群れが薄いようで、釣れることは釣れるが間隔が長い。それでも1時間ほどで7匹釣ったところでニシンは終了。

相変わらず周りも含めてマメイカは釣れていないので、15時場所移動を決意。

向かった先はキラキラ公園。

苫小牧西港は全体に厳しく釣りが禁止されているが、ここはまだそれほど厳しくないようで大勢のエギンガーがマメイカを狙っていた。

空いている場所へ入りエギング開始。すると一投目でマメイカ独特の重み。

ファーストキャストでのラッキーヒット!だが、それっきりで後が続かない。

周りもあまり釣れている様子は無く、短い時間だったが5時で納竿とした、

小樽から始まり、留萌、石狩とどこへ行っても今年はなぜかつれない。

イカは運と言ってくれた方もいたが、技術的な違いもあるような気がする。

秋マメまでにもう少し腕を磨いておかなければ。