歳とともに竿を持ち続けるつらさが身に染みるようになり、自作に踏み切ってみた。
モーターとバッテリーは知人から譲り受け、動画やSNSから必要な情報を収集しまくり、2週間をかけて何とか形にすることができた。
いただいたモーターはおそらくトヨタ車のワイパーモーターで、カプラー部分の端子が5個
バッテリーからのプラス、マイナスをどの端子につなげればいいのか全く分からない。
ようやくモーターが動き出した。
モーターの回転速度をコントロールする「PWMコントローラー」で速度調整をしてみる。
これも特に問題なく動作する。
ここまでくればあとは筐体と竿置きを組み立てて、モーターをセットするだけだ。
製作開始からおよそ2週間。
待望の「自動シャクリ機」完成
一応それらしき形は出来上がったが
実際に釣り場で使ってみるまでは安心できない。
Pさいわい小樽港ではまだマメイカが釣れているようなので、実釣テストは小樽に決定。
6月19日月曜日、小樽港へ到着すると厩岸壁に大勢のエギンガーの姿。
昼食をとりながらしばらく様子を見ていたが誰も何も釣れていない。
とりあえず今日はシャクリ機の動作確認なので、あまり釣果には期待せずやってみよう。
空いていた場所に自動シャクリ機を設置し、4.5mの磯竿に5連スッテをセットしテスト開始。
ゆったりとした動きで磯竿が上下する。が、あたりはない。
始めてから約2時間、ようやく1匹目が掛かった。
アタリがとりずらいと聞いていたが、割とはっきりとした穂先の動きで1匹目を釣ることができた。
そのあと再び沈黙タイムが続き、2匹目が掛かったのは2時間後の6時過ぎ。
肝心のシャクリ機の様子は特に大きな問題はなかったが、長時間同じ動きを繰り返していると、竿受けのアルミの接続部分のボルトナットにゆるみが起き、アップダウンの際に異音が出るようになっていた。
それほど深刻な問題ではなかったが、念のためテスト釣行を切り上げ21時納竿。
わずか2匹のマメイカを手に帰宅の途に就いた。
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