2019年10月28日月曜日

2019ラスト鮭釣行

令和元年最後の鮭釣行に、噴火湾入り口の「伊達漁港」へ行ってきた。

いままではできる限り日曜日を避けてきたが、晩期ということもありあまり釣り人は多くないだろうと考え日曜日の釣行を決行。だが、その予測は裏切られ漁港には大勢の先客がいた。

空いている場所を探し釣りを開始する。風が強くスムーズにキャスティングできないなか3時間程粘ってみたがアタリなし。周りを見渡しても釣れている気配はなく徐々に人が減っていく。今日もボウズの予感がする。

Iphoneアプリの潮汐表で満潮時間を確認し、夕マズメの再開に賭けいったん釣り場を離れ昼食をとりに街中へ向かった。

午後2時再び漁港へ戻り再開するが風は相変わらず強い。

ルアーからウキふかせに仕掛けを変えてみるが反応なし。場所を変えてみても変わりなくアタリはない。魚の跳ねも少なく夕マズメの期待も薄れかけていた時、それまで自分がいた場所に後から入った釣り人がいきなり鮭を釣り上げた。しかも立て続けに2匹上げている。

遠目に仕掛けを見るとウキルアーを使っている。即座に仕掛けを変え何度かキャスティングを繰り返していると、ようやく自分の竿にもアタリがあり鮭がHIT。

鮭釣り晩期を物語る見事な雄のブナ鮭だが、釣れたことに満足しこの日の釣りを終了した。

これで今年の釣果合計は6匹となり、昨年と同数で終わることができた。残念ながら当初の目標2桁は達成できなかったが、周りが今年はなかなか釣れないと言っている中昨年同数の釣果に満足している。




2019年10月13日日曜日

オホーツク遠征

シーズン二桁釣果を目指しオホーツク遠征を決行。目指すは昨年も実績のある常呂漁港。

自宅を朝9時に出発し、約5時間をかけ目的の漁港到着。広い漁港には目視できる範囲で約50名ほどの釣り人がいたが、あまり釣れている気配はない。

とりあえず漁船の航行に邪魔にならない場所を探し釣りを開始するが、アタリはなく魚の跳ねも見られない。ルアーへの反応が薄いのか、仕掛けをウキふかせに変えてみたがそれでもあたりはなく釣れない時間が続く。

しばらくキャスティングを続けていると、夕方4時ころから徐々に鮭を吊り上げる人が出てきた。夕マズメの時間帯にはいり魚の活性が上がってきたのか、3か所ほどで鮭のタモ入れが始まっていた。

この時間帯を逃すと今日もボウズと思い、粘り強く狙ったポイントへルアーを投げ込む。何度か繰り返していると、突然ルアーが海中へ引き込まれた。

「キタ!」

慎重に合わせを入れ鮭を引き寄せる。が、鮭もしぶとくなかなかタモに入ってくれない。引き寄せられてタモに近づくと全力で逃げる。

何度か繰り返し、鮭が弱ってきたころ無事にネットイン。銀ピカの雄鮭で今季ようやくの5匹目だ。

釣り上げた鮭の写真撮影も忘れ、2匹目を狙いすぐにキャスティングを再開するも、この日はこの1匹で終了となった。道具を片付け、車中泊の予定地である網走に向かい車を走らせた。

翌朝4時に起床。漁港へ戻るとすでに先日のポイントには大勢の先客がいて入る場所がない。やむを得ずほかの場所を探し釣りを開始。この日は目視の範囲で約80名。鮭釣りの人気スポットだけあって朝から人が多い。が、この日もなかなか釣れない時間が続く。朝マズメの時間帯でもポツリポツリと釣れる程度で8時過ぎにはあきらめて帰る人が増えてきた。

当初の意気込みも薄れわずか1匹の釣果に満足し、今回のオホーツク遠征を切り上げ帰路についた。

ピークは10月末まで続くので、もう一度くらい遠征の機会はあるのかもしれないが、どうやら今期の釣果は昨年同様の数字で終わりそうだ。





2019年10月5日土曜日

道北遠征

10月3日道北方面の釣果情報を頼りに、稚内まで長距離遠征を敢行。

国道275号線を北上し、留萌から日本海側を回って抜海漁港へ到着したのが午後3時過ぎ。鮭狙いの釣り人は大勢いたが見ている限り釣れている気配が感じられない。ここでは竿を出さずに当初の目的地である「西稚内漁港」へ移動。

西稚内漁港も大勢の鮭ハンターが竿を振っていたが、抜海同様釣れている気配なし。ただ、時折鮭の跳ねがみられるので、港内に鮭が入っているのは間違いなさそうだ。

とりあえず竿を出し、ウキフカセで狙ってみるが反応なし。10月の北海道は日没が早く、夕方5時を回ると辺りが暗くなり始める。ケミカルライトで釣りを続けることもできたが、この日は釣れそうもないと判断し、早々に撤退を決意。

稚内の道の駅に車を移動し、車中泊の準備にかかる。ここは稚内の駅前でありながら十分な駐車スペースもあり、車中泊で利用している人が多い場所だ。キャンピングカーや道外ナンバーの車が多数見受けられた。

翌朝は4時に起き釣りの準備を開始。折からの台風18号の影響もあり雨と強風が吹き荒れている。とりあえず今日の目的地「北船泊漁港」へ向かった。

雨と風という悪条件にも関わらず多くの釣り人がいたが、雨だけならまだしも、風が強すぎて竿を出す気になれず、その場をいったん撤収し道の駅に戻り天候の回復を待った。2時間ほどで少し雨が弱まったので再び漁港へ戻ると、ほとんどの人は帰ったらしくわずか二人しか残っていない。

せっかく長距離を走ってきてこのまま竿を出さずに帰るのもどうかと思い、強風のなかキャスティング開始。すると3投目でいきなりヒット。以前、登別でアワセが弱くばらしてしまった経験があったので、思い切り竿を立てた瞬間「ブチン!」と糸切れしてしまい、鮭はルアーとウキを抱えたまま泳ぎ去っていった。

すぐさま次の仕掛けを準備しキャスティングを再開すると、隣のウキフカセの釣り人が鮭を釣り上げた。釣り上げたというよりも引き上げたといったほうがいいのかもしれないが、見覚えのあるルアーとウキがついていた。つい先ほど自分が逃がした鮭に間違いないと確信し、事情を説明してウキとルアーのみ返していただいた。

再びキャスティング再開、跳ねのある辺りを目指し何度か繰り返していると、鮭特有のアタリとともに深くウキが沈み込んだ。「キター!」

今度は慎重に引き寄せ用意したタモへネットイン。そのあともう一匹追加し2匹の鮭を釣ることができた。

ラインブレイクのバラシも含めると3匹。内1匹が待望の雌鮭でサイズも74㎝程の大型サイズ。

これまでいろいろな場所へ行き毎回ボウズで帰ってきていたが、わずか1時間ほどの間に3匹も釣れたのは初めての経験だ。

このままさらに釣果を重ねようと竿を振り始めたが、再び雨が強くなり港内の鮭の跳ねも少なくなってきたので納竿とした。

場所移動や夕マズメの再開も考えたが、天気予報が状況の悪化を指示していたため、今回の道北釣行を切り上げ帰宅の途につくことにした。