2024年6月29日土曜日

石狩湾新港 夏サバシーズン開幕

関東の猛暑と比べ昨日まで比較的涼しい日が続いていたが、北海道もいよいよ30度を超える暑さがやってきそうだ。この日も最高気温29度、外へ出ると真夏日のムッとした暑さが肌にまとわりつくように襲い掛かってくる。


6月28日金曜日、石狩でサバが釣れだしたと聞き行ってみた。場所は樽川埠頭、すでに多くの車が止まっている。ホットスポットのフェンス右横は相変わらず常連さんで一杯だ。少し様子を見ていると、何人かがサバを釣り上げている。

かろうじて一本の竿を出せそうな場所を見つけ、隣人に声をかけ入らせていただき釣り開始。4.5メートルの磯竿に6号ケイムラサビキ仕掛けでサバを狙う。足元に群れがいたのか、運よく一投目で穂先が大きく引き込まれる。

ヒット!



引きあげてみるとサビキに掛かってきたのは2匹のサバ、デカサバとまではいかないが結構な大きさだ。幸先のいいスタートにこのまま爆釣か、と期待が膨らむが後が続かない。
あまり大きな群れではないのか、周囲も同様に連続ヒットとまではいかないようだ。

一進一退を繰り返しながら1時間ほど続けていると左隣の釣り人が釣り場の片づけを始めた。若干スペースが広がったので、前回ダメだったシャコをもう一度狙ってみようと2本の投げ竿を準備。だが、シャコはなかなか掛からない。シャコの仕掛けに何故かハゼが食いついてくる。ハゼは天ぷらにするとおいしい魚なのでこれはこれで嬉しいのだが、できればシャコに来てもらいたかった。


その後3時を過ぎたあたりからサバの活性が上がってきたのかダブル、トリプルと連続ヒットが続き、少し忙しくなってきたので投げ竿を諦めサバ釣りに専念。だが、この日の樽川のサバはあまり大きな群れではない様で、爆釣ペースには程遠い釣れ方だ。

結局、夕方6時までの約5時間で20匹。残念ながら爆釣とはいいがたいがそれでも釣りたいと思っていたサバが、偶然立ち寄った樽川で釣れたので大満足。全体に20~25cmの中型サバだがヒキも強くダブル、トリプルと掛かるとなかなか引き上げられないパワーだ。

夏サバシーズンはこれからがスタート、太平洋、日本海いたるところで釣り人を楽しませてくれる。8月の鮭釣りシーズン開幕までの一か月はこの夏サバで楽しめそうだ。


2024年6月25日火曜日

6/21太平洋釣行記 日高の海でカレイ釣り

 6月21日金曜日、カレイ狙いで日高方面へ

いままで日本海ばかりに目を向けていたが、6月に入ってからというもの狙いのマメイカはあまり釣れず他にこれといった釣果も得られていなかったので、少し目先を変え太平洋での釣りにトライしてみた。

襟裳、十勝でコマイが釣れているとの情報も耳にしていたので、本当なら長距離覚悟で向かってみたかったが、ガソリン代高騰の折奥さんから却下。1時間半で到着できる日高門別へ目的地を変更しカレイ釣りに切り替えた。

ポイント到着は午後1時半。夕マズメのワンチャンス狙いだがこの時間帯はさすがに釣り人の姿も少なく、堤防先端に2名の釣り人。挨拶がてら状況確認してみたがあまり芳しくはない様だ。


とりあえず挨拶を済ませ、隣に釣り座を構える。三脚を用意しいつもの投げ竿2本を港内へ向けてセッティング、プラス今回はもう一本の投げ竿を外海へ向けて準備。仕掛けは一般的な胴付き2本バリで餌は塩イソメ、生イソメそしてホタテのミミを用意してみた。

ホタテを購入した際に残しておき塩漬けにしたものだが今回初めて用意してみた。イソメと相掛けにすると餌持ちがいいという話も聞いている。食紅で赤く染められたホタテのミミも釣具店で売られているので、効果はあるだろうと持参してみた。

3本の投げ竿をそれぞれのポイントへ向けキャスト。2本は港内へ、もう一本は外海へ向けキャストしているので背合わせとなりすべての竿の穂先に集中できない。港内へ投げ入れた2本の竿に集中していると、左の竿先に小さなアタリが来た。魚も目の前の餌に興味を示し様子を見ている段階なので早合わせは禁物。何度か小さな縦揺れが続いた後、大きく穂先が引き込まれる。

すかさず合わせを入れるとヒット!


竿を立てリールを巻き上げるが結構な重さを感じる。必死に針から逃れようとする魚の生体反応が手元に伝わってくる。

リールに引き寄せられ間もなく海面に姿を現したのは30cmほどのヌマカレイ(別名カワガレイ)だった。

それからほどなくふたたび同じ竿にアタリがあり、リールを巻き上げてみると今度は小さなヌマガレイ。いったんキープしたが手のひらサイズの持ち帰りはどうかと思い直しリリースした。

2匹のカレイを釣り上げた後、港内側のアタリが止まったところで外海へ投げ入れておいた竿も気になり時々目を向け確認していたが、遠目からは穂先の動きがよくわからず、餌交換で巻き上げてみると針先の餌がきれいになくなっていた。

恐らくそれなりのアタリはあったと思われるが2匹のカレイの取り込みの間に見落としてしまったようだ。目視できる範囲で常に穂先を見ていられる状況にしておかなければ、魚の繊細なアタリに即座に対応などできない。今回の反省ポイントだ。


外海狙いを諦め港内側に3本の投げ竿を投げ入れ続けてみたが、2匹を釣り上げた後はアタリも止り釣れなくなってしまった。間もなく先客の二人も帰り支度を始め帰ってしまったので、我々も17時で釣り座をたたみ帰宅の途に就いた。

6月後半、夏枯れといわれるシーズンは海水温が上昇し魚の活性が落ちてしまうらしい。

小樽や留萌、苫小牧と6月へ入ってから何度か釣行に向かってみたがいずれもボウズか僅かな釣果しか得られていない。夏枯れシーズンだからなのか、腕が未熟だからなのかよくわからないが、なかなか思い通りには釣れないものだ。


2024年6月23日日曜日

石狩湾新港6月の釣り事情

 6月17日石狩湾新港へ向かってみた。狙いはシャコ、ハゼ、カレイ。久しぶりの投げ釣りだ。



夕マヅメ狙いで午後2時自宅を出発、樽川埠頭駐車場に車を停めハマナスプロムナードをモニュメント方向へ向かい、護岸の中腹に釣り座を構える。

夏枯れのこの時期、釣り場には釣り人の姿は少ない。釣れていないということか、微かな不安に駆られる。

それでも、天気もいいし釣れなくてものんびりと時間を過ごせればいいかと準備を始め、用意した2本の投げ竿に餌を付け、50mほどの沖合へキャスト。

ほどなく右の竿の穂先が揺れる。小さなアタリだが餌をついばむ魚の様子が目に浮かぶ。

少し様子を見ながら大き目の縦揺れに合わせて竿をしゃくると、

ヒット!

だが少し軽い。生命反応は感じられるがカレイではないようだ。



リールを巻き上げ手元まで寄せると、掛かっていたのは大きさ15cmほどのハゼだった。

ハゼも今日の狙いの魚。天ぷらにするとおいしい魚だ。

ファーストヒットのハゼをバケツに移し、餌のイソメを付け替え再キャスト。

今度は左の竿に大きなアタリ!

慎重にタイミングを見計らいアワセを入れる。

ヒット!

今度は大きい。手ごたえ十分だ。だが、ちょっと待てよ、このヒキは・・・

予想通りメガサイズウグイが姿を現した。

残念ながらウグイは本日の狙いではないのでリリース。ヒキは強いのでアタリからリーリングまでは楽しませていただいたが、お帰り頂いた。



その後2匹のハゼを釣り上げ、夕食メニューのハゼの天ぷらが頭の中で形作られる。

その後、ふたたび大きなアタリとともにヒット!

引き上げられたのは前よりもさらに大きなウグイで、しかも尾びれ付近のスレ掛かりだった。どうりで重たいハズだ、と納得と落胆の複雑な感情が湧き上がった。

結局、狙いのシャコは釣れずハゼ4匹とミニサイズのカレイを1匹手にし護岸での釣りを終了。そのまま帰ろうかとも思ったが、フェンスヨコではマメイカ狙いの釣り人が自動シャクリ機でマメイカ釣りを楽しんでいる。

道具は持ってきているので、空いている場所へ入れてもらいマメイカ釣りを始めた。

時間は午後7時、自動シャクリ機に5連スッテのしかけで始めるが全く釣れない。だが周囲ではコンスタントに釣り上げられている。仕掛けは同じ5連(6連)スッテを使っている。

何が違うのだろう。頭を抱えながら、隣人の竿先を見ているとほとんど動きがないにも関わらず合わせを入れマメイカを釣り上げている。自動シャクリ機とスッテの組み合わせはアタリの判断が難しいとは聞いていたが、ほとんどわからなかった。

結局、11時まで粘ってみたものの釣果はゼロ。ギブアップ。

答えがわからないままモヤモヤとした気分で自宅へ帰った。