関東の猛暑と比べ昨日まで比較的涼しい日が続いていたが、北海道もいよいよ30度を超える暑さがやってきそうだ。この日も最高気温29度、外へ出ると真夏日のムッとした暑さが肌にまとわりつくように襲い掛かってくる。
6月28日金曜日、石狩でサバが釣れだしたと聞き行ってみた。場所は樽川埠頭、すでに多くの車が止まっている。ホットスポットのフェンス右横は相変わらず常連さんで一杯だ。少し様子を見ていると、何人かがサバを釣り上げている。
かろうじて一本の竿を出せそうな場所を見つけ、隣人に声をかけ入らせていただき釣り開始。4.5メートルの磯竿に6号ケイムラサビキ仕掛けでサバを狙う。足元に群れがいたのか、運よく一投目で穂先が大きく引き込まれる。
ヒット!
引きあげてみるとサビキに掛かってきたのは2匹のサバ、デカサバとまではいかないが結構な大きさだ。幸先のいいスタートにこのまま爆釣か、と期待が膨らむが後が続かない。
あまり大きな群れではないのか、周囲も同様に連続ヒットとまではいかないようだ。
一進一退を繰り返しながら1時間ほど続けていると左隣の釣り人が釣り場の片づけを始めた。若干スペースが広がったので、前回ダメだったシャコをもう一度狙ってみようと2本の投げ竿を準備。だが、シャコはなかなか掛からない。シャコの仕掛けに何故かハゼが食いついてくる。ハゼは天ぷらにするとおいしい魚なのでこれはこれで嬉しいのだが、できればシャコに来てもらいたかった。
その後3時を過ぎたあたりからサバの活性が上がってきたのかダブル、トリプルと連続ヒットが続き、少し忙しくなってきたので投げ竿を諦めサバ釣りに専念。だが、この日の樽川のサバはあまり大きな群れではない様で、爆釣ペースには程遠い釣れ方だ。
結局、夕方6時までの約5時間で20匹。残念ながら爆釣とはいいがたいがそれでも釣りたいと思っていたサバが、偶然立ち寄った樽川で釣れたので大満足。全体に20~25cmの中型サバだがヒキも強くダブル、トリプルと掛かるとなかなか引き上げられないパワーだ。
夏サバシーズンはこれからがスタート、太平洋、日本海いたるところで釣り人を楽しませてくれる。8月の鮭釣りシーズン開幕までの一か月はこの夏サバで楽しめそうだ。
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