2024年10月4日金曜日

オホーツク鮭釣行 シーズン最盛期

今年は8月から秋鮭釣りに没頭し、太平洋を皮切りにオホーツク海まで何度も足を運んできました。

スタートは鮭釣りの早場といわれている太平洋。
昨年8月9日に2匹の鮭を釣った「目黒漁港」を皮切りに、歌別漁港や十勝港、旭浜漁港、果ては大津まで車を走らせ鮭を釣ろうと走り回ってきましたが惨敗。

8月後半から9月中旬まではオホーツク海に狙いを定め、紋別、網走、猿払まで走り回り鮭を捜し歩きましたが、ここでも出会うことができず、今年はもうこのまま終わるのでは?と、半ばあきらめにも近い感情に襲われ、鮭釣りを始めて7年はじめてボウズを覚悟していました。

それでも6戦目にして奥さんが歌別で雌鮭を釣り上げ、その後7戦目、8戦目で自分もそれぞれ雌鮭、雄鮭を1匹づつ釣り上げ、シーズンを通してのボウズは回避できましたが、長距離を走って鮭1匹という結果にあまり喜べない思いもありました。もちろん1匹でも釣れると嬉しいですが、できれば数釣りを楽しみたい、そんな気持ちもありました。

今回ふたたびオホーツク海方面へ。
向かった先は、恐らく9月末から10月初旬にかけピークを迎えるであろうと予測していた場所です。



初日の夕マズメ、夕方5時から投げ竿2本とウキルアー1本で魚の反応を探ります、が反応ありません。釣り人も少なく、予測を誤った?と少し不安な気持ちのまま初日を終了。

翌朝4時30分
既にポイントには大勢の釣り人が朝マズメ狙いで釣りを始めていました。それでも左側にはまだスペースがあり、3本の投げ竿を立て釣り開始。

するといきなりキャストし終えたばかりの竿の穂先が大きく揺れ動きヒット!

リールを巻くと確かな手ごたえ。

まだ日の出前の暗闇の中、必死にリールを巻き上げ鮭を引き寄せます。
遠浅のサーフでかなり遠投したので、なかなか鮭の姿が確認できませんが、それでも手元には鮭の生命反応がしっかりと伝わってきます。

ようやく波打ち際まで引き寄せた1匹目は雄鮭でした。

その後再び2本目の竿にヒット!
1匹目を引き上げて僅か9分後でした。これも暗闇の中ライトで確認するとやはり雄鮭。


もちろん、卵を抱えた雌鮭が釣れるのが望ましいのですが、70センチほどの大型の魚とのやり取りを楽しむ釣り人にとって、雄であろうと雌であろうとどちらでも構わない。自分の仕掛けに食いついてきてくれた鮭に感謝です。


開始早々2匹を釣り上げた後1時間ほど静かな時間が過ぎ
6時半再びヒット!

今度は、顔つきと尾の形から雌鮭のような気もしましたが、自信が持てず判断保留。
自宅へ戻ってからの開腹を待ちます。

釣り開始から2時間、ようやく念願の複数釣果3匹を上げることができました。
この日は全体的に好調で、周囲でもみんな複数の鮭を釣り上げているようでした。





朝マズメが終了し、8時を過ぎた頃には鮭のあたりも途絶え、沖の方ではハネもありましたが、キャストで届く範囲には反応がなくなったところで釣りを終了。

予定ではもう一泊するつもりでしたが、途中で合流した息子夫婦が親戚からいただいたぶりやヒラメ、タコを持ってきたので、クーラーボックスに余裕がなくなり釣り継続を諦めることに。

少し後ろ髪をひかれる思いはありましたが、今回のオホーツク釣行を切り上げ帰宅の途に就きました。




2024年7月5日金曜日

小樽港 夜釣りでサバ、イワシ

 7月3日サバ狙い第二戦、今度は小樽港の夜釣りに挑戦。

午後4時半自宅を出発し、ポイント到着は夕方6時を過ぎていた。到着してみると、意外と釣り人の数は少ない。SNSでデカサバが釣れていると聞いていたので混雑を予想していたが、おかげで入釣スペースはすんなりと確保できた。

いつも通りすぐには釣り準備を始めず、車の中から様子を探る。だが、あまり釣れている様子はない。狙いのサバは回遊魚なのでいつ釣れ始めるかはわからないが、魚影が濃ければそれほど間を置かず釣れ始めるだろう、と安易な予測を立て釣りの準備を始める。

今回は本命サバ狙いだが、5連スッテ仕掛けでマメイカも狙ってみようと一応自動シャクリ機も用意。今年は残念ながらマメイカには見放され、思った釣果を上げられていない。7月に入ったのでもうマメイカの姿は無いのかもしれないが、最後のあがきとして挑戦してみる。

本命のサバは今回も6本バリのケイムラサビキの6号と5号を用意してみた。デカサバであれば6号、コサバであれば5号サイズが自分にとっては使いなれたサイズで扱いやすい。大した違いは無いのかもしれないが、微妙な違いが釣果を左右することもあるだろうと考えている。

準備を終え第一投。


すると、今回も幸先よく一投目からヒット!

磯竿の柔らかな穂先が勢いよく引き込まれ、同時に横へ走られる。慎重に竿を引き上げてみると中型のサバが掛かってきた。サイズは目視で25センチ前後、残念ながら30センチには満たない。開始早々なのでその後の展開に期待を持たせてくれる一匹だ。

だが、幸先のいいスタートを切るとなぜか最近は後が続かない。今回も同じパターンなのだろうか?

間もなく2匹目ヒット!

1匹目同様勢いよく穂先が引き込まれるがサバ特有の横走りが無い。リールを巻き上げ手元へ魚を引き寄せると、その姿はやはりウグイだった。



そして3匹目、今度はあまり見かけない魚がスレ掛かりで掛かってきた。くちばしの細長い姿はサヨリだった。過去にも釣ったことがあったがいづれもチカサイズで小さくリリースしてきた。これは結構大きめのサイズで帰宅後の計測では27センチあった。サヨリなど今迄食べたことなどなかったので、どう調理すればいいのかわからなかったが一応キープ。

夕方7時を過ぎ暗くなってきたので集魚効果を上げようとライトアップ。だがすぐには魚は集まらずしばらく釣れない時間が続く。

それでもぽつぽつとサバとイワシが交互に釣れ、9時を過ぎた頃から足元に大量の黒い影が現れ始めた。イワシの群れにサバが混じっているのだろうか。高速で泳ぐ姿とイワシ特有の群れを成して泳ぐ姿が混在している。

群れの中にサビキを落としてみるが活性が低いのかすぐには喰いつかない。今までは群れの中にサビキを落とすとすぐに食いついてきていたが今回はそう簡単にはいかないようだ。

そんな一進一退の状況が続き、気が付けば時計の針は深夜12時を過ぎていた。タイドグラフを確認するとこの日の満潮時刻は24時、潮どまりといわれる時間帯のせいなのか全くアタリが無くなっていた。足元では群れの姿は確認できるのにも関わらず、針には全く喰いつかない。

ほぼ同じ時刻にライトがバッテリー切れで消灯、区切り良く納竿とした。

結局夕方6時過ぎから深夜12時までのおよそ6時間の釣果は?



サバ6匹、イワシ10匹、サヨリ1匹

時間をかけた割には寂しい結果だった。




2024年6月29日土曜日

石狩湾新港 夏サバシーズン開幕

関東の猛暑と比べ昨日まで比較的涼しい日が続いていたが、北海道もいよいよ30度を超える暑さがやってきそうだ。この日も最高気温29度、外へ出ると真夏日のムッとした暑さが肌にまとわりつくように襲い掛かってくる。


6月28日金曜日、石狩でサバが釣れだしたと聞き行ってみた。場所は樽川埠頭、すでに多くの車が止まっている。ホットスポットのフェンス右横は相変わらず常連さんで一杯だ。少し様子を見ていると、何人かがサバを釣り上げている。

かろうじて一本の竿を出せそうな場所を見つけ、隣人に声をかけ入らせていただき釣り開始。4.5メートルの磯竿に6号ケイムラサビキ仕掛けでサバを狙う。足元に群れがいたのか、運よく一投目で穂先が大きく引き込まれる。

ヒット!



引きあげてみるとサビキに掛かってきたのは2匹のサバ、デカサバとまではいかないが結構な大きさだ。幸先のいいスタートにこのまま爆釣か、と期待が膨らむが後が続かない。
あまり大きな群れではないのか、周囲も同様に連続ヒットとまではいかないようだ。

一進一退を繰り返しながら1時間ほど続けていると左隣の釣り人が釣り場の片づけを始めた。若干スペースが広がったので、前回ダメだったシャコをもう一度狙ってみようと2本の投げ竿を準備。だが、シャコはなかなか掛からない。シャコの仕掛けに何故かハゼが食いついてくる。ハゼは天ぷらにするとおいしい魚なのでこれはこれで嬉しいのだが、できればシャコに来てもらいたかった。


その後3時を過ぎたあたりからサバの活性が上がってきたのかダブル、トリプルと連続ヒットが続き、少し忙しくなってきたので投げ竿を諦めサバ釣りに専念。だが、この日の樽川のサバはあまり大きな群れではない様で、爆釣ペースには程遠い釣れ方だ。

結局、夕方6時までの約5時間で20匹。残念ながら爆釣とはいいがたいがそれでも釣りたいと思っていたサバが、偶然立ち寄った樽川で釣れたので大満足。全体に20~25cmの中型サバだがヒキも強くダブル、トリプルと掛かるとなかなか引き上げられないパワーだ。

夏サバシーズンはこれからがスタート、太平洋、日本海いたるところで釣り人を楽しませてくれる。8月の鮭釣りシーズン開幕までの一か月はこの夏サバで楽しめそうだ。


2024年6月25日火曜日

6/21太平洋釣行記 日高の海でカレイ釣り

 6月21日金曜日、カレイ狙いで日高方面へ

いままで日本海ばかりに目を向けていたが、6月に入ってからというもの狙いのマメイカはあまり釣れず他にこれといった釣果も得られていなかったので、少し目先を変え太平洋での釣りにトライしてみた。

襟裳、十勝でコマイが釣れているとの情報も耳にしていたので、本当なら長距離覚悟で向かってみたかったが、ガソリン代高騰の折奥さんから却下。1時間半で到着できる日高門別へ目的地を変更しカレイ釣りに切り替えた。

ポイント到着は午後1時半。夕マズメのワンチャンス狙いだがこの時間帯はさすがに釣り人の姿も少なく、堤防先端に2名の釣り人。挨拶がてら状況確認してみたがあまり芳しくはない様だ。


とりあえず挨拶を済ませ、隣に釣り座を構える。三脚を用意しいつもの投げ竿2本を港内へ向けてセッティング、プラス今回はもう一本の投げ竿を外海へ向けて準備。仕掛けは一般的な胴付き2本バリで餌は塩イソメ、生イソメそしてホタテのミミを用意してみた。

ホタテを購入した際に残しておき塩漬けにしたものだが今回初めて用意してみた。イソメと相掛けにすると餌持ちがいいという話も聞いている。食紅で赤く染められたホタテのミミも釣具店で売られているので、効果はあるだろうと持参してみた。

3本の投げ竿をそれぞれのポイントへ向けキャスト。2本は港内へ、もう一本は外海へ向けキャストしているので背合わせとなりすべての竿の穂先に集中できない。港内へ投げ入れた2本の竿に集中していると、左の竿先に小さなアタリが来た。魚も目の前の餌に興味を示し様子を見ている段階なので早合わせは禁物。何度か小さな縦揺れが続いた後、大きく穂先が引き込まれる。

すかさず合わせを入れるとヒット!


竿を立てリールを巻き上げるが結構な重さを感じる。必死に針から逃れようとする魚の生体反応が手元に伝わってくる。

リールに引き寄せられ間もなく海面に姿を現したのは30cmほどのヌマカレイ(別名カワガレイ)だった。

それからほどなくふたたび同じ竿にアタリがあり、リールを巻き上げてみると今度は小さなヌマガレイ。いったんキープしたが手のひらサイズの持ち帰りはどうかと思い直しリリースした。

2匹のカレイを釣り上げた後、港内側のアタリが止まったところで外海へ投げ入れておいた竿も気になり時々目を向け確認していたが、遠目からは穂先の動きがよくわからず、餌交換で巻き上げてみると針先の餌がきれいになくなっていた。

恐らくそれなりのアタリはあったと思われるが2匹のカレイの取り込みの間に見落としてしまったようだ。目視できる範囲で常に穂先を見ていられる状況にしておかなければ、魚の繊細なアタリに即座に対応などできない。今回の反省ポイントだ。


外海狙いを諦め港内側に3本の投げ竿を投げ入れ続けてみたが、2匹を釣り上げた後はアタリも止り釣れなくなってしまった。間もなく先客の二人も帰り支度を始め帰ってしまったので、我々も17時で釣り座をたたみ帰宅の途に就いた。

6月後半、夏枯れといわれるシーズンは海水温が上昇し魚の活性が落ちてしまうらしい。

小樽や留萌、苫小牧と6月へ入ってから何度か釣行に向かってみたがいずれもボウズか僅かな釣果しか得られていない。夏枯れシーズンだからなのか、腕が未熟だからなのかよくわからないが、なかなか思い通りには釣れないものだ。


2024年6月23日日曜日

石狩湾新港6月の釣り事情

 6月17日石狩湾新港へ向かってみた。狙いはシャコ、ハゼ、カレイ。久しぶりの投げ釣りだ。



夕マヅメ狙いで午後2時自宅を出発、樽川埠頭駐車場に車を停めハマナスプロムナードをモニュメント方向へ向かい、護岸の中腹に釣り座を構える。

夏枯れのこの時期、釣り場には釣り人の姿は少ない。釣れていないということか、微かな不安に駆られる。

それでも、天気もいいし釣れなくてものんびりと時間を過ごせればいいかと準備を始め、用意した2本の投げ竿に餌を付け、50mほどの沖合へキャスト。

ほどなく右の竿の穂先が揺れる。小さなアタリだが餌をついばむ魚の様子が目に浮かぶ。

少し様子を見ながら大き目の縦揺れに合わせて竿をしゃくると、

ヒット!

だが少し軽い。生命反応は感じられるがカレイではないようだ。



リールを巻き上げ手元まで寄せると、掛かっていたのは大きさ15cmほどのハゼだった。

ハゼも今日の狙いの魚。天ぷらにするとおいしい魚だ。

ファーストヒットのハゼをバケツに移し、餌のイソメを付け替え再キャスト。

今度は左の竿に大きなアタリ!

慎重にタイミングを見計らいアワセを入れる。

ヒット!

今度は大きい。手ごたえ十分だ。だが、ちょっと待てよ、このヒキは・・・

予想通りメガサイズウグイが姿を現した。

残念ながらウグイは本日の狙いではないのでリリース。ヒキは強いのでアタリからリーリングまでは楽しませていただいたが、お帰り頂いた。



その後2匹のハゼを釣り上げ、夕食メニューのハゼの天ぷらが頭の中で形作られる。

その後、ふたたび大きなアタリとともにヒット!

引き上げられたのは前よりもさらに大きなウグイで、しかも尾びれ付近のスレ掛かりだった。どうりで重たいハズだ、と納得と落胆の複雑な感情が湧き上がった。

結局、狙いのシャコは釣れずハゼ4匹とミニサイズのカレイを1匹手にし護岸での釣りを終了。そのまま帰ろうかとも思ったが、フェンスヨコではマメイカ狙いの釣り人が自動シャクリ機でマメイカ釣りを楽しんでいる。

道具は持ってきているので、空いている場所へ入れてもらいマメイカ釣りを始めた。

時間は午後7時、自動シャクリ機に5連スッテのしかけで始めるが全く釣れない。だが周囲ではコンスタントに釣り上げられている。仕掛けは同じ5連(6連)スッテを使っている。

何が違うのだろう。頭を抱えながら、隣人の竿先を見ているとほとんど動きがないにも関わらず合わせを入れマメイカを釣り上げている。自動シャクリ機とスッテの組み合わせはアタリの判断が難しいとは聞いていたが、ほとんどわからなかった。

結局、11時まで粘ってみたものの釣果はゼロ。ギブアップ。

答えがわからないままモヤモヤとした気分で自宅へ帰った。


2024年5月19日日曜日

石狩湾新港マメイカ初ヒット

 5月に入ってからマメイカを釣りたいと小樽港へ何度か足を運んでみたがいずれもボウズ。GW後半に釣れたという情報を聞いていたので、港内に入っていることはわかっていたがなかなか釣れない日が続いていた。

5月17日、気分を変え石狩湾新港へ向かってみた。ここは大型の港で釣りが禁止されているスペースも多いが、いくつか釣りを楽しめる場所もある。最初に入ったのは東港で、既に多くのエギンガーがロッドを振っていた。

空いているスペースへ入りエギングを開始。だが、簡単には掛からない。

1時間ほど過ぎてから少し風も出てきたので、風の影響の少ない角地へ移動しエギを足元に投下。すると海藻にでも掛かったかのような重みがリールを巻く手に掛かった。

軽くフッキングを入れると明らかな生命反応。

マメイカに違いないと確信し慎重に引き寄せる。マメイカは海水を吐き出しながらエギに引きずられ近づいてきた。

ようやく今年初のマメイカにご対面。だが、この一杯以降、次が掛からない。

風も徐々に強さを増してきたので止む無く場所移動。向かった先は樽川埠頭でここはいつも大勢の釣り人で賑わっているポイントだ。この日も相変わらず右側のゾーンはベテランの方たちで埋め尽くされていたが、幸い左のフェンス前が空いていたのでここでエギング再開。

開始まもなく右側のほうでマメイカが釣り上げられるシーンが見られた。

自動シャクリ機の連結スッテに掛かるイカ、エギングで掛かるイカ、様々だがあきらかに東港より魚影の濃さが感じられ期待値が高まる。だが、なかなか自分には掛からない。


こうなると自分のエギの選択に自信が持てなくなり、何度もカラーチェンジを繰り返す。

東港で唯一かかったエギを諦め、色彩の強いオレンジカラーに変えてキャストを繰り返すと、ようやく2匹目がヒット!

その後、帰宅された方の後に入り自動シャクリ機を準備。エギングと並行して5連スッテでマメイカを狙ってみるがなかなか掛からない。

3匹目が掛ったのは21時をまわっていた。同時に集魚灯のバッテリーも切れ21時半納竿。

期待していた自動シャクリ機の5連スッテには1匹のマメイカも掛からずに終った。

自動ということで機械任せにして、エギングの片手間でやっていたのが間違いで、シャクリ機の場合はかすかな竿先の変化を捉えて合わせを入れなければマメイカを釣ることは難しい様だ。

昨年小樽で自動シャクリ機を初デビューさせた際、明らかな反応でつれたので同じ動きを期待していたが、今回はそんなはっきりとした反応は無く、今思い返せばあれがアタリだったのかもしれないと思える動きは何度かあった。

だが、エギングに意識が向いているので即座に反応できず見逃していたのだろう。

せっかく苦労して自作した自動シャクリ機を使ってのマメイカ釣り、その効果を発揮するためにももう少し研究しなければならないようだ。

マメイカ釣りでの二刀流といった甘い考えは見直さなければならないようだ。

2024年5月6日月曜日

メガサイズ春ホッケ爆釣

4月21日ホッケリベンジで再び岩内港へ。

岩内港は以前の爆釣体験があり、もうそろそろ釣れるだろうとの思いが頭から離れず、この時期どうしても足が向いてしまう。

車中泊予定の釣行なので到着は昼過ぎだったが釣り人が少ない。ホッケが釣れている様子もない。とりあえず釣り座を構え釣り開始。

先週同様、相変わらずホッケの反応がない。
代わりに釣れるのはイワシばかりで足元を群れを成して泳いでいる。イワシもたまにつれる分には楽しめる魚だが、正直家の冷凍庫にはまだ数多く残っているので、かかってきた分はすべてリリース。

サビキ仕掛けで釣りを続ける限りイワシが掛かるのは避けようがないので、仕掛けを一本針のたらし釣りに変更。そのおかげでイワシはかからなくなったが、本命のホッケもなかなかかからない。

そのまま置きざおにして車の中で休んでいると、いきなり竿先が引き込まれそばにいた奥さんが最初の一匹目を釣りあげた。
だが、後が続かない。初日ホッケ一匹で終了
車中泊後、翌朝5時再開。

この日も状況は変わらず、足元には前日よりも数が増えたのではと思えるほどのイワシの大群。ホッケの反応はなく2時間で岩内港での釣りをギブアップ。

途中、数か所のポイントを覗きながら積丹半島を北上し、およそ一時間をかけ先端部の小さな漁港へ到着。ここは数日前SNSで釣れているとの情報があった場所だが、すでに1週間が過ぎていたのでホッケの群れはもういないだろうと思っていた。ところが着いてみると釣り人は大勢。

投げ釣り、浮き釣り、サビキなど釣り方は様々だがみんな結構ホッケを釣りあげている。
残念ながら好ポイントはすでに埋め尽くされ、竿をだせる場所は限られていたがそれでも空いている場所に入り釣り開始。

海中をのぞき込んでみるが透き通った海中にホッケの姿はない。
それでも撒き餌を撒いてしばらくすると、魚影が少しずつ見えてくるようになり、その中へ仕掛けを落とすと、すぐにアタリがあり大型のホッケがヒット!

その様子を車の中で見ていた奥さんも参戦。
そこから連続ヒットが続き、瞬く間にクーラーボックスがホッケで埋め尽くされる。
3時間ほどでクーラーがいっぱいになり、十分な数が釣れたので昼過ぎで釣りを終了とした。
家へ戻ってから数を数えると合計27匹。
いつもなら50匹近い数が入るクーラーだが、今回はメガサイズばかりだったので半分程度の数でいっぱいになってしまったようだ。

爆釣といえるほどの数ではなかったが、大型の春ホッケばかりの釣果に大満足し晴れやかな気持ちで帰宅の途に就くことができた。

2024年4月17日水曜日

日本海の磯で春ホッケ釣り

4月15日、春ホッケ狙いで日本海方面へ釣行に向かった。

少し気温も上がってきたので今回も一泊二日の車中泊を予定し、自宅を出発したのは午前10時。釣行としては遅い時間だが、目的地までは車で約3時間、到着時間から日没までおよそ3時間は竿をだせるだろう。そんな気持ちで車中泊予定の釣りはいつも遅い時間の出発になってしまう。

ただ、今回はなかなかポイントを絞り込めずに、余市を過ぎ稲穂峠を抜けてもまだ決められずにいた。事前のSNS情報も少なく、過去の自分の経験から岩内港か或いはその先の磯が狙い目と考えているが、果たしてホッケは回遊しているのか。

とりあえず走行ルートは大きく変わらないので、まずは岩内港の様子を見てから判断しようと、第一ポイントの岩内港へ向かってみた。

港へ着いたのは午後2時。大勢の釣り人が釣りを楽しんでいたが、釣れているのはよく見るとイワシのようだった。1週間ほど前から日本海の各漁港へ季節外れのイワシの群れが入ってきていて、大きなニュースにもなっていた。自分も留萌や雄冬でその恩恵にあずかり、イワシ釣りを楽しませてもらっていた。

そのイワシが1週間が過ぎてもまだ岩内港の港内を群れを成して泳いでいた。自宅の冷凍庫にはまだたくさんのイワシがストックされているので、岩内での釣りは見送り第二予定のポイントへ向け車を走らせる。

目的の磯にはサクラマス狙いのアングラーやホッケ狙いの釣り人が大勢竿を出していた。まずは釣り場の状況確認の為、遠目から様子を伺ってみる。すると何人かの竿先が大きくしなり、大型のホッケが釣り上げられる様子が見えた。

間違いなく群れが入っている、と判断し釣り準備を開始。だが、ホッケが釣れているのは限られた範囲のポイントで、すでに入釣スペースは埋まっている。やむを得ずその右横に入り、ウキを海中にキャストするがホッケの反応は無い。 

撒き餌で寄せようと試みるがなかなか寄ってこない。わずか2~3メートルの距離にもかかわらず、左隣では次々と大型サイズを釣り上げている。仕掛けは同じウキフカセで釣れている棚の深さも1メートルほど、もちろん合わせているがそれでもウキは動かない。

エサもホッケのウキフカセでは一般的なオキアミでほぼ同じ。しいて違いを上げるとすれば釣り竿の違いとウキの形状だけだ。先客の皆さんは穂先の柔らかな磯竿を使っているが自分はキャスティングロッドでの釣り。でも、このキャスティングロッドで今までも多くのホッケを釣っているので問題は無いはずだ。

釣りを始めて7年になるがこんなケースはよくあることで、そのたびに何が違うのか考えさせられる。だがこれと言った結論は出せていない。

そんな釣れない状況を見かねたように、左隣の釣り人から「もっとこっちへ寄せていいよ」と、親切に声をかけていただいた。その言葉に甘え、奥さんと二人で左の方へウキを投げ入れる。

すると間もなくウキに変化があり、かすかに沈んだように見えた。ようやく待ちに待ったアタリに合わせて竿をしゃくりあげ、ファーストヒット!

釣れたのは少し小さめのホッケだった。周囲で釣れているのがメガサイズのホッケばかりだったので、比べてみて小さく感じるのか、ほぼ一般的なサイズなのだが。

そのあと、奥さんにもヒット!

こちらは周りで釣れているメガサイズのホッケだった。だが、ホッケはそのあとかかることなく、代わりにアメマスと大型の蝦夷メバル(通称ガヤ)が釣れたが、ためらうことなくリリースした。

結局2匹のホッケで初日の釣りを終了し、道の駅で仮眠をとらせていただいた。

翌朝、日の出とともに再開。

この日も釣り人は多く、サクラマス狙いのアングラーがずらりと海岸線を埋めている。ただ、前日と比べてホッケ狙いは少なく、入釣ポイントにはすんなりとは入れた。

だが、肝心のホッケが見当たらない。撒き餌を繰り返し投げ入れてもウキは全く反応しない。前日あれだけ釣れていた場所なのに誰も釣ることができない。波も静かで天気も快晴、釣りには最高の条件がそろっているのに、肝心の主役がどこにもいない。

午前8時、釣り開始から4時間を経過してのこの状況に諦め、一人また一人とホッケアングラーが帰っていく。これだけ釣れない時間が続くとさすがに心折れ、自分も竿をたたみ場所移動することにした。

向かったのは帰り道の岩内港だが、先日と状況は変わらず釣れているのは相変わらずイワシばかり。それでも竿を出し、なるべく表層を泳ぐイワシが掛からないようにとサビキを底付近まで落としてのホッケ狙いを試みる。

狙い通りイワシは掛からないが、底にはホッケの姿が無いのか何も釣れない。その間、周りでは次々とイワシが釣り上げられ、短時間でバケツを埋め尽くさんばかりの勢いで釣果を上げている。周囲の釣り人達はイワシに興味を示さない私たちの釣りを不思議そうに眺めていたのかもしれない。

岩内港も短時間で切り上げ、兜千畳敷から弁天、柵内、神岬を廻り古平、白岩経由で小樽港、石狩湾新港まで廻ってきたが、どこもまだイワシフィーバーが続いているようで大勢の釣り人で賑わっていた。

残念ながらイワシに興味を持てない私たちは、ここで釣行を終了とし午後3時帰宅の途に就いた。

2024年4月12日金曜日

待望の大型春ニシンが釣れた

日本海各漁港のイワシ騒動からおよそ1週間。そろそろ落ち着いてきたころだろうと小樽港へ向かってみた。

時季外れのイワシが去ればニシンが港内に入ってきてもおかしくないだろうとの思いがあったからだが、案の定、港では先行していた釣り人がニシンを釣りあげていた。

釣り上げられた魚体を見せていただくと30センチはあるだろうか、かなり大きいサイズばかりだ。いままで小樽港で何度かニシンは釣ったことがあるが、これだけの大きさはお目にかかったことがない。

この日は短時間釣行のつもりで、釣り竿を出しながら半日のんびりできればそれでいい、といった軽い気持ちで小樽港へきてみたが、まさか本当に大型ニシンに出会えるとは思ってもみなかった。

めったにないラッキーチャンス!!

早速空いている場所を見つけ、釣りの準備を始める。用意した仕掛けは6号サイズのケイムラサビキで、ホッケ釣りではよく使うサイズだ。ニシンのサイズからみて、これくらいの大きさは必要だろうとの判断だ。奥さんの分も含め、2本の磯竿に仕掛けをセットし海中へ投下。だが、すぐにはアタリはこない。

右側十数メートル離れた場所では釣れているので、撒き餌を撒いて少し待てば群れは寄ってくるだろうと、少し広範囲に撒き餌を投げ入れる。しばらくすると奥さんの竿にアタリがあり、引き上げると3匹のニシンが掛かってきた。どうやら群れが寄ってきたようで、自分も含め連続ヒットが続く

釣れるニシンは大型ばかりで、2匹3匹同時に掛かると穂先の細い磯竿で引き上げるには一苦労する。ハリスが切れないよう、竿先が折れないよう慎重に引き上げる。足元に群れが寄ってきたようで、ダブル掛け、時にはトリプル掛けもあり、クーラーボックスにニシンがたまっていく。

気が付けば2時間ほどで37匹のニシンを釣りあげていた。前の週に留萌、雄冬で60匹のイワシを釣り、我が家の冷凍庫はほぼ満タンの状態。これでまたニシンを大量に持ち帰るとパンクしてしまいそうなので、群れはまだ足元にいて少し心残りだったが夕方5時を過ぎたところで釣りを終了。

釣りを始めて7年になるが今回のようなケースは稀で、なかなかタイミングよく出会えることは少ない。まして、ニシンは神出鬼没でどこへ現れるか予測できない魚だ。それでも出会いを求めるのなら、足しげく港へ通うことが大切だ。そうすればこうした数少ないラッキーチャンスにめぐり合う機会も増えるだろう。

2024年4月6日土曜日

留萌から石狩までイワシの大群

4月2日留萌港目指して午前10時自宅を出発

雪解けも進み日中の気温も上がってきたので、今回は久しぶりの車中泊釣行。275号を北上し北竜から高速を経由して、留萌港へ着いたのは13時を少し過ぎていた。

先客は数人いたが、いつもと比べて釣り人は少ない。望洋公園側へ車を走らせ、空いている場所へ入る。すぐに竿は出さずに少し様子見をしていると、銀色に輝く小さな魚体が次々と吊り上げられていた。

ニシンが釣れているのか?

一瞬期待したが、よく見るとイワシのようだ。群れが入っているらしく、途切れることなく釣れている。ニシンかホッケを期待してきたが、イワシでも釣れると楽しい。

磯竿を準備しイワシ釣りに参戦!

30匹ほど釣ったところで、奥さんからストップがかかる。

釣れるにまかせて釣りすぎると、毎日イワシが食卓に並ぶことになりそうだ。

夕方4時にイワシ釣りを終了し、カレイ狙いの投げざおにシフト。

だが、イワシと違ってこちらは反応がない。

早々にカレイ狙いも切り上げ、夕食込みの近くの日帰り温泉へ移動。

翌朝4時から再び同じ場所で釣り再開。

磯竿を準備し、イワシ釣りに参戦!

狙いはニシンだが、なかなか竿先が動かない。両隣ではぽつぽつと大型のニシンが上がるが、自分の竿にはなぜかあたりなし。

仕掛けの差なのか?よくわからないまま、時間が過ぎていく。

8時を過ぎたころ留萌をあきらめ、隣の増毛まで移動。残雪の影響で竿を出せる場所が少なく、すでに先客で埋まっていたのでそのまま雄冬へ移動。

ここで再びイワシの大群に遭遇。

群れを見るとサビキを落としたくなるのが釣り好きの性なのか。すでに30匹を手にしていながら再びイワシ釣りを始める。群れの規模が大きく面白いように釣れるが、ここでも30匹で切り上げた。しばらく群れの泳ぐ姿を眺めていたが、再び場所移動。

浜益を経由して石狩湾新港まで移動して来たが、ここでもイワシの群れに遭遇する。

あとから知ったことだがこの日、日本海のいたるところでイワシの群れが確認されたらしい。イワシは夏の魚と思い込んでいたが、温暖化の影響なのか。


イワシに限らず最近はいろいろな魚の回遊時期が変化しているようだ