2022年8月29日月曜日

太平洋鮭釣行2戦目も・・・

 8月中になんとか鮭を釣りたいと、長期戦覚悟で向かった太平洋。

初日の厚内から旭浜経由歌別まで合計600km、3泊4日に渡る釣行にもかかわらずまたしても鮭に出会うことは叶わなかった。


8月24日9時自宅を出発。

高速を使わずに4時間半の道のりを走り、大津を経由して厚内へ到着したのは午後4時を過ぎていた。

釣り人は確認できる範囲で数名、だが釣れている気配はない。


先行者に情報確認をしてみたが朝のうち2本上がったものの、それ以降反応無く釣れていないとのこと。

とりあえずロッドを取り出しキャストをしてみるが、全く反応はない。

広い漁港を見渡してもどこにも跳ねやモジリもなく鮭の気配は感じられない。

繰り返すキャストに反応無く、この日は日没の18時に納竿。


厚内漁港の朝陽

翌25日早朝4時より再開。

前日に比べ釣り人の数は増えているが、みなさん目指すポイントは防波堤の先端部のようでそこから外海を狙っている。

今の時期は港内よりも外海のほうが可能性が高いということなのか。

だが、しばらく様子を見ていたが今日はここもダメなようだ。


自分は港内で2時間トライしてみたが釣れる気配無く、場所移動を決意。

厚内からほど近い大津海岸を経由し旭浜漁港へ向かってみた。

ここは厚内に比べ釣り人は多く、ほとんどが道東特有の「垂らし釣り」で鮭を狙っている。


左側の一角が空いていたので釣り座を構え釣り開始。


投げ竿2本とウキルアーを用意しキャストを繰り返すが反応なし。

すると右隣の夫婦連れの竿にアタリが来た。

穂先の柔らかい長竿が大きくしなり、銀ピカの鮭が上がった。

真横で釣り上げられた鮭を見て期待度は上がるが、なかなか自分の竿には来てくれない。


30分も経たずに再び右隣の垂らし竿にアタリ。

連続ヒットにうらやましさが募るが、やはり自分の竿には鮭は食いついてくれない。

太平洋で鮭を狙うのであればやはり垂らし釣りがベストなのか?


すると、放置しておいた投げ竿にアタリが来た。

タイミングを見計らい合わせを入れる。

待望のヒット!

だが・・・  軽い。

エサ取りのウグイか?


生体反応を感じながら手元まで引き寄せると、針先についてきたのはキュウリウオ。

魚体からキュウリのようなニオイがすることからそう名付けられているようだ。

結局この外道が2匹釣れただけでこの日も鮭に出会うことは叶わなかった。

26日釣行3日目。

前日2匹の鮭を確認していたのでこの日も旭浜漁港で再開。

だが、この日は周りも含め朝から1匹も釣れていない。

おまけに雨にも降られ、3時間で心折れ太平洋を再び南下。

十勝港、音調津漁港、目黒漁港と、前回と同じルートを経由し歌別漁港へ向かった。

さすがにここは釣り人が多く、堤防側にはズラリと人が並んでいる。

だが入れないことは無く、リスクは高いがロープが張られているところには空きがあったのでそこへ入り釣り開始。

釣りを始めてから1時間が過ぎたころ、堤防の入り口付近の垂らし釣りチームにヒット。

その後も何匹か釣れるが、この日はなぜかこの一角だけに集中していたようで、漁船の出入り口付近の好ポイントではヒットシーンが見られない。

11時過ぎから始めた自分にもアタリが来ることは無く、この日も残念ながらボウズ。

それでも何とか鮭を釣りたいと、もう一泊を決意し車中泊。

翌27日早朝3時釣り開始。

さすがに土曜日ともなると平日とは釣り人の数が違い、朝の3時には堤防側はほぼ満席の状態。

前日と同じ場所で釣りを始めるがこの日は周囲を含めなかなかヒットの声が聞かれない。

それでも4時を過ぎたころ、垂らし釣りチームにヒット。

開始2時間、港内全体で5匹ほどの鮭が釣れるのを確認したがそれ以降アタリもなくなり7時を過ぎたころには激しい雨に見舞われ釣りを中断。

雨は数分で小ぶりになったが、釣りを再開する気にもなれずそのまま道具を片付け車へ戻った。

朝食をとり車の中からしばらく港内の様子を見ていたが誰も釣れていない。

同じように釣りを中断し車へ戻ってきた方としばらく話をしたが、今年の歌別は例年になく不振とのこと。

30年以上のベテラン釣り師曰く、温暖化の影響なのか年々釣果が落ちて来ていて鮭の姿が見られなくなってきているらしい。

北海道の鮭釣りシーズンは9月から本格化するが歌別は早場といわれていて、自分も昨年7月末にここで2匹の鮭を釣っている。だが自分はともかく太平洋側のどこを廻って見ても釣れているという情報はあまり聞こえてこない。

海水温の影響で岸寄りが遅れているだけならまだいいのだが、個体数そのものが減っているのではないか?と心配されていた。

鮭釣りを始めてまだ5年目なので自分には体感できるほどの経験はないが、ほかの釣り場でも釣り師の方からは同様の話が聞かれる。

釣り人のゴミ処理問題や河口での制限期間延長などもあって、数年後には北海道での鮭釣りそのものができなくなってしまうのではないか。

そんな少し不安な気持ちを抱えながら結局最終日も8時で釣りを諦め、途中の静内温泉で肉体的精神的疲労を回復させ帰路に就いた。


静内温泉
それでも、とりあえずは9月からの爆釣を期待しながら次回釣行に向け準備をしている。

2022年8月11日木曜日

2022年鮭釣行初戦惨敗

令和4年度初の鮭釣行へ行ってきました。

初戦の地に選んだのは太平洋。歌別や十勝といった激戦区が並ぶ鮭釣りでは有名な場所ですが結果は惨敗。当日の空模様や鮭の釣果情報などから迷いに迷って決めたポイントでしたが、どこにも鮭の姿は確認できませんでした。

唯一最後に訪れた漁港では我々が到着する前に何本か上がっていたようでしたが、実際に釣り上げられるシーンにはどこへ行っても目にすることはできませんでした。

初日、自宅を10時過ぎに出発。夕張紅葉山から高速を東へ向かい帯広経由で広尾町へ向かいます。

十勝港

 8月9〜10日

最初に訪れたのは十勝港。毎年目にしている光景ですが、第四埠頭にはずらりとたらし釣りの竿が並んでいます。


道東の鮭釣りはたらし釣りがメインで、ウキフカセやウキルアーで鮭を狙っている釣り人は殆ど見かけません。この日はあまり動きがないらしく皆さん車の中で待機中。

ここでは竿を出さず次へ向かいます。十勝港から海岸線を南へ下り15分程度の音調津漁港。

ここでも数名の先客はいましたが、鮭の姿はなく皆さんまったりとした様子で釣り糸をたれていました。もう少し活気があればここで竿を出すことも考えたのですが、諦めて移動。

天気予報で終日雨ということはわかっていましたが、目的地を変更して歌別へ向かいました。途中の目黒漁港も除いてみましたが、5〜6名の釣り人の姿は確認できたものの他と同様連れている気配はありません。


目黒漁港

目黒から40分ほどで歌別到着。ここは流石に鮭釣りのメッカと言われるだけあって大勢のアングラーがいましたが、ここも他と同じように鮭の姿は見られないようで、堤防にはキャストをせずに休んでいる釣り人が多くいました。

ここまで来た以上何もせずに帰るわけにも行かないので準備をしキャスティング開始。


しかし、始めた頃は小雨で釣りには影響はなかったものの、次第に降りかたが激しくなり途中で断念。

翌朝再チャレンジということでこの日は18時前に終了。

翌朝3時、雨は少し小降りになっていましたがすでに堤防には大勢の釣り人が並んでいて釣りを始めています。数多くの電ケミライトの明かりを目で追いながらその動きを確認。でもなかなか鮭のヒットは見られません。

この日は漁が雨で中止となったことで漁船の出入りもなく、駐車スペース側からもキャストができたので、混雑する堤防側へは入らずに釣りを開始。しかし何度キャスティングを繰り返してもエサ取りはおろかなんの反応もありません。

数日前の情報ではすでに何本か釣れていると聞いていたので期待してきてみたのですが鮭の反応はありません。ハネやモジリも確認できず鮭の姿は確認できません。

繰り返しのカラキャストに疲れ、竿を休める釣り人の姿も徐々に増えてきました。

6時までなんとか頑張ってはみたものの、このままここでの釣りを続けても釣れないと判断し歌別での鮭釣りを諦め移動を決意。ふたたび太平洋を北上し音調津漁港経由で旭浜漁港まで移動しました。


旭浜漁港

旭浜へ着いたのは11時過ぎ。

ここも釣り方は垂らし釣りで数多くの釣り竿が並んでいます。

肝心の鮭はといえば、朝のうちに何本か釣れていたようでしたが自分たちが着いてからはやはり反応はなくキャスティングを繰り返しても空振りに終わります。

唯一釣れた話に触れることのできた旭浜漁港でしたが、残念ながら周りも含めまったく反応のない鮭釣りに心が折れ12時を少し過ぎた時間に納竿としました。

十分な睡眠を取らず3時から始めた歌別での釣りのせいで、疲れも出始めていたので今回の鮭釣行坊主を受け入れ帰宅の途に就きました。

今回は残念ながら初戦を飾ることはできませんでしたが、今月中にはもう一度リベンジ釣行にでかけたいと考えています。

2022年8月6日土曜日

石狩湾で真夏のシャコ釣り

 小樽で初めてシャコを釣ってから、もう一度シャコを釣りたいと石狩湾新港へ。コストコでの買い物帰りに樽川埠頭へ向かってみました。

ここにコストコができてから、買い物帰りに釣りあるいは釣りの帰りに買い物が可能となり、この地域の魅力がワンランクアップしたように思います。


今回のポイントの樽川埠頭は平日でも相変わらずの人出でにぎわっています。特に駐車場の前はいつ行っても入る隙間はありません。

公園のハマナスプロムナードをモニュメント方向へ歩き、適当な場所で釣り座を構え第一投。

シャコ釣りはいままで経験したことがなく、偶然釣れた先日の小樽が初めてだったので釣り方がよくわかっていません。仕掛けやアタリの特徴、リーリングなど一通りネットで調べてはみたもののやってみなければわからないことだらけです。

とりあえず手持ちのカレイ仕掛けでチャレンジ。

時々竿先が揺れアタリらしき反応はあるものの巻き上げてみると何もついていない。そんなことを何度か繰り返していると、後から入ってきた釣り人がシャコを連続ヒット。

何が違うのか?

ポイント(場所)の違いもあるのかもしれませんが、根本的な違いはやはり仕掛けにあるのでは?と考え、急遽近くの釣具店(新港フィッシングさん)へ向かい仕掛けと新鮮なイソメを購入。


釣り場へ戻り仕掛けを変え再びキャスティング。

しばらくアタリを待っていると竿先が大きく揺れようやく来たかな?と期待を込めてリーリング。

かすかな重量感を感じながらリールを巻いていると、仕掛けの先にシャコの姿。

ようやく釣れたと喜んだのもつかの間、海面から引き上げる直前にバラシてしまいました。

気を取り直して餌を付け替えキャスティング。

穂先の動きを注意深く見ていると少し大きな縦揺れ。シャコのアタリとは少し違うような気もしましたが、注意深く手元に寄せると針先に食いついてきたのは小さなハゼでした。


とりあえずボウズ逃れのつもりでキープ、でもハゼ1匹だけ持ち帰っても仕方がないと思い直してリリース。

本命シャコがつれたのは開始1時間が過ぎたころ。

小さなアタリがあり穂先が何度か揺れますが、すぐには合わせは入れず少し待ちます。そうすると同じような揺れが間隔を置いて続き、ついていることを確信してゆっくりとリールを巻きながら手元へ寄せてきます。

ようやくファーストシャコヒット!


仕掛けの違いを実感し次の獲物を狙います。

この調子で最低でも5匹は釣りたいと期待値が高まったところで、足元で根がかり。

樽川は足元が根がかりしやすいと聞いていたので、極力竿を立てて取り込んでいましたがそれでも掛かってしまいました。結局力任せに糸を引っ張り仕掛けをロスト。

心が折れ掛けましたが、何とか気持ちを立て直しキャスティング再開。

結局そのあと1匹追加し本命のシャコは最終2匹で終了。

周りの釣り人を見ても散発的には釣れるものの入れ食いのように連続で釣り上げている人はいません。シャコ釣りはこんなものなんだろうか?あらためてシャコ釣りの難しさを実感して19時納竿。

道具を片付け駐車場へ向かうとフェンス前で人が密集し海面をのぞき込んでいます。

どうやらイワシの群れが入ってきたようで2連掛け、3連掛けでイワシが釣れています。

その様子を目にして、いったんは納竿とした釣りをサビキで再開。

親切な方がいて場所をあけていただきイワシ釣り開始。

30分ほどで11匹のイワシを釣ることができました。

とりあえずは2~3日分の食材にはなるだろうと、少しアタリが止まったところで釣りを終了。

午後8時自宅への帰路につきました。



2022年7月28日木曜日

真夏の釣行記

7月19日夏枯れと呼ばれるこの時期、カレイ狙いで再び太平洋へ。

近郊の苫小牧港は残念ながら釣り禁止区域が増え、今回向かったのはシシャモで有名な鵡川町。漁港横のサーフに入ってみました。

先客は二人、他に釣り人の姿はありません。


時間は午前9時、少し離れた場所に釣り座を構え第一投、反応はありません。

この時期まだカレイが釣れるのか、釣りを始めてまだ5年目の新米には経験が浅くよくわかりません。ただ先客がいるということは、可能性はゼロではないとプラス思考で考え釣りを開始。

時折揺れる穂先も経験不足の自分には波の揺れかアタリなのかまだよくわかっていません。ただ、穂先の鈴が鳴るとアタリということは数少ないカレイ釣りの経験からわかってきました。

しばらくしてはっきりとした強いヒキがあり鈴が鳴りました。

慎重に合わせを入れリールを巻きます。が、ついてきたのは嫌われ者のウグイ。

かわいそうというか、でもウグイにとってはラッキーというか、私にとってはサイズの如何にかかわらずリリース対象魚。

その後も釣れるのはウグイばかり。

3時間粘って鵡川を諦め苫小牧へ移動します。

苫小牧は勇払埠頭はじめ、釣り禁止区域が増え楽しめる場所が限られてきましたが、その残り少ない場所「キラキラ公園」を覗いてみました。

残念ながらここでも魚の影なし。やむなくこの日の釣りは終了。

日を改め、今度は日本海へ向かいます。

目指すは小樽港。

ここもあまりいい話は聞こえてきませんが、過去のSNSで時期的にはマイカが釣れるという情報も目にしています。これまでマメイカは釣ってもマイカは釣ったことがなかったので、運が良ければマイカにも出会えるかもしれないと根拠のない期待を抱きエギング開始。

同時にカレイ狙いで2本の投げ竿も用意します。

ところが期待していなかったカレイが釣れ、気持ちはエギングから投げ竿へシフト。

でも、釣れるのはヒトデばかり。しかもダブル。
しばらくすると隣のベテラン釣り師がシャコを釣り上げます。

シャコはこれまでまだ釣ったことがなかったので自分の竿にも来ないかと期待しますが、なかなか釣れません。

ヒトデと格闘しながら日没で辺りが暗くなりかけたころ、投げ竿にかすかなアタリ。

奥さんに竿を上げてもらったところ、ついてきたのはシャコ!
釣りを始めて5年目、初めてシャコを釣りました。

その後シャコを追加しようと粘るも、相変わらず食いついてくるのはヒトデかウグイ。

結局釣果はカレイ1匹、初シャコ1匹で終了。

不満の残るリベンジ釣行でしたが、10時納竿とし帰宅しました。

2022年7月2日土曜日

自作エギで実釣テスト

 前回の石狩東埠頭のマメイカ釣行で今年の春マメは終了のつもりでいましたが、小樽で釣れていると聞き再びマメイカを求めて釣行に出かけてしまいました。

同時にイワシの群れにも出会えないかと途中で撒き餌を仕入れ、向かった先は小樽港厩岸壁。


この日の狙いはあくまでもマメイカなので家を出たのは11時過ぎ。そのため小樽到着は12時を過ぎていましたがいつもは混雑する厩岸壁も釣り人の数は少なく、場所の確保に問題はありませんでした。

ただ、見ている限りイワシはおろかチカもそれほど釣れている様子はなかったので、気になっていた余市方面へ場所移動。途中余市河口漁港ものぞいてみましたが釣り人はゼロ。当然イワシの魚影なし。

いつもは釣り人で賑わう余市港も同様で釣り人の姿は確認できませんでした。

夏枯れといわれるこの時期、さすがの余市港にも釣り人の姿が無いとなると本当に釣れる魚はいないのかと不安になります。

古平、美国方面へ向かっても同じだろうと判断し再び小樽港へ。

天気もいいし、のんびりとチカ釣りでもしながら夜を待つことにしました。

7時を過ぎたころから徐々に集魚灯の明かりが灯りはじめマメイカ釣りが始まります。

釣り人の姿も増え始め、厩岸壁はチカ狙いからマメイカ狙いのエギングへモード変更。



待望のファーストヒットは開始後30分ほど過ぎたころに来ました。ただ、いつものことですがこの後が続きません。1時間ほどキャストを繰り返しようやく2匹目。

周りもそれほど釣れている様子はありません。

この日は自作エギの実釣テストも考えていましたが、あまりにも渋かったのでしばらくはヤマシタナオリーでアタック。出来栄えには満足していても肝心のマメイカが反応してくれるのか一抹の不安もあったので自作を使うことにためらいがありました。

ところが、後から始めた奥さん、いきなり根がかりで貴重なエギをロストしてしまいます。

ここで、ロストしてもそれほど悔やむこともない自作エギの登場。

実釣テストは奥さんに任せることにしました。

ただ、自作であれ市販品であれ激渋のマメイカはなかなか釣れません。

23時頃まで粘りましたが、思い通りに釣れず周りも徐々に引き上げ始めたのでここで納竿。

ところが、最後に引き上げた奥さんのエギになんとマメイカがヒット!

ロストしても惜しくないようにと切り替えた自作エギにマメイカが食いついてくれました。

結局この日の釣果はわずか4匹と惨敗。

リベンジはかないませんでしたが、自作のエギにマメイカが反応してくれたことが唯一の収穫でした。

実釣テストは一応成功ということで秋のマメイカ釣行を楽しみにしています。

※仕掛けづくり

2022年6月14日火曜日

石狩湾新港マメイカ4戦

 石狩湾新港でふたたびマメイカが釣れていると聞いて行ってきました。

場所は東埠頭。人気の砂揚場前は作業中の為入れず、係留中の船の横に場所を見つけ午後3時開始。

でもしばらくアタリはありません。

石狩湾新港は札幌圏ということもあり、シーズンインしてからはいつも大勢のエギンガーで賑わっています。特に最近は釣り人の数が目に見えて増えているような気がします。

そのためか晩期のマメイカはエギ慣れしているのか、すれているという言い方をしますがなかなか反応してくれません。

キャストしたエギを着底させ、ラインにテンションを掛けてラインの変化を見てアタリをとる、という方法が動画で紹介されていたので真似てみますがなかなかうまくいきません。

キャスティングを続けること2時間。

穂先が引き込まれるようなアタリがあり、ようやくファーストヒット!

慎重に引き寄せ待望の1匹目。

でもその後が続きません。

周りも散発的なヒットはあるものの、なかなか続きません。

結局、夜9時過ぎまで粘って僅か2匹でギブアップ。

当然リベンジです。

フラストレーションを抱えたままでは健康上よくありません。

天気予報で風、雨の情報を調べ三日後13日再び石狩湾新港東埠頭へ。

この日は幸先よく2投目でファーストヒット!

リベンジ成功か?と思ったのもつかの間、この日もアタリが続きません。

それでも釣れることを信じて空振りキャストを続けます。

陽が沈み辺りが暗くなり始めたころ、投光器で海面を照らし夜の部開始。

明かりで照らされた海面に小魚の群れが現れ、それを狙った魚(おそらくニシン?)の乱舞が始まります。でもなかなかマメイカの姿は見えません。

粘り強く誘いを入れ続け、何とか2匹を追加し奥さんと合わせて5匹のマメイカを釣ったところで10時半納竿。

午後2時過ぎから10時半までの長時間釣行でわずか5匹。

疲れました。

まだもう少し釣れるとは思いますが、マメイカを追い求めるのは10月の秋マメまでお休みです。年寄りにとって長時間の夜釣りはやはり応えます。

8月からの秋サケシーズンが始まるまではチカやイワシ、サバといった魚たちが遊び相手になってくれるでしょう。

2022年6月1日水曜日

マメイカ釣行第3戦(再び留萌港)

 自宅から近いところでマメイカ狙いのつもりで家を出て、向かった先は石狩湾新港東埠頭。

港の一角に大勢の釣り人の姿、釣り上げていたのはマイワシでした。みなさんの爆釣している様子を見ると釣りたくなるのが釣り人の性。でも係留中の船と先客に阻まれ入る場所はありません。

今日の目的はあくまでもマメイカと割り切り場所移動。

途中の漁港の様子を探りながら日本海を北上します。

最初に立ち寄ったのは古潭漁港。釣り人は数名いましたが狙いはカレイで釣れている気配なし。マメイカの気配も感じられません。

続いて浜益河口導流提。ここはついでに立ち寄った場所で、もちろんマメイカは期待していません。先端部に数名のアングラーの姿が見えます。みなさんサクラマス狙いでしょうか?

続いてお隣の浜益漁港。ここは数日前までホッケが釣れていたようですがいまはすっかり影を潜め、人影もまばら。何を狙っているのかわかりませんが、2~3名のアングラーがキャスティング中。

さらに北上を続け雄冬漁港へ寄ってみました。ここも釣り人の姿はあまり見かけられず、数名が投げ竿でカレイを狙っているようでした。一応エギングロッドを出してはみたものの、掛かってきたのはウグイ一匹。残念ながらマメイカの気配はありません。

結局、長距離を走り再び留萌港へ来てしまいました。

ここはやはりマメイカの聖地なのでしょうか?相変わらずエギンガーが多いようです。でも、前回と比べてあまり釣れている様子はありません。

一応ロッドを準備しエギング開始。アタリはありません。

一時間ほど経過し、ようやくのファーストヒット!でも続きません。

3匹釣ったところでアタリも止り沈黙タイム。

7時を過ぎ、周囲が暗くなりだしたころ再びヒット!集魚灯に集まりだしたのかアタリが続きます。2匹、3匹と続きますが、前回に比べペースは上がりません。

結局12匹を釣ったところで寒さに耐えかねギブアップ、納竿としました。

今回当初目的の石狩へ入れず長距離を走って留萌まで来てしまいましたが、できればあまり走ることなくマメイカを狙いたいと考えています。先日SNS情報で見かけましたが、苫小牧方面の釣果は上向いているのでしょうか?6月はできれば苫小牧方面で狙ってみたいと考えています。

2022年5月12日木曜日

車中泊釣行でイワシの大群に遭遇

 久しぶりの車中泊釣行で岩内港へ行ってきました。

狙いはカレイとマメイカ。

春のカレイは終盤を迎え、SNS情報でも目立った釣果は上がっていません。

逆にマメイカは例年より少し早めですが、日本海方面で釣果が上がってきています。

できれば両方を数釣り出来ればと淡い期待を抱き、14時出発。

途中余市河口漁港へ寄って岩内港へ到着したのは18時を過ぎていました。

投げ竿2本を用意し、日没間際から始めたカレイ釣りは相変わらず反応なし。ようやくの当たりで上がってきたカレイも手のひら(以下)サイズでリリース。

カレイをあきらめ、エギングへ切り替えてもしばらくはアタリはありません。

今回はこのままボウズかも?と、少し不安に駆られたころようやくファーストヒット。良型のマメイカが上がってきました。

その後すぐに2匹目と続いたので爆釣を期待しましたが、残念ながら続かず。

散発的なアタリで5匹を釣ったところで集魚灯の充電が切れ終了。

翌朝も投げ竿にはなんの反応なくダメもとではじめたデイエギングに、なんとカジカが食いついてきたではありませんか。タモを用意していなかったので慎重にラインを手繰り寄せ、なんとか引き上げましたが、エギにカジカが食いつくとは正直驚きです。

その後岩内港では周りも含め目立った釣果もなく、開始2時間であきらめ場所移動。

前回ホックを爆釣した兜千畳敷へ寄ってから、当丸峠を越え余市方面へ向かいました。兜は人が多く入る隙間なし。

途中の小さな漁港で釣り人の姿を見かけ、何を釣っているのか様子を探っているとサビキにイワシの姿を確認。いままで立ち寄ったこともない小さな漁港でしたが、時間もあったので寄ってみることに。

イワシがいるのか気になり海面を除いていると、目の前を泳ぐ大群を発見。

すぐにジグサビキを用意し群れめがけてキャスト。

でも簡単には釣れません。群れの先にジグをキャストし、群れの中をサビキが通過するようにリールを巻いても群れはきれいにサビキ仕掛けを避けて通ります。

それでも何度か続けているとようやくヒット!

始めは無反応だった撒き餌にも徐々に群がるようになり、奥さんと二人で30匹ほど釣ったところで納竿。夫婦二人で食べるには十分な数を釣ったところで午後2時帰宅の途に就きました。

二日間の車中泊釣行で手にした釣果はイワシ30匹、マメイカ5匹、カジカ1匹。

狙いのカレイは釣れませんでしたが、大型のイワシの群れにも出会え満足しています。

2022年4月26日火曜日

勇払前浜でカレイ釣り

 春カレイを釣りたくて4月25日月曜日ふたたびカレイ釣行に出た。

向かった先は苫小牧勇払前浜。

苫小牧東港と勇払マリーナの間に位置する海岸線で、カレイ狙いでは初めて訪れた場所だ。

これまで何度か向かった日本海では思った釣果を出せていなかったので、今回は目先を変え太平洋側へ向かってみた。

釣り好きなのに朝が弱く、今回も自宅出発時間は午前7時。

途中ウトナイ湖の道の駅でトイレをすませ、勇払前浜へついた時間は9時過ぎと相変わらずののんびり釣行。

太平洋でカレイを狙うのは初めてなので果たしてこの時期釣れるのか、わからないまま現地へ到着すると先客は誰もいない。
サクラマス狙いのルアーマンが数人いたが、私たちの到着と入れ替わるように帰っていった。

この広いサーフで夫婦二人だけのカレイ釣りが始まる。風もなく快晴の釣り日和だが、周りに誰もいないとやはり少し寂しさを感じる。

開始後30分ほどアタリ無く、餌を付け替え再キャスト。
すると間もなく左の竿の穂先の鈴が鳴る。置き竿を手に持ち替え、反応を探りフッキング。

ファーストヒット!
久しぶりの生体反応と重量感がリールを巻く手に伝わる。
少し間を置き右の竿にもアタリが来る。
ほぼ同サイズの、これも同じくヌマガレイ。

その後イシガレイ含め4匹を釣ったところでアタリは遠のき釣れない時間が過ぎる。

最近は日本海方面ばかり出かけていたが、去年までは苫小牧方面へはイワシやマメイカを狙って何度も来ていた。だが白老港や苫小牧西港の釣り禁止が決まってからはほとんど足を向けることがなくなっていた。

久しぶりに来てみたが、やはり太平洋側のポテンシャルは高い。
漁船や大型船を気にすることなくのんびりとアタリを待つ、サーフのカレイ釣りもまた楽しいものだ。

ぼんやりと海を眺めそんなことを考えていると、竿先の鈴がかすかに鳴り明らかにアタリとわかる動き。慎重に合わせを入れリールを巻きあげると、2本バリの両方にカレイが食いついている。

ダブルヒット!

だが、このダブルヒットを境に風が少し強くなり波もたってきた。
竿を出せないほどではなかったが、時間も3時を回りここで納竿とした。

6匹のカレイ釣果に少し満足し、ゴールデンウィークにまた来てみようかと考えながら帰宅の途に就いた。

2022年4月24日日曜日

カレイを求めて東積丹漁港巡り

 カレイの投げ釣りに魅了され再び日本海方面へ釣行。

最近は1週間先の風の強さや波の高さといった、釣りには欠かせない情報が確認できる便利な天気アプリのおかげで、手軽に事前の情報確認ができるようになり釣り場へ着いてから現地の天候に悩まされることがほとんどなくなった。

この日も絶好の釣り日和。

4月19日(火)早朝自宅を出発し目的の場所へ。

初めに向かったポイントは、3月初めにホッケを爆釣した余市の出足平漁港。

ここは漁船の出入りが気になる場所で、あまり遠投すると仕掛けの回収が間に合わなくなる恐れもあるため、とりあえずチョイ投げで様子を伺う。

だが、2本の竿を出し穂先を見つめるが全く反応がない。

漁港内にはほかに釣り人の姿は無く、ポイント選択を誤ったのかと不安に駆られる。

久しぶりの釣行なので、坊主は避けたいところだ。

僅か30分ほどで出足平を切り上げ隣の古平港へ移動。

ここもほとんど釣り人の姿が見られない。

堤防先端部に数名のアングラーがいるだけで、釣れている様子もない。

一応竿を用意するが、出足平と同じく反応なし。

日本海のカレイシーズンはもう終わってしまったのだろうか?

ここは1時間で切り上げ、前回実績のある幌武意漁港へ移動。

さすがに古平や出足平と比べ人は多い。

本来立ち入り禁止の堤防先端部にも結構な釣り人がいる。

もちろんそこには入らず、釣りが可能な限られた場所で釣り開始。

隣の先客に挨拶し様子を伺うと、ほとんど釣れていないようだ。

ふたたび移動するのもどうかと思い、今日はここでのんびりと一日を過ごしてみるかと覚悟を決める。

間もなく隣の釣り人が良型のカレイをヒット。

続けて奥さんも型は小さいが待望のマガレイを釣り上げる。

ブラーのイソメに食いついてきた。

自分はあくまでも投げ竿に固執し、竿先の鈴が鳴るのを待っている。

しばらくして、ようやく自分にもアタリが来る。

慎重に合わせを入れリールを巻くと、食いついてきたのは手のひらサイズのマガレイ。

結局4時間粘ってミニサイズ3匹で終了。

一日粘ってみるかと決めた決意も揺らぎ、ふたたび移動。

とりあえず幌武意から近い入舸へ向かってみたが、風が強く断念。

風の影響を考え、西積丹へは向かわず帰路の途中の小樽港へ移動。

厩岸壁ではまだホッケが釣れているようで、多くの釣り人が足元に群れを集めサビキで楽しんでいる。

ホッケはまだ家の冷凍庫にあるので、ここでも狙いはカレイ。

だが、投げ竿には全く反応がない。

日没まで粘って釣れないカレイを諦め、ターゲットをマメイカに切り替える。

数日前に結構釣れたようで、釣り人の数は多い。

ホッケ狙いの釣り人と入れ替わるように、イカ狙いの夜釣りメンバーが入ってくる。

ライトを用意し、身エサを撒いたテーラー仕掛けを海中へ投入。

続けてエギ&スッテをキャスティング。

だが、そう簡単には釣れない。

周りの様子を見てもほとんど釣れていない。

諦め掛けたそのとき、ようやくマメイカヒット!

ロッドに掛る独特の重み、久々の感触だ。

開始2時間でようやくかかった1匹目に歓喜し、車内で休んでいた妻に写真を撮らせ再びエギキャスト。

さあここからだ、と意気込んでみたが結局続かず午後8時終了。




2022年4月7日木曜日

西積丹の磯で春ホッケ爆釣

 カレイが釣りたくて向かった岩内港。

天気も良く張り切って早朝5時に出発したにも関わらず、釣り場は車でいっぱいだった。

平日にもかかわらず入る隙間なしとは。やむなく場所移動で向かった次のポイントは?西積丹では有名な磯場。

こちらも駐車中の車は多いが、入れるスペースがあったので車を止め様子を見る。ジギング、投げ釣りそれぞれのスタイルで皆釣りを楽しんでいる。

今日の目的はカレイ釣り。

投げ竿を出せる場所を探すが、さすがに岩場の先端部は先客で埋まっている。

それでもなんとか竿を出せるスペースを見つけ、隣の釣り人に挨拶をして釣り開始。だが、竿先に魚信なし。穂先は揺れるが、波のせいで魚のヒキではない。

アタリのない竿の餌交換の為リールを巻いているといきなりの根がかりで仕掛けをロストしてしまう。周りを伺ってもカレイを釣り上げている釣り人は少ない。ふと右手のほうをみると、ホッケが釣れている。

カレイ目的でここへ来たが、いきなりの仕掛けロストで心折れ、急遽ターゲット変更。

ウキフカセ仕掛けのロッドを2本用意しホッケ釣りを開始。

タイミングよく大型の群れが入ったようで、仕掛けを投げ入れるとすぐにウキが沈む。

奥さんはコマセネットを使っていたが、オキアミが切れても針にエサさえついていれば問題なくホッケがかかってくる。

入れ食いだ。

結局2時間ほどでクーラーボックスはいっぱいになりホッケ釣りは終了。この日魚影は濃かったのでまだまだ釣れたが、区切りのいいところで納竿とした。いつもなら帰宅の途に就くところだが、カレイ釣りが心残りで再び岩内港へ戻ってみた。

午後2時、さすがに人は減っていたので空いている場所で投げ竿セットしアタリをまつ。

開始1時間ほどで待望のアタリが来る。サイズは30cm程度の川ガレイ。続いて手のひらサイズより若干大き目の2枚目。

だが、カレイはここでストップ。

足元のサビキに掛った5匹のホッケを加え5時納竿。

カレイはもう少し釣りたかったが、岩内港の日没も迫り帰宅の途に就いた




2022年3月19日土曜日

東積丹春のカレイ釣り

 このところホッケ釣行ばかり続いていたので、久しぶりにカレイを釣りたいと幌武意漁港へ向かってみた。

途中、余市港と古平漁港へ寄ってみたが、余市はホッケの群れが入ったらしく大勢の釣り人で駐車スペースも取れない状態。ただ、数分間だけだが見ている限り釣れている様子はなかった。

またホッケは先日爆釣したばかりだったので特に食指もわかず、また人も多すぎて竿を出す場所もなくすぐに隣の古平漁港へ移動。

ここは余市とは逆に釣り人の姿はほとんど見られない。何も釣れていないと判断し、目的の幌武意へ向かう。

11時幌武意漁港到着。

立ち入り禁止の堤防先端部に数人の釣り人はいたが、時期的にまだ早いのか人は少ない。フェンス手前に釣り座を構え投げ釣りの準備開始。

ここもホッケがよく釣れる場所だが、あいにくこの日はホッケの姿は無く、足元には大量のチビガヤが群れを成していた。

久しぶりの投げ竿で、仕掛けは遊動式の2本バリ。イソメを付けて遠投し、竿先の動きに神経を集中。

すると、1投目からカレイ特有のアタリがありタイミングをみて合わせを入れる。

ヒット!

幸先のいいスタートを切れたが、続かない。

散発的なアタリはあるが、入れ食いとは程遠い状況が続く。始めてから3時間ほど過ぎたころ、投げ竿の穂先が大きく揺れる。

タイミングを見計らって合わせを入れ、ヒット!

穂先が大きくしなりなかなか寄せきれない。かなりの重さだ。

なんとか手元まで引き寄せ、釣り上げる。

後でサイズを測ってみると42cmのビッグサイズ。

これだけ大きなカレイを釣ったのは初めて。

タモを用意していなかったので、引き上げる際一瞬躊躇したがなんとか引き上げられた。


この日の釣果はリリースサイズを除いて7枚と少なかったがビッグサイズ1枚に十分満足し、少し早かったが午後4時納竿とした。