2022年11月13日日曜日

晩秋のマメイカ釣行

 場所によってはまだまだ釣れる鮭釣りを10月末で終え、久しぶりにマメイカを釣りたいと思い立ち日本海余市港へ行ってきました。

秋のマメイカシーズンは最盛期もしくは終盤に差し掛かっているこの時期、余市港には多くのエギンガーの姿。

余市が釣れているといった事前情報を手にしていたわけでもなく、ここを皮切りに積丹半島を廻ってみようとホッケ釣りの準備もしながらの最初の寄港地。

様子見のつもりで堤防に上がり先客の状況を確認していると、右隣でヒット!

さっそく準備を開始し、午後2時第一投。

デイエギングなので底のほうにいるに違いないと判断し、エギを底まで落としてからゆっくりとしゃくっているとまさかの根がかり。

途中の朝里のイエローグローブで買ってきたばかりの新品をあえなくロストしてしまいました。

気持ちを切り替えキャスティング再開。

根がかりを恐れず着底からの軽いジャーキング。

ラインにテンションをかけ軽くリールを巻くとかすかな違和感。

ファーストヒット!

ロッドにかかるあの懐かしいマメイカ独特の重さ。

隣の奥さんにもほぼ同時のヒット!

この日の仕掛けはともに1.5号のエギとおっぱいスッテのダブルの組み合わせでしたが、どちらもかかるのは上に取り付けたスッテばかり。

順調な滑り出しに数年前の羽幌港での爆釣が頭をよぎりましたが、そうはうまくいかず2~3匹釣れてはしばらくアタリが止まりまた釣れだすといったサイクルが続きます。

気が付けば時計の針は16時を過ぎすでに日没時間。


もう少し粘って釣果を増やしたいと、集魚灯を用意しライトアップ。

その明かりに引き寄せられたのか、立て続けに5匹連続でヒット。

18時を廻ったところでこの日のマメイカ釣行を終えました。

最終釣果は夫婦合わせて27匹。


14時から開始して約4時間、久しぶりのマメイカ釣りを時間を忘れて楽しむことができました。

2022年10月25日火曜日

2022鮭釣行最終戦

 今シーズンを締めくくるつもりで向かった伊達漁港。

そこそこ釣り人はいるが、港内にハネはなく釣れている様子もない。

それでも外海側から戻ってくる釣り人の何人かは鮭を手にしている。

どうやらこの日は港内よりも外海がねらい目だったようだ。

テトラに上がっての鮭釣りには少し不安を覚える年齢、とりあえず港内をフカセでチャレンジしてみるが反応なし。


翌朝も再び港内でチャレンジしてみるがやはりかからない。

さすがに朝マズメはハネやもじりも見られたが、7時を過ぎたころにはそれも見られなくなり釣れそうな気配はほとんどなし。

前日息子から聞いていた瀬棚港が気になり、とりあえずマップでチェックすると約2時間の距離。

少しためらいもあったが、伊達より可能性が高いと判断し移動決定。

長万部経由で約2時間、瀬棚港へついたのは12時を少し過ぎていた。

数日前に爆釣があったと聞いていたが、港内にはそんな気配は全くなく釣り人も少ない。

それでもしばらく様子を見ていると時々鮭のハネも見られる。

活性の低い時間帯だが何人か釣り上げるシーンも見られた。

ヒットシーンに触発されさっそく準備開始。

だが、なかなかアタリは来ない。

結局日没まで粘って一度のアタリも無し。

日没間際、足元にはかなりの数の群れは確認できたが、すれているのか全く仕掛けに反応しない。

翌日の朝マズメに期待を持ち越し車中泊。

翌朝5時、日の出前のまだ薄暗い中ウキルアーで再開。

開始後まもなくいきなり隣の女性アングラーにヒット!

しかも立て続けに2本を釣り上げていたが、広い港内でヒットシーンを目にしたのはこの2匹のほかにターミナル前の釣り人の1匹のみ。

結局期待の朝マズメも一回のアタリもなく終了。

9時を過ぎたころ、道南の爆釣スポットとして情報を得ていた鵜泊漁港へ移動してみたが、瀬棚以上に鮭の気配はなく、再び瀬棚へ戻り釣り再開。

ポイントを少し変えてみたが状況は変わらず12時ギブアップ、納竿とした。


最終のつもりで出かけた釣行だったがもやもやとした気持ちが晴れず、翌週再び日本海へ。

この日は先行していた息子から釣れているとの情報を得、日本海のとある漁港へ向かった。

鮭狙いでは初めての漁港だったが、港内にかなりの鮭が入っているようで息子もすでに2匹釣っていた。

港内のいたるところで鮭のハネもあり魚影の濃さがうかがえる。

今回こそはと意気込んでさっそく釣り開始。

だが、ここでも自分の竿には反応が無い。

ルアーチェンジを繰り返してみてもフカセに変えてみてもなぜか自分の竿にアタリは来ない。

その間にも息子は着実に釣果を重ねていく。

結局日没6時までで一度のアタリも無し。

翌朝、開始間もなく息子にヒット!


しばらくしてようやく自分にもアタリ!

ゴツン、ゴツンという鮭特有のアタリに合わせを入れヒット!

慎重にリールを巻きながら足元まで引き寄せ、息子がタモを用意した瞬間フッと軽くなる。

バレた!


掛かりが甘かったか?

仕掛けを引き上げ針先を見ると、真っ二つに折れていた。

それほど古い針を使っていたわけでもなく、折れる理由に全く心当たりがなく意気消沈。

それでも何とか一匹と続けてみたものの、結局、この日の釣果は息子6匹(すべて雌)、自分はゼロ。

最終釣行は一匹も上げることができなかった。

場所によってはまだ釣れるところもあるだろうし多少悔いは残るが、今年の鮭釣りはここで納竿。

事情があってしばらく釣りには出かけられないので、リベンジは残念ながら来年まで持ち越しとしたい。


2022年10月5日水曜日

オホーツク鮭釣行記Ⅱ

 シーズンピークのこの時期、どこへ向かおうか?

いろいろと情報を調べながら、向かった先は「能取湖」

網走の東に位置するオホーツク海につながる湖で、ウィキでは海跡湖と紹介されていた。


能取湖

札幌圏から近い日本海側でも釣果が聞かれるが、今回は確率優先でおそらく魚影が濃いであろうオホーツクへ向かうことに。

予定は3日間。

10月1日(土)から3日(月)までだが、シーズンピークの土日は少し気になるところ。

だが、ここ能取新港はかなり広い漁港で近くに車を止めて釣りが楽しめる。

また、簡易トイレも設置されていて、女性連れがゆっくりと釣りを楽しむには絶好のロケーション。

初日はゆっくりと自宅を出発し、途中の寄り道もあって能取湖へ着いたのは午後4時。

日没時間も迫っていたので、短時間だが夕マズメのワンチャンスに期待しウキルアーで挑戦。

だが、鮭のアタリなし。

2日目、日曜日の混雑が予想されたので朝4時現地到着。

それでも広い漁港の堤防には、既にズラリと車が止められている。

なんとか空きスペースを見つけ道具をセッティングし車内で待機。

少し明るくなるのを待って、釣りを開始したのは到着してから1時間後の朝5時だった。周囲では赤や緑のデンケミの明かりが飛び交う、が釣れている気配は無し。

それでも6時を過ぎた頃から徐々に鮭を取り込む様子が確認され、釣れ始めてきた。

この日は朝マズメの短時間勝負で来ている釣り人も多く、7時を過ぎた頃からは空きも目立ってきた。

ある程度のスペースもできたので投げ竿をセット。

ルアーやフカセが多い中では投げ釣りは周囲に迷惑をかけるのでやめていたが、遠投せずに足元狙いで竿を出す分には問題無いだろうと判断。



その投げ竿に突然のヒット!

8時を過ぎた頃、突然竿尻が持ち上がるほど強いヒキがあった。慌てて竿をとり少しリールを巻いて合わせをいれる。

少し大きめの雌鮭が食いついてきた。

このとき使っていたのは、前回枝幸方面でベテランさんから頂いた仕掛けを少しアレンジしたものだ。

フロートには蓄光テープに、さらに100均のクリアホログラムシートを巻き付けアピール力をアップ。針は金のムツ針20号を使用。

胴付き仕掛けだが、ワイピンは使わずパワースイベルを伝ったシンプルな仕掛。前回の枝幸や猿払、そして今回とその威力は抜群だ。

だがこの一匹を釣った後、周囲も含めアタリが止まった。

かねてより能取湖周辺の釣り場が気になっていたので、午後からはいったん釣りを切り上げ近くの釣り場を見て回ることにした。

能取新港から北上し、能取湖口東の導流提や二ツ岩横のバイラギ川河口を覗いてみた。

それぞれに釣れそうな気配は感じられたが、見ている範囲では釣り上げるシーンは確認できなかった。

次回釣行時には検討してみたい場所だ。

市内のスーパーで買い物を済ませ夕方4時再び能取新港へ。

だが、短時間勝負もアタリ無く2日目終了。

3日目最終日。

この日は自宅までの距離を考え午前中の短時間勝負。

平日の月曜日ということもあって、それほど混んではいないだろうと朝5時過ぎ釣り場到着。

案の定車は少ないが、ホットスポットの周辺は混雑していた。近くに空きを見つけ釣り座を構え釣り開始。

やはりこの日も釣れるのはホットスポット周辺で我々のところまで鮭が回遊してこない。

それでも9時を過ぎた頃ようやくウキフカセに鮭ヒット!


周りを見て棚の深さを変えてみたのが正解だったのか、ようやくウキフカセで鮭を釣ることができた。

その後、投げ竿の餌交換で奥さんに預けていたウキフカセに再びヒット!

だが、慌てた奥さんの合わせが不十分だったのか、手元でばれてしまった。バラシの後、なんとかもう一度とウキを投入するが、残念ながら鮭はかからず。

12時で予定通り能取新港を切り上げ、帰り道の常呂漁港で少し竿を出してみる、が反応無し。

風も少し強くなってきたので常呂漁港での釣りを短時間で切り上げ、午後2時納竿とした。

最後のバラシが少し悔やまれたが、それでも遠征がボウズに終わることもなく少しホッとした気持ちで帰宅の途に就くことができた。



2022年9月24日土曜日

道北鮭釣行の旅

 今回選んだのは、稚内を中心に多くの鮭釣りポイントを抱える道北方面。


日本海側を北上し、天塩からは景色を遮るものがほとんど何もない「宗谷サンセットロード」をひたすら走り、初めに竿を出したのは「稚咲内漁港」

釣り人は数名いたが、港内に鮭のハネはあまり見られない。

だが、斜路付近で鮭を狙っていた釣り人は効率よく鮭を上げているようだった。

斜路から少し離れたポイントでルアーをキャストするがほとんど反応無し。

次に向かったのは「抜海漁港」

ここは稚咲内に比べると人は多いが、ハネやモジリも見受けられず鮭の姿は確認できない。

だが、近くで鮭を釣り上げる姿が確認できたので全くいないというわけでもなさそうだ。

この日は台風明けでまだ少し風が強く、とりあえず竿を出すが途中であきらめ稚内へ向かった。

稚内へは17時過ぎに到着。

すでに辺りは薄暗く、竿は出さずに車中泊ポイント「稚内道の駅」へ直行。


翌朝5時、近くの北船泊漁港へ向かうが、すでに大勢の釣り人の姿。

かろうじて空いていたポイントへ入るも、なかなか釣れない。

付近で釣りをしていた人が二人鮭を釣っていたが、他に港内でのヒットシーンは確認できず。

2時間で北船泊を諦め、今回の目的地「宗谷岬漁港」へ向かった。

ここは漁港内に公園があり、トイレや駐車場が併設された珍しい場所だ。

鮭釣りでは有名なのか、道外ナンバーのキャンピングカーも目立つ。

広い漁港なので釣り場はすぐに見つかり釣り開始。

だが、なかなかアタリは無い。

それでも港内では何か所かで鮭を釣り上げるシーンが見られる。

人によってはダブルあるいはトリプルで釣れているようだ。

ルアーからフカセに変えたり、あるいは棚を変えたりといろいろと手を変えて攻めるが、釣れない。

夕方、船揚げ場の斜路で鮭の群れを発見。

ダメもとでルアーを投げ込むと、何投目かでヒット!



少しブナがかった雄鮭だったがようやくかかった1匹に大満足。

また、手作りの自作ルアーに掛ってくれたのも嬉しさ倍増だ。

奥さんもウキルアーで挑んでみたが、貴重なアタリをものにできず途中でばらしてしまった。

翌日もここで粘ってみるか迷ったが、もう1か所寄りたい場所があったので次の宿泊予定地「猿払道の駅」へ向かった。

翌朝、釣れているらしいと聞いていた浜猿払漁港へ向かってみたが、駐車スペースに空きがなく断念。

先週のサーフ釣果もあり目的地を変更し猿払海岸へ向かう。


広いサーフに先客は5人ほどで問題なく場所は確保できた。

4本竿で開始するがなかなかそう簡単にはアタリは来ない。

しばらくして両サイドで鮭が釣り上げられる。

左のベテランさんは連続ヒット!

群れの回遊を確信し、しばらく穂先を見ているとようやく自分の竿にもアタリが。

だが、ファーストヒットであがってきたのはエサ取りのフグだった。

餌を取り換え再び穂先を眺める。

ほどなく、鮭のアタリ!

待望の一匹目は銀ピカの雄だった。

丸みを帯びた穏やかな顔つきだったので雌と勘違いしたが、後で自宅でさばいて白子を確認。

でも、雄にしろ雌にしろ鮭は釣れると嬉しい。

大事な命をいただくのだから、残すところなくおいしくいただくのが釣りをする人間のマナー。

その後少し釣れない時間が続き、ようやく揺れ動く穂先に大きく合わせを入れ2匹目ヒット!


だが、信じられないことに針を加えた鮭が大きく海面をジャンプ。

同時にリールを巻きあげる手がフッと軽くなる。

バレた!!

目視だから確かなことは言えないがかなり大きかったような気がする。


結局、このバラシ以降アタリは無くなり午後2時納竿。

最後のバラシを悔やみながら帰宅の途に就いた。

先週に続き今週もオホーツクでの釣果、9月の鮭はやはりオホーツクが本命のようだ。

2022年9月15日木曜日

オホーツク鮭釣行記

 長距離覚悟で2度太平洋へ鮭釣りに出掛けたがいづれもボウズ

このまま今年は鮭を釣ることができないのでは?と不安に思うこともあったが、今回のオホーツク釣行で待望の初鮭を手にすることができた。

9月に入ってからオホーツクの釣果報告を目にすることが多かったので今回のポイントとして選択してみたが、具体的な場所についてはあまり情報が得られなかった。

とりあえず紋別を起点に道北方面へ向かって走ってみることに。

そこで人の多さを判断材料にすればいいと、そんな曖昧な計画のもとに11日早朝の出発。

午前中に紋別港へついたが残念ながら紋別にはまだ鮭の姿は見られない。

とりあえず北上し興部方面へ移動、

さらに北上を続け浜頓別まで。

昨年釣れた漁港ものぞいてみたが、鮭の気配は全くなし。

せっかくオホーツクまで来て、入るべきポイントが見つからないのではという最悪の事態も考えていると別行動の息子から電話。

釣れそうな場所を探し当て、すでにそこで嫁さんがウキルアーで1匹釣ったとのこと。

さっそく向かってみたが、時間も遅くその日は場所だけを確認し宿泊予定地へ移動した。



翌朝4時、初めてのポイントで鮭釣り開始。

いつもはウキルアーで狙うが、今回は4本のブッコミで初挑戦。

だが、そう簡単には鮭は釣れない。

開始4時間、エサ取りに悩まされ続けようやく鮭のファーストヒット!

銀ピカのメス鮭がかかってくれた。


続いて2匹目、3匹目と好調に釣れたがその後アタリが止まり沈黙が続く。

周りも含め釣れる気配が消えたので、この日は17時納竿し車中泊地へ移動。


翌朝5時再開。

前日の連続ヒットもあって爆釣期待も少しあったが、期待とは裏腹に全く反応が無い。

だが、左隣の釣り人に連続ヒット!

しばらくすると今度は右隣でヒット!

自分を飛び越して両隣で鮭を釣り上げる。

こうなると気持ちに余裕がなくなり、エサ交換あるいはフックの交換と忙しくなる。

だが、効果はなく竿先は揺れない。

しばらくしてようやく左端の竿先に反応が。

鮭のアタリを確信し、大きく合わせを入れる。

ヒット!

ようやく4匹目が来たか、と喜んだのも束の間

鮭が加えていたのは、なんと隣人の仕掛けだった。


肝心の隣人は何処へ行ったのか、その場にはいない。

おそらく針がかりした鮭が動き回り、自分のラインに絡んだのだろうと推測。

隣人を探し出し事情を説明、もちろん鮭は隣人にお返しした。

無念!

結局このトラブルの後11時で三日目納竿。

釣果3匹は変わらず、それでもようやく釣れた喜びに満足しながら帰宅の途に就いた。

本格的なシーズンを迎えた北海道の鮭釣りはこれからまだ続く。

今シーズンあと何匹釣れるのか。

次回釣行計画の策定にいそしんでいる。


2022年8月29日月曜日

太平洋鮭釣行2戦目も・・・

 8月中になんとか鮭を釣りたいと、長期戦覚悟で向かった太平洋。

初日の厚内から旭浜経由歌別まで合計600km、3泊4日に渡る釣行にもかかわらずまたしても鮭に出会うことは叶わなかった。


8月24日9時自宅を出発。

高速を使わずに4時間半の道のりを走り、大津を経由して厚内へ到着したのは午後4時を過ぎていた。

釣り人は確認できる範囲で数名、だが釣れている気配はない。


先行者に情報確認をしてみたが朝のうち2本上がったものの、それ以降反応無く釣れていないとのこと。

とりあえずロッドを取り出しキャストをしてみるが、全く反応はない。

広い漁港を見渡してもどこにも跳ねやモジリもなく鮭の気配は感じられない。

繰り返すキャストに反応無く、この日は日没の18時に納竿。


厚内漁港の朝陽

翌25日早朝4時より再開。

前日に比べ釣り人の数は増えているが、みなさん目指すポイントは防波堤の先端部のようでそこから外海を狙っている。

今の時期は港内よりも外海のほうが可能性が高いということなのか。

だが、しばらく様子を見ていたが今日はここもダメなようだ。


自分は港内で2時間トライしてみたが釣れる気配無く、場所移動を決意。

厚内からほど近い大津海岸を経由し旭浜漁港へ向かってみた。

ここは厚内に比べ釣り人は多く、ほとんどが道東特有の「垂らし釣り」で鮭を狙っている。


左側の一角が空いていたので釣り座を構え釣り開始。


投げ竿2本とウキルアーを用意しキャストを繰り返すが反応なし。

すると右隣の夫婦連れの竿にアタリが来た。

穂先の柔らかい長竿が大きくしなり、銀ピカの鮭が上がった。

真横で釣り上げられた鮭を見て期待度は上がるが、なかなか自分の竿には来てくれない。


30分も経たずに再び右隣の垂らし竿にアタリ。

連続ヒットにうらやましさが募るが、やはり自分の竿には鮭は食いついてくれない。

太平洋で鮭を狙うのであればやはり垂らし釣りがベストなのか?


すると、放置しておいた投げ竿にアタリが来た。

タイミングを見計らい合わせを入れる。

待望のヒット!

だが・・・  軽い。

エサ取りのウグイか?


生体反応を感じながら手元まで引き寄せると、針先についてきたのはキュウリウオ。

魚体からキュウリのようなニオイがすることからそう名付けられているようだ。

結局この外道が2匹釣れただけでこの日も鮭に出会うことは叶わなかった。

26日釣行3日目。

前日2匹の鮭を確認していたのでこの日も旭浜漁港で再開。

だが、この日は周りも含め朝から1匹も釣れていない。

おまけに雨にも降られ、3時間で心折れ太平洋を再び南下。

十勝港、音調津漁港、目黒漁港と、前回と同じルートを経由し歌別漁港へ向かった。

さすがにここは釣り人が多く、堤防側にはズラリと人が並んでいる。

だが入れないことは無く、リスクは高いがロープが張られているところには空きがあったのでそこへ入り釣り開始。

釣りを始めてから1時間が過ぎたころ、堤防の入り口付近の垂らし釣りチームにヒット。

その後も何匹か釣れるが、この日はなぜかこの一角だけに集中していたようで、漁船の出入り口付近の好ポイントではヒットシーンが見られない。

11時過ぎから始めた自分にもアタリが来ることは無く、この日も残念ながらボウズ。

それでも何とか鮭を釣りたいと、もう一泊を決意し車中泊。

翌27日早朝3時釣り開始。

さすがに土曜日ともなると平日とは釣り人の数が違い、朝の3時には堤防側はほぼ満席の状態。

前日と同じ場所で釣りを始めるがこの日は周囲を含めなかなかヒットの声が聞かれない。

それでも4時を過ぎたころ、垂らし釣りチームにヒット。

開始2時間、港内全体で5匹ほどの鮭が釣れるのを確認したがそれ以降アタリもなくなり7時を過ぎたころには激しい雨に見舞われ釣りを中断。

雨は数分で小ぶりになったが、釣りを再開する気にもなれずそのまま道具を片付け車へ戻った。

朝食をとり車の中からしばらく港内の様子を見ていたが誰も釣れていない。

同じように釣りを中断し車へ戻ってきた方としばらく話をしたが、今年の歌別は例年になく不振とのこと。

30年以上のベテラン釣り師曰く、温暖化の影響なのか年々釣果が落ちて来ていて鮭の姿が見られなくなってきているらしい。

北海道の鮭釣りシーズンは9月から本格化するが歌別は早場といわれていて、自分も昨年7月末にここで2匹の鮭を釣っている。だが自分はともかく太平洋側のどこを廻って見ても釣れているという情報はあまり聞こえてこない。

海水温の影響で岸寄りが遅れているだけならまだいいのだが、個体数そのものが減っているのではないか?と心配されていた。

鮭釣りを始めてまだ5年目なので自分には体感できるほどの経験はないが、ほかの釣り場でも釣り師の方からは同様の話が聞かれる。

釣り人のゴミ処理問題や河口での制限期間延長などもあって、数年後には北海道での鮭釣りそのものができなくなってしまうのではないか。

そんな少し不安な気持ちを抱えながら結局最終日も8時で釣りを諦め、途中の静内温泉で肉体的精神的疲労を回復させ帰路に就いた。


静内温泉
それでも、とりあえずは9月からの爆釣を期待しながら次回釣行に向け準備をしている。

2022年8月11日木曜日

2022年鮭釣行初戦惨敗

令和4年度初の鮭釣行へ行ってきました。

初戦の地に選んだのは太平洋。歌別や十勝といった激戦区が並ぶ鮭釣りでは有名な場所ですが結果は惨敗。当日の空模様や鮭の釣果情報などから迷いに迷って決めたポイントでしたが、どこにも鮭の姿は確認できませんでした。

唯一最後に訪れた漁港では我々が到着する前に何本か上がっていたようでしたが、実際に釣り上げられるシーンにはどこへ行っても目にすることはできませんでした。

初日、自宅を10時過ぎに出発。夕張紅葉山から高速を東へ向かい帯広経由で広尾町へ向かいます。

十勝港

 8月9〜10日

最初に訪れたのは十勝港。毎年目にしている光景ですが、第四埠頭にはずらりとたらし釣りの竿が並んでいます。


道東の鮭釣りはたらし釣りがメインで、ウキフカセやウキルアーで鮭を狙っている釣り人は殆ど見かけません。この日はあまり動きがないらしく皆さん車の中で待機中。

ここでは竿を出さず次へ向かいます。十勝港から海岸線を南へ下り15分程度の音調津漁港。

ここでも数名の先客はいましたが、鮭の姿はなく皆さんまったりとした様子で釣り糸をたれていました。もう少し活気があればここで竿を出すことも考えたのですが、諦めて移動。

天気予報で終日雨ということはわかっていましたが、目的地を変更して歌別へ向かいました。途中の目黒漁港も除いてみましたが、5〜6名の釣り人の姿は確認できたものの他と同様連れている気配はありません。


目黒漁港

目黒から40分ほどで歌別到着。ここは流石に鮭釣りのメッカと言われるだけあって大勢のアングラーがいましたが、ここも他と同じように鮭の姿は見られないようで、堤防にはキャストをせずに休んでいる釣り人が多くいました。

ここまで来た以上何もせずに帰るわけにも行かないので準備をしキャスティング開始。


しかし、始めた頃は小雨で釣りには影響はなかったものの、次第に降りかたが激しくなり途中で断念。

翌朝再チャレンジということでこの日は18時前に終了。

翌朝3時、雨は少し小降りになっていましたがすでに堤防には大勢の釣り人が並んでいて釣りを始めています。数多くの電ケミライトの明かりを目で追いながらその動きを確認。でもなかなか鮭のヒットは見られません。

この日は漁が雨で中止となったことで漁船の出入りもなく、駐車スペース側からもキャストができたので、混雑する堤防側へは入らずに釣りを開始。しかし何度キャスティングを繰り返してもエサ取りはおろかなんの反応もありません。

数日前の情報ではすでに何本か釣れていると聞いていたので期待してきてみたのですが鮭の反応はありません。ハネやモジリも確認できず鮭の姿は確認できません。

繰り返しのカラキャストに疲れ、竿を休める釣り人の姿も徐々に増えてきました。

6時までなんとか頑張ってはみたものの、このままここでの釣りを続けても釣れないと判断し歌別での鮭釣りを諦め移動を決意。ふたたび太平洋を北上し音調津漁港経由で旭浜漁港まで移動しました。


旭浜漁港

旭浜へ着いたのは11時過ぎ。

ここも釣り方は垂らし釣りで数多くの釣り竿が並んでいます。

肝心の鮭はといえば、朝のうちに何本か釣れていたようでしたが自分たちが着いてからはやはり反応はなくキャスティングを繰り返しても空振りに終わります。

唯一釣れた話に触れることのできた旭浜漁港でしたが、残念ながら周りも含めまったく反応のない鮭釣りに心が折れ12時を少し過ぎた時間に納竿としました。

十分な睡眠を取らず3時から始めた歌別での釣りのせいで、疲れも出始めていたので今回の鮭釣行坊主を受け入れ帰宅の途に就きました。

今回は残念ながら初戦を飾ることはできませんでしたが、今月中にはもう一度リベンジ釣行にでかけたいと考えています。

2022年8月6日土曜日

石狩湾で真夏のシャコ釣り

 小樽で初めてシャコを釣ってから、もう一度シャコを釣りたいと石狩湾新港へ。コストコでの買い物帰りに樽川埠頭へ向かってみました。

ここにコストコができてから、買い物帰りに釣りあるいは釣りの帰りに買い物が可能となり、この地域の魅力がワンランクアップしたように思います。


今回のポイントの樽川埠頭は平日でも相変わらずの人出でにぎわっています。特に駐車場の前はいつ行っても入る隙間はありません。

公園のハマナスプロムナードをモニュメント方向へ歩き、適当な場所で釣り座を構え第一投。

シャコ釣りはいままで経験したことがなく、偶然釣れた先日の小樽が初めてだったので釣り方がよくわかっていません。仕掛けやアタリの特徴、リーリングなど一通りネットで調べてはみたもののやってみなければわからないことだらけです。

とりあえず手持ちのカレイ仕掛けでチャレンジ。

時々竿先が揺れアタリらしき反応はあるものの巻き上げてみると何もついていない。そんなことを何度か繰り返していると、後から入ってきた釣り人がシャコを連続ヒット。

何が違うのか?

ポイント(場所)の違いもあるのかもしれませんが、根本的な違いはやはり仕掛けにあるのでは?と考え、急遽近くの釣具店(新港フィッシングさん)へ向かい仕掛けと新鮮なイソメを購入。


釣り場へ戻り仕掛けを変え再びキャスティング。

しばらくアタリを待っていると竿先が大きく揺れようやく来たかな?と期待を込めてリーリング。

かすかな重量感を感じながらリールを巻いていると、仕掛けの先にシャコの姿。

ようやく釣れたと喜んだのもつかの間、海面から引き上げる直前にバラシてしまいました。

気を取り直して餌を付け替えキャスティング。

穂先の動きを注意深く見ていると少し大きな縦揺れ。シャコのアタリとは少し違うような気もしましたが、注意深く手元に寄せると針先に食いついてきたのは小さなハゼでした。


とりあえずボウズ逃れのつもりでキープ、でもハゼ1匹だけ持ち帰っても仕方がないと思い直してリリース。

本命シャコがつれたのは開始1時間が過ぎたころ。

小さなアタリがあり穂先が何度か揺れますが、すぐには合わせは入れず少し待ちます。そうすると同じような揺れが間隔を置いて続き、ついていることを確信してゆっくりとリールを巻きながら手元へ寄せてきます。

ようやくファーストシャコヒット!


仕掛けの違いを実感し次の獲物を狙います。

この調子で最低でも5匹は釣りたいと期待値が高まったところで、足元で根がかり。

樽川は足元が根がかりしやすいと聞いていたので、極力竿を立てて取り込んでいましたがそれでも掛かってしまいました。結局力任せに糸を引っ張り仕掛けをロスト。

心が折れ掛けましたが、何とか気持ちを立て直しキャスティング再開。

結局そのあと1匹追加し本命のシャコは最終2匹で終了。

周りの釣り人を見ても散発的には釣れるものの入れ食いのように連続で釣り上げている人はいません。シャコ釣りはこんなものなんだろうか?あらためてシャコ釣りの難しさを実感して19時納竿。

道具を片付け駐車場へ向かうとフェンス前で人が密集し海面をのぞき込んでいます。

どうやらイワシの群れが入ってきたようで2連掛け、3連掛けでイワシが釣れています。

その様子を目にして、いったんは納竿とした釣りをサビキで再開。

親切な方がいて場所をあけていただきイワシ釣り開始。

30分ほどで11匹のイワシを釣ることができました。

とりあえずは2~3日分の食材にはなるだろうと、少しアタリが止まったところで釣りを終了。

午後8時自宅への帰路につきました。



2022年7月28日木曜日

真夏の釣行記

7月19日夏枯れと呼ばれるこの時期、カレイ狙いで再び太平洋へ。

近郊の苫小牧港は残念ながら釣り禁止区域が増え、今回向かったのはシシャモで有名な鵡川町。漁港横のサーフに入ってみました。

先客は二人、他に釣り人の姿はありません。


時間は午前9時、少し離れた場所に釣り座を構え第一投、反応はありません。

この時期まだカレイが釣れるのか、釣りを始めてまだ5年目の新米には経験が浅くよくわかりません。ただ先客がいるということは、可能性はゼロではないとプラス思考で考え釣りを開始。

時折揺れる穂先も経験不足の自分には波の揺れかアタリなのかまだよくわかっていません。ただ、穂先の鈴が鳴るとアタリということは数少ないカレイ釣りの経験からわかってきました。

しばらくしてはっきりとした強いヒキがあり鈴が鳴りました。

慎重に合わせを入れリールを巻きます。が、ついてきたのは嫌われ者のウグイ。

かわいそうというか、でもウグイにとってはラッキーというか、私にとってはサイズの如何にかかわらずリリース対象魚。

その後も釣れるのはウグイばかり。

3時間粘って鵡川を諦め苫小牧へ移動します。

苫小牧は勇払埠頭はじめ、釣り禁止区域が増え楽しめる場所が限られてきましたが、その残り少ない場所「キラキラ公園」を覗いてみました。

残念ながらここでも魚の影なし。やむなくこの日の釣りは終了。

日を改め、今度は日本海へ向かいます。

目指すは小樽港。

ここもあまりいい話は聞こえてきませんが、過去のSNSで時期的にはマイカが釣れるという情報も目にしています。これまでマメイカは釣ってもマイカは釣ったことがなかったので、運が良ければマイカにも出会えるかもしれないと根拠のない期待を抱きエギング開始。

同時にカレイ狙いで2本の投げ竿も用意します。

ところが期待していなかったカレイが釣れ、気持ちはエギングから投げ竿へシフト。

でも、釣れるのはヒトデばかり。しかもダブル。
しばらくすると隣のベテラン釣り師がシャコを釣り上げます。

シャコはこれまでまだ釣ったことがなかったので自分の竿にも来ないかと期待しますが、なかなか釣れません。

ヒトデと格闘しながら日没で辺りが暗くなりかけたころ、投げ竿にかすかなアタリ。

奥さんに竿を上げてもらったところ、ついてきたのはシャコ!
釣りを始めて5年目、初めてシャコを釣りました。

その後シャコを追加しようと粘るも、相変わらず食いついてくるのはヒトデかウグイ。

結局釣果はカレイ1匹、初シャコ1匹で終了。

不満の残るリベンジ釣行でしたが、10時納竿とし帰宅しました。

2022年7月2日土曜日

自作エギで実釣テスト

 前回の石狩東埠頭のマメイカ釣行で今年の春マメは終了のつもりでいましたが、小樽で釣れていると聞き再びマメイカを求めて釣行に出かけてしまいました。

同時にイワシの群れにも出会えないかと途中で撒き餌を仕入れ、向かった先は小樽港厩岸壁。


この日の狙いはあくまでもマメイカなので家を出たのは11時過ぎ。そのため小樽到着は12時を過ぎていましたがいつもは混雑する厩岸壁も釣り人の数は少なく、場所の確保に問題はありませんでした。

ただ、見ている限りイワシはおろかチカもそれほど釣れている様子はなかったので、気になっていた余市方面へ場所移動。途中余市河口漁港ものぞいてみましたが釣り人はゼロ。当然イワシの魚影なし。

いつもは釣り人で賑わう余市港も同様で釣り人の姿は確認できませんでした。

夏枯れといわれるこの時期、さすがの余市港にも釣り人の姿が無いとなると本当に釣れる魚はいないのかと不安になります。

古平、美国方面へ向かっても同じだろうと判断し再び小樽港へ。

天気もいいし、のんびりとチカ釣りでもしながら夜を待つことにしました。

7時を過ぎたころから徐々に集魚灯の明かりが灯りはじめマメイカ釣りが始まります。

釣り人の姿も増え始め、厩岸壁はチカ狙いからマメイカ狙いのエギングへモード変更。



待望のファーストヒットは開始後30分ほど過ぎたころに来ました。ただ、いつものことですがこの後が続きません。1時間ほどキャストを繰り返しようやく2匹目。

周りもそれほど釣れている様子はありません。

この日は自作エギの実釣テストも考えていましたが、あまりにも渋かったのでしばらくはヤマシタナオリーでアタック。出来栄えには満足していても肝心のマメイカが反応してくれるのか一抹の不安もあったので自作を使うことにためらいがありました。

ところが、後から始めた奥さん、いきなり根がかりで貴重なエギをロストしてしまいます。

ここで、ロストしてもそれほど悔やむこともない自作エギの登場。

実釣テストは奥さんに任せることにしました。

ただ、自作であれ市販品であれ激渋のマメイカはなかなか釣れません。

23時頃まで粘りましたが、思い通りに釣れず周りも徐々に引き上げ始めたのでここで納竿。

ところが、最後に引き上げた奥さんのエギになんとマメイカがヒット!

ロストしても惜しくないようにと切り替えた自作エギにマメイカが食いついてくれました。

結局この日の釣果はわずか4匹と惨敗。

リベンジはかないませんでしたが、自作のエギにマメイカが反応してくれたことが唯一の収穫でした。

実釣テストは一応成功ということで秋のマメイカ釣行を楽しみにしています。

※仕掛けづくり

2022年6月14日火曜日

石狩湾新港マメイカ4戦

 石狩湾新港でふたたびマメイカが釣れていると聞いて行ってきました。

場所は東埠頭。人気の砂揚場前は作業中の為入れず、係留中の船の横に場所を見つけ午後3時開始。

でもしばらくアタリはありません。

石狩湾新港は札幌圏ということもあり、シーズンインしてからはいつも大勢のエギンガーで賑わっています。特に最近は釣り人の数が目に見えて増えているような気がします。

そのためか晩期のマメイカはエギ慣れしているのか、すれているという言い方をしますがなかなか反応してくれません。

キャストしたエギを着底させ、ラインにテンションを掛けてラインの変化を見てアタリをとる、という方法が動画で紹介されていたので真似てみますがなかなかうまくいきません。

キャスティングを続けること2時間。

穂先が引き込まれるようなアタリがあり、ようやくファーストヒット!

慎重に引き寄せ待望の1匹目。

でもその後が続きません。

周りも散発的なヒットはあるものの、なかなか続きません。

結局、夜9時過ぎまで粘って僅か2匹でギブアップ。

当然リベンジです。

フラストレーションを抱えたままでは健康上よくありません。

天気予報で風、雨の情報を調べ三日後13日再び石狩湾新港東埠頭へ。

この日は幸先よく2投目でファーストヒット!

リベンジ成功か?と思ったのもつかの間、この日もアタリが続きません。

それでも釣れることを信じて空振りキャストを続けます。

陽が沈み辺りが暗くなり始めたころ、投光器で海面を照らし夜の部開始。

明かりで照らされた海面に小魚の群れが現れ、それを狙った魚(おそらくニシン?)の乱舞が始まります。でもなかなかマメイカの姿は見えません。

粘り強く誘いを入れ続け、何とか2匹を追加し奥さんと合わせて5匹のマメイカを釣ったところで10時半納竿。

午後2時過ぎから10時半までの長時間釣行でわずか5匹。

疲れました。

まだもう少し釣れるとは思いますが、マメイカを追い求めるのは10月の秋マメまでお休みです。年寄りにとって長時間の夜釣りはやはり応えます。

8月からの秋サケシーズンが始まるまではチカやイワシ、サバといった魚たちが遊び相手になってくれるでしょう。

2022年6月1日水曜日

マメイカ釣行第3戦(再び留萌港)

 自宅から近いところでマメイカ狙いのつもりで家を出て、向かった先は石狩湾新港東埠頭。

港の一角に大勢の釣り人の姿、釣り上げていたのはマイワシでした。みなさんの爆釣している様子を見ると釣りたくなるのが釣り人の性。でも係留中の船と先客に阻まれ入る場所はありません。

今日の目的はあくまでもマメイカと割り切り場所移動。

途中の漁港の様子を探りながら日本海を北上します。

最初に立ち寄ったのは古潭漁港。釣り人は数名いましたが狙いはカレイで釣れている気配なし。マメイカの気配も感じられません。

続いて浜益河口導流提。ここはついでに立ち寄った場所で、もちろんマメイカは期待していません。先端部に数名のアングラーの姿が見えます。みなさんサクラマス狙いでしょうか?

続いてお隣の浜益漁港。ここは数日前までホッケが釣れていたようですがいまはすっかり影を潜め、人影もまばら。何を狙っているのかわかりませんが、2~3名のアングラーがキャスティング中。

さらに北上を続け雄冬漁港へ寄ってみました。ここも釣り人の姿はあまり見かけられず、数名が投げ竿でカレイを狙っているようでした。一応エギングロッドを出してはみたものの、掛かってきたのはウグイ一匹。残念ながらマメイカの気配はありません。

結局、長距離を走り再び留萌港へ来てしまいました。

ここはやはりマメイカの聖地なのでしょうか?相変わらずエギンガーが多いようです。でも、前回と比べてあまり釣れている様子はありません。

一応ロッドを準備しエギング開始。アタリはありません。

一時間ほど経過し、ようやくのファーストヒット!でも続きません。

3匹釣ったところでアタリも止り沈黙タイム。

7時を過ぎ、周囲が暗くなりだしたころ再びヒット!集魚灯に集まりだしたのかアタリが続きます。2匹、3匹と続きますが、前回に比べペースは上がりません。

結局12匹を釣ったところで寒さに耐えかねギブアップ、納竿としました。

今回当初目的の石狩へ入れず長距離を走って留萌まで来てしまいましたが、できればあまり走ることなくマメイカを狙いたいと考えています。先日SNS情報で見かけましたが、苫小牧方面の釣果は上向いているのでしょうか?6月はできれば苫小牧方面で狙ってみたいと考えています。

2022年5月12日木曜日

車中泊釣行でイワシの大群に遭遇

 久しぶりの車中泊釣行で岩内港へ行ってきました。

狙いはカレイとマメイカ。

春のカレイは終盤を迎え、SNS情報でも目立った釣果は上がっていません。

逆にマメイカは例年より少し早めですが、日本海方面で釣果が上がってきています。

できれば両方を数釣り出来ればと淡い期待を抱き、14時出発。

途中余市河口漁港へ寄って岩内港へ到着したのは18時を過ぎていました。

投げ竿2本を用意し、日没間際から始めたカレイ釣りは相変わらず反応なし。ようやくの当たりで上がってきたカレイも手のひら(以下)サイズでリリース。

カレイをあきらめ、エギングへ切り替えてもしばらくはアタリはありません。

今回はこのままボウズかも?と、少し不安に駆られたころようやくファーストヒット。良型のマメイカが上がってきました。

その後すぐに2匹目と続いたので爆釣を期待しましたが、残念ながら続かず。

散発的なアタリで5匹を釣ったところで集魚灯の充電が切れ終了。

翌朝も投げ竿にはなんの反応なくダメもとではじめたデイエギングに、なんとカジカが食いついてきたではありませんか。タモを用意していなかったので慎重にラインを手繰り寄せ、なんとか引き上げましたが、エギにカジカが食いつくとは正直驚きです。

その後岩内港では周りも含め目立った釣果もなく、開始2時間であきらめ場所移動。

前回ホックを爆釣した兜千畳敷へ寄ってから、当丸峠を越え余市方面へ向かいました。兜は人が多く入る隙間なし。

途中の小さな漁港で釣り人の姿を見かけ、何を釣っているのか様子を探っているとサビキにイワシの姿を確認。いままで立ち寄ったこともない小さな漁港でしたが、時間もあったので寄ってみることに。

イワシがいるのか気になり海面を除いていると、目の前を泳ぐ大群を発見。

すぐにジグサビキを用意し群れめがけてキャスト。

でも簡単には釣れません。群れの先にジグをキャストし、群れの中をサビキが通過するようにリールを巻いても群れはきれいにサビキ仕掛けを避けて通ります。

それでも何度か続けているとようやくヒット!

始めは無反応だった撒き餌にも徐々に群がるようになり、奥さんと二人で30匹ほど釣ったところで納竿。夫婦二人で食べるには十分な数を釣ったところで午後2時帰宅の途に就きました。

二日間の車中泊釣行で手にした釣果はイワシ30匹、マメイカ5匹、カジカ1匹。

狙いのカレイは釣れませんでしたが、大型のイワシの群れにも出会え満足しています。

2022年4月26日火曜日

勇払前浜でカレイ釣り

 春カレイを釣りたくて4月25日月曜日ふたたびカレイ釣行に出た。

向かった先は苫小牧勇払前浜。

苫小牧東港と勇払マリーナの間に位置する海岸線で、カレイ狙いでは初めて訪れた場所だ。

これまで何度か向かった日本海では思った釣果を出せていなかったので、今回は目先を変え太平洋側へ向かってみた。

釣り好きなのに朝が弱く、今回も自宅出発時間は午前7時。

途中ウトナイ湖の道の駅でトイレをすませ、勇払前浜へついた時間は9時過ぎと相変わらずののんびり釣行。

太平洋でカレイを狙うのは初めてなので果たしてこの時期釣れるのか、わからないまま現地へ到着すると先客は誰もいない。
サクラマス狙いのルアーマンが数人いたが、私たちの到着と入れ替わるように帰っていった。

この広いサーフで夫婦二人だけのカレイ釣りが始まる。風もなく快晴の釣り日和だが、周りに誰もいないとやはり少し寂しさを感じる。

開始後30分ほどアタリ無く、餌を付け替え再キャスト。
すると間もなく左の竿の穂先の鈴が鳴る。置き竿を手に持ち替え、反応を探りフッキング。

ファーストヒット!
久しぶりの生体反応と重量感がリールを巻く手に伝わる。
少し間を置き右の竿にもアタリが来る。
ほぼ同サイズの、これも同じくヌマガレイ。

その後イシガレイ含め4匹を釣ったところでアタリは遠のき釣れない時間が過ぎる。

最近は日本海方面ばかり出かけていたが、去年までは苫小牧方面へはイワシやマメイカを狙って何度も来ていた。だが白老港や苫小牧西港の釣り禁止が決まってからはほとんど足を向けることがなくなっていた。

久しぶりに来てみたが、やはり太平洋側のポテンシャルは高い。
漁船や大型船を気にすることなくのんびりとアタリを待つ、サーフのカレイ釣りもまた楽しいものだ。

ぼんやりと海を眺めそんなことを考えていると、竿先の鈴がかすかに鳴り明らかにアタリとわかる動き。慎重に合わせを入れリールを巻きあげると、2本バリの両方にカレイが食いついている。

ダブルヒット!

だが、このダブルヒットを境に風が少し強くなり波もたってきた。
竿を出せないほどではなかったが、時間も3時を回りここで納竿とした。

6匹のカレイ釣果に少し満足し、ゴールデンウィークにまた来てみようかと考えながら帰宅の途に就いた。

2022年4月24日日曜日

カレイを求めて東積丹漁港巡り

 カレイの投げ釣りに魅了され再び日本海方面へ釣行。

最近は1週間先の風の強さや波の高さといった、釣りには欠かせない情報が確認できる便利な天気アプリのおかげで、手軽に事前の情報確認ができるようになり釣り場へ着いてから現地の天候に悩まされることがほとんどなくなった。

この日も絶好の釣り日和。

4月19日(火)早朝自宅を出発し目的の場所へ。

初めに向かったポイントは、3月初めにホッケを爆釣した余市の出足平漁港。

ここは漁船の出入りが気になる場所で、あまり遠投すると仕掛けの回収が間に合わなくなる恐れもあるため、とりあえずチョイ投げで様子を伺う。

だが、2本の竿を出し穂先を見つめるが全く反応がない。

漁港内にはほかに釣り人の姿は無く、ポイント選択を誤ったのかと不安に駆られる。

久しぶりの釣行なので、坊主は避けたいところだ。

僅か30分ほどで出足平を切り上げ隣の古平港へ移動。

ここもほとんど釣り人の姿が見られない。

堤防先端部に数名のアングラーがいるだけで、釣れている様子もない。

一応竿を用意するが、出足平と同じく反応なし。

日本海のカレイシーズンはもう終わってしまったのだろうか?

ここは1時間で切り上げ、前回実績のある幌武意漁港へ移動。

さすがに古平や出足平と比べ人は多い。

本来立ち入り禁止の堤防先端部にも結構な釣り人がいる。

もちろんそこには入らず、釣りが可能な限られた場所で釣り開始。

隣の先客に挨拶し様子を伺うと、ほとんど釣れていないようだ。

ふたたび移動するのもどうかと思い、今日はここでのんびりと一日を過ごしてみるかと覚悟を決める。

間もなく隣の釣り人が良型のカレイをヒット。

続けて奥さんも型は小さいが待望のマガレイを釣り上げる。

ブラーのイソメに食いついてきた。

自分はあくまでも投げ竿に固執し、竿先の鈴が鳴るのを待っている。

しばらくして、ようやく自分にもアタリが来る。

慎重に合わせを入れリールを巻くと、食いついてきたのは手のひらサイズのマガレイ。

結局4時間粘ってミニサイズ3匹で終了。

一日粘ってみるかと決めた決意も揺らぎ、ふたたび移動。

とりあえず幌武意から近い入舸へ向かってみたが、風が強く断念。

風の影響を考え、西積丹へは向かわず帰路の途中の小樽港へ移動。

厩岸壁ではまだホッケが釣れているようで、多くの釣り人が足元に群れを集めサビキで楽しんでいる。

ホッケはまだ家の冷凍庫にあるので、ここでも狙いはカレイ。

だが、投げ竿には全く反応がない。

日没まで粘って釣れないカレイを諦め、ターゲットをマメイカに切り替える。

数日前に結構釣れたようで、釣り人の数は多い。

ホッケ狙いの釣り人と入れ替わるように、イカ狙いの夜釣りメンバーが入ってくる。

ライトを用意し、身エサを撒いたテーラー仕掛けを海中へ投入。

続けてエギ&スッテをキャスティング。

だが、そう簡単には釣れない。

周りの様子を見てもほとんど釣れていない。

諦め掛けたそのとき、ようやくマメイカヒット!

ロッドに掛る独特の重み、久々の感触だ。

開始2時間でようやくかかった1匹目に歓喜し、車内で休んでいた妻に写真を撮らせ再びエギキャスト。

さあここからだ、と意気込んでみたが結局続かず午後8時終了。




2022年4月7日木曜日

西積丹の磯で春ホッケ爆釣

 カレイが釣りたくて向かった岩内港。

天気も良く張り切って早朝5時に出発したにも関わらず、釣り場は車でいっぱいだった。

平日にもかかわらず入る隙間なしとは。やむなく場所移動で向かった次のポイントは?西積丹では有名な磯場。

こちらも駐車中の車は多いが、入れるスペースがあったので車を止め様子を見る。ジギング、投げ釣りそれぞれのスタイルで皆釣りを楽しんでいる。

今日の目的はカレイ釣り。

投げ竿を出せる場所を探すが、さすがに岩場の先端部は先客で埋まっている。

それでもなんとか竿を出せるスペースを見つけ、隣の釣り人に挨拶をして釣り開始。だが、竿先に魚信なし。穂先は揺れるが、波のせいで魚のヒキではない。

アタリのない竿の餌交換の為リールを巻いているといきなりの根がかりで仕掛けをロストしてしまう。周りを伺ってもカレイを釣り上げている釣り人は少ない。ふと右手のほうをみると、ホッケが釣れている。

カレイ目的でここへ来たが、いきなりの仕掛けロストで心折れ、急遽ターゲット変更。

ウキフカセ仕掛けのロッドを2本用意しホッケ釣りを開始。

タイミングよく大型の群れが入ったようで、仕掛けを投げ入れるとすぐにウキが沈む。

奥さんはコマセネットを使っていたが、オキアミが切れても針にエサさえついていれば問題なくホッケがかかってくる。

入れ食いだ。

結局2時間ほどでクーラーボックスはいっぱいになりホッケ釣りは終了。この日魚影は濃かったのでまだまだ釣れたが、区切りのいいところで納竿とした。いつもなら帰宅の途に就くところだが、カレイ釣りが心残りで再び岩内港へ戻ってみた。

午後2時、さすがに人は減っていたので空いている場所で投げ竿セットしアタリをまつ。

開始1時間ほどで待望のアタリが来る。サイズは30cm程度の川ガレイ。続いて手のひらサイズより若干大き目の2枚目。

だが、カレイはここでストップ。

足元のサビキに掛った5匹のホッケを加え5時納竿。

カレイはもう少し釣りたかったが、岩内港の日没も迫り帰宅の途に就いた